PINTO!株式会社PLAN-Bの情報発信メディア

2020.04.15

中 慎大郎

MARKETING

YouTuber選定の指標とは?動画SEOの観点を考えよう

WRITER

中 慎大郎

東日本デジタルマーケティング本部 インフルエンサーマーケティング事業部

京都産業大学経営学部卒業後、2018年に新卒としてPLAN-Bに入社。内定者インターンには参加せず、大学の4年間のほとんどの時間を通信代理店での営業活動に注ぎ、幹部の役職として、組織を日本一の通信代理店に成長させた。入社後は東日本の営業コンサルタントとして活動。現在はインフルエンサーマーケティング事業部にて営業コンサルタントとして活躍中。

目次
    1. YouTuber選定において重要視される、動画SEOとは
    2. YouTubeにおいて重要視すべき指標
      1. 動画へのコメント数(エンゲージメント)
      2. 動画の長さ
      3. YouTubeチャンネルの登録者数
      4. 動画の視聴回数
    3. まとめ

最近YouTubeを見ていて、フォローしていないYouTuberの動画がホームに出てきたりしていませんか?
また、チャンネル登録者が数千人なのに、再生回数は何万回数といった動画が最近目につくようになってきたと感じたことはありませんか?

この理由は、YouTubeの上位表示のアルゴリズムやリコメンド機能は確実に変わってきているからです。

本記事では、上記の内容に言及しながらYouTuberを選ぶ際に気をつけなければいけない指標についてご紹介します。

YouTuber選定において重要視される、動画SEOとは

動画SEOとは、動画の検索順位を上位に表示させるための手法を指します。
「Video Search Engine Optimization」の頭文字を取って、「VSEO」とも呼ばれます。

YouTuberを使った施策を行う際にも、動画SEOの観点を抑えておくと、より多くの拡散を行うことができ、効果を最大化させることができるので、YouTube内で上位表示は重要なポイントになります。
対策するキーワードで上位表示できなければ、YouTuberのファンのみに発信する施策となり、それ以上の拡散効果が期待できなくなります。

YouTubeにおいて重要視すべき指標

動画SEOを意識した施策において、どの指標を元にYouTuber選定をおこなっていけばいいのかを知っておく必要があります。

結論、チャンネル登録者数が指標となる時代は終わり、再生回数やコメント率などどれだけ動画コンテンツに対してユーザーが反応しているかが大切な時代になりました。 

これからYouTubeにおいて重要となる各指標について説明させていただきます。

動画へのコメント数(エンゲージメント)

出典:https://backlinko.com/youtube-ranking-factors

動画にコメントが多いほど、上位表示傾向があると上のグラフから読み取れます。
このことはYouTubeがユーザーエンゲージメント(いいね・コメント)に重点を置いているということになります。

企業PRや自社のYouTubeチャンネルを運営する場合、コンテンツ内容は、最後に視聴者へ質問するように設計すれば、自ずとコメント数は増えるようになります。
例えば商品A、Bを紹介した後に「あなたはどちらの商品が好みですか?」など質問を投げかけておくと、ユーザーがコメント欄に記入する導線を作ることができます。

動画の長さ

出典:https://backlinko.com/youtube-ranking-factors

上記グラフから分かることは、上位20位の動画が全て15分ほどの長さになっています。つまり、長い動画は短い動画に比べてより高い順位を獲得することができる傾向があることが分かります。これに関して、YouTube運営側の見解を下記に記述します。

we focus on those that increase the amount of time that the viewer will spend watching videos on YouTube
(視聴者がYouTubeで動画を見る時間を増やすことを重要視しています。)

引用:https://youtube-creators.googleblog.com/2012/08/youtube-now-why-we-focus-on-watch-time.html

つまり、動画の再生時間は動画ランキングを決める上で大切な要因になると言われており、できるだけ多くの時間をYouTubeで過ごしてもらいたいとYouTube運営側は考えています。

そこでヒカキンさん(UUUM所属のYouTuber)の動画コンテンツの時間をみていきましょう。
下記は3年前の動画ですが、10分未満の動画が多いです。

それに比べて、今年の動画はほとんどが15分を超えているという面白い違いがありました。
ヒカキンさんの人気の裏側には、YouTube運営側の意図をしっかりと反映させるという秘訣があったのかもしれません。

2015年に、Googleは動画ランキングを決める要因として「視聴時間」を使用するアルゴリズムの特許を取得しています。
要するに、YouTubeは人々を長期間YouTubeに留める動画を宣伝したいと考えています。
よって視聴時間を最も効率よく伸ばすことができる長い動画は優先的にYouTube内で上位表示されます。

実際、人気のあるキーワードをざっと検索すると、検索結果で上位にランク付けされた短い動画(3分未満)はほとんどありません。

YouTubeチャンネルの登録者数

出典:https://backlinko.com/youtube-ranking-factors

チャンネル登録者数と上位表示の傾向には、ほとんど相関はありません。
つまり、チャンネル登録者数が多いからといってランキング上位になるとは限りません。

実際にYouTuberを選定する際、チャンネル登録者数はファンの数とも言えるので、確かに重要な指標です。

しかし対策キーワードで上位表示を行狙い、多くのユーザーに拡散させたい場合は、残念ながらあまり効果がないと言えます。

動画の視聴回数

出典:https://backlinko.com/youtube-ranking-factors

動画の再生回数は、かつてYouTubeでランキング1位になるための要素でした。
しかし今は上位表示には関係するものの、1番重要視される指標ではないと言えます。

まとめ

・動画へのコメント数は動画ランキングに大きく貢献する。
・動画の長さは短い動画(3分など)よりも長い動画の方が好まれる。
・YouTubeチャンネルの登録者数は動画ランキングにほとんど起因しない。
・動画の視聴回数は一番大切な指標ではなくなった。

最終的にYouTuberを選定する際には、単にチャンネル登録者数や視聴回数だけでなく、コメントがどれだけ書かれているのか、また最近の投稿動画の総再生時間は何分なのか、などを踏まえて選定をすると効果的です。

少しばかり新鮮な考え方だったではないでしょうか。
この機会にYouTubeに関してもより詳しくなっていただければと思います。

もし、自社でどういったYouTube施策を行えば良いのか迷った方はぜひお気軽にご質問・ご依頼下さい。