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2020.04.15

中 慎大郎

MARKETING

事例で紹介!効果的なインフルエンサーマーケティングを徹底分解!

WRITER

中 慎大郎

東日本デジタルマーケティング本部 インフルエンサーマーケティング事業部

京都産業大学経営学部卒業後、2018年に新卒としてPLAN-Bに入社。内定者インターンには参加せず、大学の4年間のほとんどの時間を通信代理店での営業活動に注ぎ、幹部の役職として、組織を日本一の通信代理店に成長させた。入社後は東日本の営業コンサルタントとして活動。現在はインフルエンサーマーケティング事業部にて営業コンサルタントとして活躍中。

目次
    1. インフルエンサーマーケティングとは
    2. インフルエンサーの種類について
      1. メガインフルエンサー
      2. ミドルインフルエンサー
      3. マイクロインフルエンサー
      4. ナノインフルエンサー
    3. どんなインフルエンサーがどんなSNSで何を発信するかが重要?
      1. 1.掲載媒体
        1. Twitter
        2. Instagram
        3. YouTube
      2. 2.インフルエンサーの特徴
        1. インフルエンサーの属性
        2. エンゲージメント率
        3. フォロワーの属性
      3. 3.インフルエンサーの投稿内容
    4. インフルエンサーマーケティングの成功事例
      1. 事例1(YouTube:チャンネル登録者数の2倍の人が視聴した事例。)
      2. 事例2(Twitter:商品の良さが多くのユーザーに伝わった事例)
      3. 事例3(Instagram:PR商材への好印象を抱かれた事例)
    5. まとめ

近年、インフルエンサーマーケティングを実施する企業が増えています。
その中で掲載媒体・インフルエンサーの選定・インフルエンサーの投稿内容がミスマッチだった場合、思ったような効果がでないことがあります。

そこで今回は効果的なインフルエンサーの選定によって、より良い結果を出すことができるインフルエンサーマーケティングについて、事例を用いて紹介させていただきます。

ぜひ、本記事を参考にインフルエンサーマーケティングを実施してみてください。

インフルエンサーマーケティングとは

インフルエンサーマーケティングとは一方通行の企業広告では届きづらいメッセージの代弁者として、インフルエンサーを活用するプロモーション手法のことです。

インフルエンサー(influencer)とは特定のコミュニティの中で、意見や情報の発信を行い、コミュニティに対して影響力を与える存在のことを指します。
例えば、テレビで出演・活躍する、芸能人や有名な専門家、スポーツ選手等がインフルエンサーに該当します。

インターネットやSNSが発達してきた現代では、一般人でネット上において、大きな影響力を持つ存在が、インフルエンサーと呼ばれることが多くなっています。

インフルエンサーマーケティングのメリットやデメリットについては、下記記事をチェックしてみてください!
今さら聞けない基礎知識!インフルエンサーマーケティングとは?

インフルエンサーの種類について

インフルエンサーにおいて、フォロワー数は影響力を測る1つの指標になります。
そのフォロワー数によってインフルエンサーを5つのカテゴリーに分けることができます。

メガインフルエンサー

フォロワー数が100万人以上で、認知度が非常に高いインフルエンサーを指します。
主にテレビなどのメディア出演をしているタレントなどがこのカテゴリーに該当します。

1度の発信で幅広いユーザーにリーチできることが特徴です。

ミドルインフルエンサー

SNS上のフォロワーが10万人以上100万人未満のインフルエンサーです。
主にファッション業界や美容業界など、特定の業界で影響力が高いのが特徴です。 

マイクロインフルエンサー

フォロワー数が1万人以上10万人未満のインフルエンサーです。
広範囲のユーザーにフォローされているわけではなく、特定のコミュニティにおいて「深い影響力」があることが特徴になります。

マイクロインフルエンサーを活用することにより、ターゲットとなるユーザーにアプローチすることが可能です。

ナノインフルエンサー

フォロワー数が1000人以上1万人未満のインフルエンサーです。
特定の分野に特化した発信をしているインフルエンサーが多く、インフルエンサーマーケティングにおいて重要な「エンゲージメント率」(いいねやコメントなどのリアクションがあったかを計る指標)が高くなる傾向があります。

どんなインフルエンサーがどんなSNSで何を発信するかが重要?

