SEO会社の正しい選び方|失敗しないための注意点も解説

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当メディアPINTO!のSEO担当者をしている山本です。

私はオウンドメディアのSEO担当者を7年ほどやっているのですが、始めてまだ間もない頃はSEO会社にコンサルティングを依頼をしていました。しっかり成果につながった一方、今となっては別の視点もあるSEO会社に依頼をしておけば、より成果を出せたかもしれないと思うことがあります。

そこでこの記事では、このような自身の経験も踏まえながらSEO会社の選び方についてご紹介します。しっかりと成果を出したい・絶対に失敗したくないという方にはきっと参考になると思いますので、最後までご覧いただけたら幸いです。

SEO会社の選び方

私が過去SEO会社に依頼し、またその後もSEO対策に従事する中での気づきを踏まえると、SEO会社を選ぶときは以下のポイントを押さえるべきだと思っています

  • 企業戦略や事業戦略に基づいたSEO戦略を提案してくれること
  • Webマーケティング全般を支援できるSEO会社を選ぶこと
  • 実績があるSEO会社を選ぶこと
  • 支援内容が自社のニーズにあっていること(状況あわせてカスタマイズできること)

それぞれの理由や具体的な選び方について、解説します。

企業戦略や事業戦略に紐づいたSEO戦略を提案してくれること

SEO会社への依頼を検討している方は、すでに「メディアを成長させたい」「PV数を伸ばしたい」などの要望を持っている人が多いかと思います。もしも今、自分の中にあるこのような要望を伝え、それを達成できそうな施策を提案してくれれば、そのSEO会社に対してよい印象を抱くのではないでしょうか。

しかし注意したいのは、SEO対策を行う上で重要なのは、「ビジネスの成果」に繋がるかどうかだということです。特に右も左もわからない状態でWebサイトの運用を始める方は、そもそも今の要望が最適なのかわかっていない可能性もあります。つまり依頼側がもっている要望を鵜呑みにするのではなく、そこに一度疑問を持ち、企業戦略や事業戦略を達成するためのSEO戦略をリードして考えてくれるSEO会社を選ぶことが大切です。

実際に私がオウンドメディアの運用を始めたばかりの頃も、とにかくPV数が重要だと思っており「目標PV数を達成したい」という要望をSEO会社に伝え、そのための施策を行っていました。目標数字は達成したものの、いざ立ち返ってみると事業貢献になっておらず、これまでの労力が水の泡になったという苦い経験があります。

💡選び方のポイント1つめ

御用聞きのSEO会社でなく、企業戦略や事業戦略に基づいた提案をしてくれるSEO会社を選ぶこと

Webマーケティング全般を支援できるSEO会社を選ぶこと

SEO施策は、数々あるマーケティング施策の中の1つです。また、先ほどご紹介したように、企業戦略や事業戦略に紐づいている必要があります。このような考え方を元に戦略を考えた場合、SEO以外にもやるべき施策や優先度が高い施策がでてくる可能性があります。そもそもWebサイトのリニューアルを検討すべきかもしれません。

SEO戦略が企業戦略や事業戦略に紐づいているイメージ図

また、SEO施策が軌道に乗った場合は、次の施策としてリスティング広告やSNS広告など、集客チャネルを広げることもあるでしょう。以上を踏まえ、SEOだけに限らずWebマーケティング全般を支援できる会社を選ぶのがおすすめです

これがSEO対策しかできない会社となると、リスティングは別の会社、SNS広告はさらに別の会社に依頼することになります。それでは依頼者も疲弊してしまいますし、管理も非常に手間がかかります。各施策の連携もしづらくなるため、できるだけWebマーケティング全般に知見のある会社を選びましょう。

💡選び方のポイント2つめ

リスティング広告やSNS広告、Webサイトのリニューアルなど、Webマーケティング全般を支援できる会社を選ぶ

実績のあるSEO会社を選ぶこと

SEO会社を選ぶポイント最後のひとつは、実績のあるSEO会社を選ぶことです。具体的には、サイト型や規模・業界で近しい実績があるかどうかを確認しましょう。サイト型というのは、サービスサイト・ECサイト・オウンドメディアなどにサイトを分類したものです。このサイト型やサイトの規模・業界などによりSEO戦略に差がでるため必ず近しい実績があるか確認しましょう。

実績のあるSEO会社は、公式サイトなどで実績・事例ページを公開しているケースが多いです。実績を確認する際は、「このキーワードで上位表示経験がある!」などの曖昧な実績よりも、実際にクライアント名を開示しているSEO会社の方が安心です。弊社含め、きちんと情報を開示している会社を選ぶようにしましょう。

