PINTO!株式会社PLAN-Bの情報発信メディア

2018.04.26

五十嵐 和希

SEO SOLUTION

目次
    1. ECサイトはSEO対策が難しい
    2. サイト構造を意識する
      1. カテゴリーページまで細かく手入れする
      2. 重複コンテンツに気をつける
      3. 画像の枚数を増やす
    3. 画像情報をできるだけGoogleに伝える
      1. 01:altを設定する
      2. 02:画像サイトマップの作成
      3. 03:画像の構造化データ化
    4. ページの表示速度を改善する
    5. 購入しやすい導線設計
    6. ECサイトは商品数を増やすことも大切
    7. まとめ:ECサイトのSEO対策にはユーザーとクローラーに優しいサイト設計を!

インターネットが普及した現在、物販をする上で欠かせないツールであるECサイト。

ブランドの認知度を高めるために、オフラインではTVCMやラジオ、またネット上ではリスティングやSNSなどでプロモーションをかけることもあるでしょう。認知度が高まることで、ECサイトへのアクセスが増えると共に、商品購入に至るユーザーが獲得できます。

ただし、これらは全て広告費がかかるので、できれば費用がかからないSEOで集客をしたいものです。ECサイトの場合、記事系のコンテンツを中心とした一般的なサイトとはSEO対策の方法が異なります。

ではそんなECサイトのSEO対策方法を見ていきましょう。


ECサイトはSEO対策が難しい

ECサイトで検索結果の上位を狙うのは至難の業です。コンテンツの面で競合と差別化することが難しく、テキストの修正や追加により質を高めるという手法では、なかなか上位を獲得できません。

ECサイトのSEO対策において必要なのは、サイト構造とユーザービリティを高めることです。

サイト構造の改善・ユーザビリティの向上


サイト構造を意識する

まずは検索エンジンのクローラーが認識しやすいサイト構造を目指しましょう。

ECサイトの場合、動的にURLを振り分けるページ(商品の絞り込みやショッピングカート内のページなど)が多く存在します。このようなページはユーザーにとって必要でも、クローラーが無駄に回遊してしまうページが発生する可能性があり、サイト設計の段階である程度理解しておく必要があります。

このようにクローラーのことを考えた上で、より大切なのがユーザーにとって使い勝手の良いサイト構造にすることです。

カテゴリーページまで細かく手入れする

ECサイトの構造を意識するうえで肝となるのが、このカテゴリーページです。カテゴリーページはビックワードの上位化対象となることが多いので、設計は慎重に行いましょう。

大きなカテゴリーだけでなく、必要に応じて中カテゴリー、小カテゴリーといったように細分化しましょう。ECサイトの場合、ビックワードを獲得しようとするとAmazonや価格.comといった大手のECサイトが独占し、それらを追い越して上位化するのは至難の技です。

そこで、カテゴリーを細分化しミドルワードやロングテールワードを狙うと良いでしょう。ここで注意しなければならないのが、SEOを意識し過ぎるあまりに、キーワード先行でサイトの設計をしてしまうことです。

設計後に必ずテストページで使用感を確認してください。キーワード設定によりカテゴリー分けが複雑になってしまう場合には、ユーザービリティを優先しましょう。

ユーザビリティを優先

重複コンテンツに気をつける

動的URLの生成による重複コンテンツには注意が必要です。別々のURLで同じ内容のコンテンツが発生する場合には、canonicalタグでオリジナルのコンテンツを指定して正規化しましょう。

ただし、動的URLの場合canonicalを誤って設定してしまうことがあるので、正しいURLかどうか必ず確認してください。対応するページ数が多い場合は、robots.txtでクローラーをブロックし、無駄なページへの回遊を無くす方法を用います。

画像の枚数を増やす

ECサイトは必然的にテキストよりも画像が多くなりやすいです。そのため、テキスト追加の代わりに画像の枚数を増やすことで、コンテンツの質を高めます。

ただし画像を増やす際にはファイルサイズに注意してください。ファイルサイズが大き過ぎるとページの読み込み速度が遅くなってしまうので、画像は圧縮してからアップすることをおすすめします。


画像情報をできるだけGoogleに伝える

競合が激しいキーワードではオーガニック検索の上位を獲得することは難しいですが、画像検索であれば上位表示の可能性が上がります。画像検索で上位表示させるには、Googleに可能な限り画像の情報を伝える必要があります。そのために以下の3点を行いましょう。

画像の情報を伝える

01:altを設定する

それぞれの画像に適切なaltを設定し、検索エンジンのロボットに対して何の画像なのか文字で伝えます。あくまでも画像の説明なので、SEOを目的としたキーワードの盛り込みや、画像に関係のない内容を設定するのはやめましょう。

02:画像サイトマップの作成

サイトマップに画像のURLを指定することができます。それにより、大量の画像が存在するサイトでも、特定の画像を認識してもらいやすくなります。

その他にも画像の位置情報や、タイトルの設定が可能です。画像サイトマップを設置する際は、画像用のサイトマップを作る、または既存のサイトマップに画像用の記述を追加します。

画像サイトマップについてはこちらを参照してください。
Search Console ヘルプ:https://support.google.com/webmasters/answer/178636?hl=ja

03:画像の構造化データ化

画像を構造化データマークアップすることで、更に詳細な情報を提供することが可能です。場合によってはリッチスニペットが表示され、クリック率の上昇が期待できます。構造化データ化する際には、schema.orgのImageObjectを利用します。

ImageObjectの項目一覧:http://schema.org/ImageObject

Googleが推奨している、JSON-LD形式でのマークアップをしましょう。


ページの表示速度を改善する

2018年8月にスピードアップデートが実施される予定で、今後ランキングの評価に影響を与えることになるページの表示速度を改善しましょう。ページの表示速度が向上すると、ユーザーのサイト離脱率にも大きく影響を与えます。

Googleの発表によると、表示に3秒以上かかると53%のユーザーが離脱すると伝えられているので、積極的に速めるように心がけましょう。改善を行う際は、現状のサイト表示速度とその改善方法をツールで確認します。

読み込みに3秒以上かかると…


購入しやすい導線設計

商品購入までの導線を改善することにより、ユーザービリティが向上するだけでなく、成約率のアップにも繋がります。購入しやすい導線の特徴として、シンプルな作りであることが挙げられます。

トップページからだけでなく、ユーザーがどのページからアクセスしても購入ページまで誘導できるように、カート機能が利用できるメニューの位置は分かり易い箇所に設置しましょう。


ECサイトは商品数を増やすことも大切

ECサイトでコンテンツ量を増やすには、取り扱う商品を増やすことが大切です。最も購入に繋がりやすいキーワードが商品名ということもあり、商品数を増やすだけでも購買意欲の高いユーザーが集まる確率が上がります。

また、ビックワードでの上位化を目指す場合も商品数を増やすのは必要不可欠です。可能な限り増やすようにしてください。

商品数を増やす


まとめ:ECサイトのSEO対策にはユーザーとクローラーに優しいサイト設計を!

ECサイトにおいて、SEOでユーザーのアクセスを集めるのは非常に大変ですが、だからといって初めから諦めてしまうのは時期尚早です。

まずは今回紹介した点に注意しながら、ユーザー、クローラーに分かりやすいサイト設計をしてみてください。SEOで上位表示させるためのサイト構築ができれば、おのずと結果に結びつくでしょう。

もし、ECサイトのSEOについてお困りの方はぜひご相談ください。

SEOをもっと学びたい方はこちらもチェック:SEO対策の全てを紹介!