より効果的なインフルエンサーマーケティングを実施する場合、考えるべきポイントをご紹介します。

「適切な媒体の選定」「適切なインフルエンサーの選定」「インフルエンサーの投稿内容」これらを、目的や商材に合わせて設計することが非常に重要になります。

1.掲載媒体

媒体の種類はTwitter、Facebook、Instagram、YouTube、TikTok、Snap Chatなどがあります。
それぞれの媒体を理解し、どの媒体がターゲットにアプローチできるかを知っておくことが重要です。

今回は代表的な「Twitter」「Instagram」「YouTube」の特徴をご紹介します。

Twitter

利点:リツイートを多く獲得できれば、商材の認知度を一気に高めることができます。

欠点:140字という文字数の制限があり、商材の詳細を記載することが困難です。

Instagram

利点:世界観の一貫性を保つことで、商材のブランディングを行うことができます。

欠点:シェアやリツイートの機能がなく、拡散を行うことができません。

YouTube

利点:コンテンツが動画のため情報量が多く、商材の理解を促すことができます。

欠点:動画の質によっては、ユーザーが最後まで視聴せずに離脱してしまいます。

媒体にはそれぞれ、メリットとデメリットが存在します。目的に応じて活用することにより、媒体の効果を最大化させることができます。

2.インフルエンサーの特徴

活用するインフルエンサーの特徴を理解することも、効果的なインフルエンサーマーケティングを実施する上で、重要になります。

インフルエンサーの属性

商材に対して、親和性の高い発信が多いかどうかが重要です。
投稿しているジャンルに興味をもってフォローしているフォロワーは多いので、投稿内容の確認は必須です。

エンゲージメント率

いいねやコメントの反応率を指します。

フォロワー数が多いが、ユーザーからのリアクションが少ない場合があるので、活用する場合はしっかりと確認する必要があります。 

フォロワーの属性

この属性をきちんと把握せずに施策を行ってしまい、効果を得られなかった企業様は多いのではないでしょうか。

例えば、女性向け商材を女性のインフルエンサーに発信してもらおうと考えている場合、中には男性のフォロワーが大半を締めていて、結局男性にしかアプローチできていないケースが多く存在します。

届けたいユーザーにアプローチできるインフルエンサーなのかどうかを確認しておくことは非常に重要です。

3.インフルエンサーの投稿内容

インフルエンサーがどんな投稿を得意としているかを考慮した上で、投稿内容を設計することが重要です。

商品紹介、企画系、ブログ、教育、料理紹介、ハウツー、コメディといったように様々なジャンルがありますので、インフルエンサーの特徴に合わせた依頼を行うと効果が最大化できます。

インフルエンサーマーケティングの成功事例

では「掲載媒体」「インフルエンサーの特徴」「インフルエンサーの投稿内容」を意識しながら、事例を基になぜ成功したのかを考えてみましょう。

事例1(YouTube:チャンネル登録者数の2倍の人が視聴した事例。)

※以下の説明をよりスムーズに理解できるよう、一度動画を視聴することをおすすめします。

掲載媒体:YouTube
アサインインフルエンサー:いんちき姉妹(チャンネル登録者数:21万人)
PRする商材:かわいい、使える顔文字・絵文字が豊富な無料キーボードアプリ
YouTube × いんちき姉妹(企画系)× アプリ(Simeji)

<結果>
動画視聴回数:113万回再生、ポジティブアクション: 約4,500(いいね、コメント数の合計)
チャンネル登録者数(21.2万人)の5倍以上の人が動画を視聴しています。※2020/3/16現在の数値

なぜこの案件がここまでのエンゲージメント率を獲得したのか3つの観点から分析しましょう。

①掲載媒体:YouTube
実際に使用している動画を撮影することでアプリの使い方やメリットを紹介することができるため相性がいいと考えられます。

②インフルエンサーの選定
投稿内容:企画系、あるあるネタ、ドッキリ
インフルエンサーの性別:女性
エンゲージメント率:2%
コメント数:132個
フォロワー属性:10代の女性が多く、アプリのターゲットとしているユーザーが多く閲覧している。