PLAN-BのSEOコンサルティング事例

 

出典:SEOコンサルティング |株式会社PLAN-B

また、不得意な分野を正直に伝えてくれるかどうかも確認してみてください。SEO会社は長く付き合っていくパートナーですので、誠実な対応をしてくれる会社を選ぶことをおすすめします。また、SEOを代行しているだけではなく自社でメディアやサービスを成功している会社を選ぶば、依頼者側の立場もわかってくれるようなSEO会社を見つけやすくなるかもしれません。

💡選び方のポイント3つめ

具体的な実績・事例を公開しているSEO会社を選ぶこと

支援内容が自社のニーズに合っているか

SEO会社と一言にいっても、支援できる領域・提供しているサービスは多岐にわたります。そのため、自社の状況にあったサービスを提供している会社(または自社の状況あわせてカスタマイズできる会社)を選ぶことが大切です。

サービス内容を大別すると、SEOコンサルティング・記事制作・内製化支援に分けることができます。各サービス内容の詳細や費用目安は以下の表をご覧ください。以下の中から、自社のリソースや運用体制・予算にあわせたサービス内容を選択することが大切です。

サービス(費用目安)支援内容こんな会社におすすめ

SEOコンサルティング
(月額30~100万円)

企業戦略や事業戦略に基づき、SEO戦略の設計や対策キーワードの選定を行う。また、選定したキーワードで上位表示するための具体的な施策の提案を行う。社内で手を動かせるメンバーはいるが、どのように施策を進めればいいのかわからない。順位の上げ方がわからない。戦略など上流工程から手伝ってほしい。
記事制作・コンテンツライティング
(1記事3~10万円)
選定キーワードに対し、構成案の作成やライティング、記事の校正などを行う。必要に応じて監修者のアサインなども可能。自社でライティングをするリソースがない。SEO記事を作りたいが作成方法がわからない。クオリティが低い。
内製化支援・SEOツール導入
(月額5~10万円)
コンテンツ企画・制作・評価・改善などをはじめ、SEOにおけるパフォーマンスチェックなどを行えるツールの導入を行うことで、自社内でSEO対策ができる体制を構築する。コンサルティングを依頼したいけど、そこまで予算がない。順位の上げ方がわからない・どう施策を進めればいいのかわからない。

 

💡選び方のポイント4つめ

SEOコンサルティングや内製化支援、記事制作代行など、自社のリソースや予算に合わせてカスタマイズしてくれるSEO会社がおすすめ!

Googleが推奨する「SEO業者の選択」のステップ

ちなみにですが、SEO対策従事者に向けて公開されているGoogle検索セントラルの中に、「SEO業者の選択」について言及があります。ここで紹介されている優秀なSEO業者の選び方についても、見ておきましょう。(※ここでは出典元を元に、概要を紹介しています。本文は公式サイトよりご確認ください。)

  1. SEO業者の候補と面談する
  2. SEO業者の信用照会先を調査する
  3. サイトの技術監査および検索機能の監査を依頼する

SEO業者の候補と面談する

優秀なSEO業者は、表示される内容を改善することであなたのビジネスにどう役立てられるかを重視します。Google検索セントラルでは、それを見極める効果的な質問として、次のものを挙げています。

  • 過去の作業のサンプルと成功事例をいくつか紹介してもらえるか。
  • Google 検索の基本事項に準拠しているか。
  • オーガニック検索に役立つオンライン マーケティング サービスやアドバイスを提供しているか。
  • どのような結果が期待されるかと、その日程、成果はどのように測定するのか。
  • 同業種でどのような実績があるか。
  • 該当する国や地域でどのような実績があるか。
  • 外国語サイトの開発について、どのような経験があるか。
  • 最も重視している SEO 技術は何か。
  • 創業年数はどれくらいか。
  • 担当者とどのように連絡をとればよいか。サイトに加えたすべての変更に関する情報、およびアドバイスの内容に関する詳しい情報とその理由を伝えてくれるかどうか。
  • SEO 業者があなたの会社とビジネスに関心を持っているか。

信用照会先の調査

信用照会先の調査とは、つまり過去顧客の口コミです。SEO業者から提供された施策や提案が役に立ったか、チームと連携できたかなどについて、可能であれば聞いてみましょう。また、これらが一時的でなく継続的なものであったかも確認します。

サイトの技術監査および検索機能の監査を依頼する

SEO業者が信用できるものであればGoogle アナリティクスやサーチコンソールなどの閲覧権限を付与し、SEO業者が実際に変更を加える前に、SEO対策における課題やその優先順位をつけたリストを提供してもらいます。また、これらを踏まえた見積もりも依頼します。

