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2020.09.30

長原 丈

MARKETING

インフルエンサーマーケティングの最新動向

WRITER

長原 丈

東日本デジタルマーケティング本部 インフルエンサーマーケティング事業部

2019年に新卒として、株式会社PLAN-Bに入社。学生時代からPLAN-Bで内定者インターンとして、インターネット広告事業部で広告の運用など幅広く学んだ。現在は、デジタルマーケティング本部で、インフルエンサーマーケティング事業に従事しており、SNS周りのプランニング、コンサルティングを行っている。

目次
    1. 市場規模の拡大
    2. 活躍しているインフルエンサーの規模が変化 
    3. Google検索で「インフルエンサーマーケティング」の検索が拡大 
    4. メガ→マイクロインフルエンサーへ企業が活用するインフルエンサーの規模に変化
    5. インフルエンサーマーケティングの一般的な成果指標は、コンバージョン/販売 
    6.  インフルエンサーを評価する際の最も重要な基準はエンゲージメントまたはクリック
    7. まとめ 

皆さんこの記事を知っていますか。 

 The State of Influencer Marketing 2020: Benchmark Report 

この記事はインフルエンサーマーケティングハブとインフルエンサーマーケティングに従事しているアメリカの企業が作成した2020年最新版のインフルエンサーマーケティングの状況を説明したものです。 

この記事は、4,000のマーケティングエージェンシー、ブランド、その他の業界専門家を調査し、2020年のインフルエンサーマーケティングの状況に関する視点を集めて作成されています。 

ただこの記事自体が全て英語の文章のため重要なポイントをピックアップして日本語に訳しこの記事にまとめたいと思っております。最新の情報が載っているので読んで損は無いかと思います!  (本記事に出てくる図は全て上記レポートを参考にしています。)

また、アメリカの調査にはなりますが、日本のマーケットは、アメリカの市場変化と時間差で似てくると言われるくらいですから、市場の先取りかもしれません。 

この記事の簡単な総括ですが、確実にインフルエンサーマーケティングは市場規模を大きくしつつ、PR方法の内容が変化していっていることがわかります。   

市場規模の拡大

2019年から2020年までの今年のインフルエンサーマーケティングの成長が、

2019年の66億ドルから2020年には97億ドルに増加したと推定されています。

急速に100億ドルの市場規模に近づいていますね。  

 

活躍しているインフルエンサーの規模が変化 

 ソーシャルメディアのスーパースターよりもナノインフルエンサーとマイクロインフルエンサーのエンゲージメント率が向上しています。 

 主要インフルエンサーマーケティングプラットフォーム、InstagramTikTokTwitter10万人以上のインフルエンサーを分析し、インフルエンサーのフォロワー数に応じてエンゲージメント率にばらつきがあるかどうかを確認した結果となっています。 

 Instagramで特に明らかで、ナノインフルエンサーフォロワー数が1,000人未満は、メガインフルエンサーフォロワー数が10万人を超えるのエンゲージメント率の7倍です。これはエンゲージメントの高さとフォロワー数の反比例が起きているのですが、 

個人的見解として、Instagramは他の媒体より、 

ブラックボックスとなっておりフォロワーを購入することが比較的容易になっている 

過去に人気だったが、今はフォロワーから反応されない。 

そもそもポジティブアクション(いいね、コメント)をしてくれる人がいない。  

れらの要因なのではないかと考えています。 

 

 

TikTokはすべてのフォロワー数は、他のSNS媒体よりはるかに高いエンゲージメントを持っていますが、ここでも同じ構造になっています。小規模TikTokユーザーは9.38%のエンゲージメントを持っていますが、スーパースターは5.3%しかありません 

Google検索で「インフルエンサーマーケティング」の検索が拡大 

検索数は2015年の月間3,900件から、2016年は6,460件、2017年は21,000件、2018年は61,000件に増加しました。

直近の年の増加率は低下しているかもしれませんが、検索数は増加し続けています。

2019年には、「インフルエンサーマーケティング」というフレーズの検索は70,000に増加しました。

このままだと、この数字が年間10万件を超える日も遠くないでしょう。 

 

 

メガ→マイクロインフルエンサーへ企業が活用するインフルエンサーの規模に変化

 データより、メガインフルエンサーを使っているブランドは、マイクロインフルエンサーのアサインを行っています。芸能人などのスーパースターと比較して、マイクロインフルエンサーの効果が高まっている理由に関して、マイクロインフルエンサーは、あるテーマの専門家とみなされる傾向があるためです。 

 

多くの人がメガインフルエンサーや有名人をフォローしていますが、彼らは投稿のトピックに大きな関心を持っているというよりも、単に名前を知っているからというだけでフォローしていることが多いといった分析が考えられます。 

 

メガインフルエンサー(フォロワー数100万人以上)とマイクロインフルエンサー(フォロワー数10万人未満)の比率は、2016年の1:3から2019年には1:10に上昇しています。つまり、2016年の芸能人1人あたりのマイクロインフルエンサー数が3人だったのに対し、メガインフルエンサー1人あたりのマイクロインフルエンサー数は10人となっています。 

それほど、現状マイクロインフルエンサーの参入(新規インスタグラマー)が増えています。 

インフルエンサーマーケティングの一般的な成果指標は、コンバージョン/販売 

一年前は、コンバージョン/販売という指標は、最も指標としてパーセントが低かったのだが、2020年は、様々なクライアントが、単なる認知だけではなく、コンバージョン/販売 

という最終的な観点まで求めていることがわかっています。 

 

 インフルエンサーを評価する際の最も重要な基準はエンゲージメントまたはクリック

 

 

 

回答者の41%がエンゲージメントまたはクリックを最も重要な基準と評価し、26%がコンテンツタイプ/カテゴリを選択しました。視聴/リーチ/インプレッションを最も重要と考える25%、回答者の7%がこのトピックに関して異なる考えを持っていることがわかっています。 

ただ、個人的見解として、コンテンツタイプ/カテゴリがあっていないと、いくらエンゲージメントが良くても、商品に対するエンゲージではなく、インフルエンサーへのエンゲージメントの可能もあるので、一概に一つの軸だけではインフルエンサーを選定することが厳しいと考えています。 

 

まとめ 

 いかがだったでしょうか興味深い研究データが数多くあったと思います。 

その中で最初にも言いましたがインフルエンサーマーケティング市場は今後さらなる拡大をしていきその中でメガインフルエンサーよりもマイクロインフルエンサーを活用した投稿が今後増えていくでしょう。 

今回は、アメリカのデータを活用した記事でしたが、日本はどう変化するのでしょうか。 

肌感覚として、一部メガインフルエンサーよりもマイクロインフルエンサーの活用は増えてきている印象です。