③インフルエンサーの投稿内容
普段の投稿から企画ものが多く、今回のPR動画とも違和感がない。
最近付き合いたてのカップルの写真や友人同士の写真をキーボード背景にしていてPR感が目立たないように工夫されています。

結論として、
今回の商材との相性は良く、女子高校生をターゲットにしていて、インフルエンサーの選定として的確です。
また、コンテンツ自体も単なる商品レビューではなく、アプリの詳細まで紹介できるYouTubeは適切な媒体であり、このPRは効果的だったと言えます。

事例2(Twitter:商品の良さが多くのユーザーに伝わった事例)

※以下の説明をよりスムーズに理解できるよう、一度投稿をご覧下さい。

掲載媒体:Twitter
アサインインフルエンサー:凸ノ高秀(登録者数:4.3万人)
PRする商材:RAIZIN(エナジードリンク)

<結果>
4.3万いいね、9,548リツイート、47コメント

コメント欄には、「RAIZINEすげぇ買ってみよ(チョロイ)」や「プロモーションで良い漫画初めて見たわ。」などがポジティブな意見が多数ありました。
※2019/10/22時点

なぜこの案件が成功したのか3つの観点から分析しましょう。

①掲載媒体:Twitter
Twitterと他の掲載媒体との大きく違う特徴は拡散性です。今回のように商品名の認知度向上が目的とTwitterの拡散性の相性が良いと言えます。

②インフルエンサーの特徴
投稿内容:漫画での投稿が主で、ストーリー仕立てで、真面目なラブストーリーやコメディを描いている。
インフルエンサーの性別:男性
エンゲージメント率:6%
コメント数:46個
フォロワー属性:男性が多い。

③インフルエンサーの投稿内容
エナジードリンクを飲むきっかけとして失恋を用いており、コメディの要素もとりいれています。失恋の共感性とコメディ要素が高いという点でリツイートが伸びたと推測できます。

結論、共感性が高いコンテンツで、1万回に近いリツイート数を獲得しており、拡散性が高いTwitterとの相性もよく、効果的なPR投稿です。

事例3(Instagram:PR商材への好印象を抱かれた事例)

※以下の説明をよりスムーズに理解できるよう、一度投稿をご覧下さい。

掲載媒体:Instagram
アサインインフルエンサー:やまもとりえ(登録者数:12万人)
PRするサービス:神戸動物王国

結果
2.0万いいね、57コメント
コメント欄には、「動物王国、先日うちも行きました😆大人も楽しめますよね〜😆」など共感するコメントが多く見られました。
※2019/10/22時点

なぜこの案件が成功したのか3つの観点から分析しましょう。

①掲載媒体:Instagram
Instagramと他の掲載媒体との大きく違う特徴はブランディング力です。
商材、サービスとの相性がよれば世界観の担保ができます。
もう少し言語化をすると商材、サービスへの好感度向上や、ブランド理解が深まるという訴求です。

②インフルエンサーの特徴
投稿内容:家族を題材にした漫画を投稿してます。
インフルエンサーの性別:女性
エンゲージメント率:1.6%
コメント数:57個(※アンチコメントは省く)
フォロワー属性(性別、年齢層):女性が多く、主婦層多い。

③インフルエンサーの投稿内容
実際に、動物園に家族でいき、体験レポートを投稿にしており、動物に触れたり、動物にエサをあげようとする場面が描かれています。
小さいお子さんがいる家庭なら、共感できるようなあるあるネタも盛り込んでいることで動物園への愛着や、共感性を促しています。

また漫画だけでなく、実際の写真も投稿しているので、家族で行くイメージを持ちやすくしています。
小さいお子さんのいる家族層にむけた投稿で、いいね数も2.0万以上になっており、効果があったと言えます。

まとめ

インフルエンサーの種類と効果的な活用方法をご紹介しました。

SNSを活用したインフルエンサーマーケティングは、生活者にとって身近で、共感性などコミュニケーションを生みやすい手法です。

目的や商材にあったインフルエンサーのカテゴリ・属性・媒体を選定することができれば、インフルエンサーマーケティングは大きく成果に貢献できるので、ぜひご活用ください。