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2018.03.27

五十嵐 和希

SEO SOLUTION

目次
    1. アウトバウンドリンク(OBL)とは?
    2. アウトバウンドリンクのSEO効果
    3. アウトバウンドリンクの注意点
    4. アウトバウンドリンククリックの解析方法
      1. クリック変数を設定
      2. 新しいタグを追加
      3. プロダクトを設定
      4. タグを設定
      5. タグのイベントを設定
      6. 配信するタイミングの設定
      7. トリガーの作成の設定
      8. 配信するタイミングを設定
      9. グーグルアナリティクスで設定が反映されているか確認
    5. まとめ

通常、SEOでは、リンクといえば主にインバウンドリンク、バックリンクのことを意識するかと思いますが、アウトバウンドリンクと呼ばれるリンクもSEOに影響があると言われています。

そこでこのページではアウトバウンドリンクの意味の解説と、アウトバウンドのSEO効果を解説します。


アウトバウンドリンク(OBL)とは?

アウトバウンドリンクとは、自分のサイトから外部のサイトへ向けたリンクのことを意味します。

主な使われ方として、自分のサイトのあるページの文章内にて、専門的な用語を使用している際に、その言葉の意味を解説している他のサイトのリンクを貼る、自分のサイトのページに記載した情報の参考元のサイトのリンクを貼るなどがあります。

アウトバウンドリンクの使用例

逆の言葉で、「インバウンドリンク」というものがあり、こちらは外部のサイトから自分のサイトへと向けたリンクのことを意味しています。


アウトバウンドリンクのSEO効果

Googleは、アウトバウンドリンクのために用いたリンクテキスト(アンカーテキスト)も評価の対象としているため、リンクテキストはページ内のテキストコンテンツの一部とみなされます。

しかし、リンクテキストはあくまでもページ全体のほんの一部にすぎず、Googleはそこを集中して評価しているわけではありませんので、アウトバウンドリンクを用いてそのサイトの上位表示を狙うという方法はあまり現実的ではありません。

アウトバウンドリンクのSEO効果

アウトバウンドリンクのSEO効果には、上記のGoogleからの評価という点に加えて注意しなくてはいけない点があります。


アウトバウンドリンクの注意点

昨今のGoogleは露骨なSEO対策を嫌う傾向にあると言えます。そのため、以前行われていた自分のサイトに他のサイト群(リンクファーム)から複数のリンクを飛ばすことにより、上位表示させるといった手法は通じなくなってきています。

この変化が何を意味するのかというと、部サイトに向けて意図的なバックリンクを構築するようなWebサイトは低品質なコンテンツ(リンクファーム)とみなされる可能性が高くなっているということです。

つまり、アウトバウンドリンクを使用する際に、関連性の低いWebサイトや、低品質なWebサイト、悪質なWebサイトに向けてリンクをしたり、常識の範囲内では考えにくい数のリンクをしたりしてしまうと、Googleからリンクファームとみなされてしまう危険性があります。

リンクファームとみなされる危険なリンク

したがって、自分のサイトから外部サイトへ向けたリンクを行うときは、その外部サイトが本当に関連性のあるサイトなのか、低品質なサイトではないか、という点に注意する必要があります。


アウトバウンドリンククリックの解析方法

Googleタグマネージャーを使用することで、ユーザーがアウトバウンドリンクへクリックした回数(ユーザーが自分のウェブサイトから外部リンクにクリックした回数)などを計測することが可能です。

設定手順が少し複雑なので、スクリーンショットとともに解説をしていきます。

クリック変数を設定

クリック変数を設定

まず、外部リンクへのクリック数を計測するために、イベントのクリック変数を設定する必要があります。

タグマネージャーの画面を開き、「変数」タブをクリック。

新しいタグを追加

新しいタグを追加

続いて、グーグルタグマネージャーの「サマリー」タブから、「新しいタグ」のセクション内の「新しいタグを追加」というリンクをクリックします。

プロダクトを設定

「新しいタグを追加」をクリックすると下記の画面になります。

プロダクトを設定

画像赤枠内の「Google Analytics」のアイコンをクリックします。続いて、「タグの種類を選択」の項目の「ユニバーサル アナリティクス」を選択します。

タグを設定

画像内の赤枠で囲まれている「タグを設定」の項目にグーグルアナリティクスのトラッキングID(「UA-○○○○○○○○-○」で表示される自分のアナリティクスのトラッキングID)を入力します。

タグを設定

タグのイベントを設定

グーグルアナリティクスのトラッキングIDを入力したら、「トラッキングタイプ」の項目で「イベント」を選択します。

すると、「イベントトラッキングパラメータ」という項目に移るので、まずは任意のカテゴリを設定します。(画像では例として「テスト」と入力しています。)続いて、「アクション」に「リンククリック」と入力。(任意の項目ですが、分かり易くするために「リンククリック」と入力しています。)

「ラベル」項目の右側にある「+」のアイコンをクリック、「Page URL」を選択し、値項目には数字の「1」を入力します。

タグのイベントを設定

配信するタイミングの設定

続いて、「配信するタイミング」の項目に移ります。今回はユーザーがリンクをクリックした回数を計測したいので、「トリガー」に「クリック」を選択します。

配信するタイミングの設定

トリガーの作成の設定

「トリガー」の「クリック」を選択すると、トリガー作成の設定画面が表示されます。
「名前のないトリガー」(名前は任意につけてOK)セクション内の「トリガーを設定」という項目で、「リンクのみ」を選択し、「続行」をクリックします。

トリガーを設定

続いて、「有効化のタイミング」の項目に移ります。

有効化のタイミング

画像赤枠内のように、左のタブを「Page URL」、中央のタブを「正規表現に一致」、右のタブを「.*」に設定したことを確認し、「続行」をクリックします。

配信するタイミングを設定

続いて「配信するタイミング」の項目に移り、「一部のリンク」を選択します。

すると以下のように表示されます。左のタブに「Click URL」で、中央のタブに「含む」という文字が表示されます。右側のタブには、計測した外部リンクの対象のURLを貼り付けることで、クリック回数を計測することが可能となります。

配信するタイミング

最後に「トリガーを作成」をクリック、トリガーに任意の名称を付けて、「タグを作成」をクリックし、「今すぐ公開」を選択して、設定は完了となります。

今すぐ公開

グーグルアナリティクスで設定が反映されているか確認

イベント

これらの設定は、グーグルアナリティクスの各項目の「イベント」タブにて計測が反映されます。設定したのち、時間をおいて「イベント」タブを確認し、設定が反映されているか確認しましょう。


まとめ

今回はアウトバウンドリンクの意味と、アウトバウンドリンクを行う際の注意点について解説しました。

常識の範囲内でアウトバウンドリンクを用いていれば、それが原因で低品質なコンテンツとみなされる可能性は限りなく低いと考えられます。リンクファームとみなされないために、外部サイトに自作自演的な過度なリンクを貼るといった行為は控えるようにするのが賢明です。

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