SEO業者が「かならず上位表示します」などという場合は他のSEO業者を探してください。


ここまでの内容を踏まえ、そのSEO業者を採用するかどうかを決定します。

SEO会社を選ぶ時の注意点

ここまでの選び方に倣ってSEO会社を選ぶと、社数は自ずと絞られてくるでしょう。ここからは最高の1社を選ぶため・失敗しないために押さえておくべきことも紹介します。

複数社に話を聞く・相見積もりをとる

よほど信頼できる会社がない限り、複数社に提案してもらい相見積もりをとることをおすすめします。複数社の提案内容・費用を比較することで、自社にあったSEO会社を納得して選べるからです。

特に大手のSEO会社などは、事例ページを見ただけでは得意領域がよくわからないケースもあると思います。実際に自社の状況に合わせた提案をしてもらい比較することで、各SEO会社の特徴が見えてくるでしょう。

「すぐに成果が出ます」「必ず上位表示します」という会社を安易に信じない

SEO対策において順位を決定するのはGoogleのアルゴリズムであり、誰もこれを操作することはできません。そしてこのアルゴリズムはとても複雑で、更には日々更新が加えられています。

従って、いくら実績のあるSEO会社でも必ず上位表示できる確証はなく、成果を保証するようなことを公言することは考えにくいです。そのため、成果を保証するようなSEO会社よりも、リスクを含めて正しい情報を伝えてくれる会社を信じた方が良いでしょう。

「すぐに成果が出ます!」とゴリゴリの営業を行なっているSEO会社の場合、実際は試算どおり行かないケースも生じやすいです。成果をすぐに出したい気持ちはよくわかりますが、そういうときこそ落ち着いて情報を整理して考えましょう。

自分でもSEOについて勉強しておく

SEO会社に依頼する前に、自身でもSEO対策の基礎を学んでおくことで、SEO会社の良し悪しを判断しやすくなります。SEO対策の基礎はこちらの記事でまとめていますが、ここでは「これだけは絶対に知っておくべき」という知識を2つだけ紹介します。

SEO対策は効果がでるまで時間がかかること

まず、SEO対策はすぐに効果がでるものではありません。新規コンテンツの作成やリライト、内部リンク構造の最適化、Webサイト上の問題点の改善など、様々な施策をおこなって徐々に効果がでてくるものです。

もし1からWebサイトを立ち上げる場合は少なくとも1年程度、すでにSEO対策に取り組んでいる場合は半年程度はかかると見込んでおきましょう。

ブラックハットSEOと呼ばれるような悪質な施策について

ブラックハットSEOとは、不正な手段を使って上位表示させるSEO対策のことです。具体的には、以下のような手法があります。

  • リンクスパム(リンク購入や自作自演のリンクなど)
  • キーワードを意図的に大量に詰め込む
  • 隠しテキスト・リンク
  • コピーコンテンツ
  • 自動生成されたコンテンツ

これらの手法は、Googleからのペナルティ対象となり、Webサイトを伸ばすどころか逆効果です。ペナルティを受けた場合、Webサイトやページが永久にGoogleの検索結果から除外される可能性もあります。

悪質なSEO会社を避けられるように、これらの知識を身につけておきましょう。

関連記事:ブラックハットSEOとホワイトハットSEOの違い

SEO対策にかかる費用について

さて、SEO会社に依頼するときに気になるのは、その「費用」です。SEO会社に支払う費用は、どの範囲をどれくらい依頼するのかで費用が変わります。費用相場を以下の表にまとめました。

依頼範囲支援内容費用相場
コンサルティング経営戦略や事業戦略に基づいたSEO戦略の立案や施策に対する効果測定など。月額30~100万円程度
記事作成代行キーワードに対してSEO記事の作成・校正をおこなう。1記事3~10万円程度
SEOツールの導入・支援SEO対策を進める上で必要な分析機能などを備えたツールの導入支援。初期費用+月額10万円程度

依頼したSEO会社は上記の費用相場に当てはまることを確認し、もし違和感があれば、さらに以下の点について確認してみてください。以下に対して納得した答えがなければ、他のSEO会社に依頼した方が安心です。

  • 何に対して対価を払うかが明確になっているか。
  • 業界相場より高くないか?それを自分でやるとどれくらい値段差が出るのか。

関連記事:SEO対策にかかる費用一覧とその対策内容について

まとめ:納得できるSEO会社を選ぼう

SEO会社の選び方について解説しました。SEO対策は、いまいち何をやるのかわからないからこそ、外注先の良し悪しも判断しにくいかと思います。ぜひここで紹介した内容を元に、自社にあうSEO会社を選んでください。

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