【2024年】GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)とは|難易度や受験方法を解説

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GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)という資格があると聞いて、気になっている方も多いのではないでしょうか? GAIQとは、自社サイトのアクセスやWeb広告のデータ解析ツール「Googleアナリティクス」の習熟度をGoogleが公式に認定する資格で、試験にパスして認定された暁には、名刺やWebサイトのプロフィール欄、履歴書等に記載することができる民間資格です。いわば「Googleアナリティクスの中・上級者の証」であり、あらゆるビジネスシーンで後押ししてくれる心強い資格ともいえます。また昨今では、Webマーケティングの一環としてオウンドメディアを運用する企業も増加傾向で、自社サイトのSEOなどのパフォーマンス改善にGoogleアナリティクスを活用する企業も増えているため、GAIQ取得への関心が徐々に高まりつつあるようです。

ビジネスパーソンの強い味方となってくれるであろうGAIQ。本稿では、GAIQの試験概要や取得の難易度、受験方法から取得後に得られるメリットまで一挙に解説していきます。普段の業務のみならず、就職や転職、キャリアアップにも大いに役立つ資格です。ぜひ最後まで読んで、気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか。

以下の記事では「基本のGoogleアナリティクスの使い方」と「Googleアナリティクス4 プロパティ」について解説しています。特にGoogleアナリティクス4(以下、GA4)に関しては、Googleの公式サイトで「2023年7月1日(土)以降、既存のGoogleアナリティクスのサポートを順次終了する」との発表がありました。SEO担当者にとって必修項目ともいえるトピックとなっています。ぜひチェックしてみてください。

GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)とは?

GAIQとは、「Google Analytics Individual Qualification」の頭文字をとった略称で、読み方は「ジーエーアイキュー」。日本語では「Googleアナリティクス個人認定資格」と呼ばれており、Google公式のWebサイト上で「Googleアナリティクスに関する試験」に合格することでGoogleから公式に認定資格が付与されます。

Googleアナリティクスといえば、関連用語として「ユニバーサルアナリティクス(以下、UA)」や「GA4」という用語を聞いたことがある方も多いはずです。GAIQの概要を正しく理解するために、ここで一度「Googleアナリティクス」と「UA」、「GA4」の関係について簡単に整理しておきましょう。

「Googleアナリティクス」とはGoogleが提供する解析ツールの名称で、2023年2月現在では、Googleアナリティクスの中に「UA」と「GA4」というプロパティ(機能)が備わっている状態となっています。

Googleから「2023年の7月1日(水)以降、UAのサポートを順次終了し、GA4へ移行する」との発表があったようにGA4はWebマーケティング業界で注目のトピックであり、今後はGA4がGoogleアナリティクスの核となっていきます。

さてGAIQに話を戻しましょう。2023年2月現在、GAIQの試験問題にはGA4に関する内容は含まれていないようです。しかし前述した通り、いずれGoogleアナリティクスの機能はGA4へ一本化されることから、GAIQの試験範囲にGA4の内容が盛り込まれる可能性は大いにあります。今後の動向には注意しておきましょう。

受験資格・受験料

GAIQの受験に必要となるのはGoogleアカウントのみ。Googleアカウントをスキルショップに登録するだけで、いつでも誰でも無料で受験することができます(年齢制限もありません)。なおスキルショップとは、「Google Ads」や「Google Ad Manager」 などGoogleが提供するツールやサービスをより活用できるようになるためのトレーニングプラットフォームのことです。これらサービスの活用法が身に付くeラーニングのコースが揃っているので、Google関連の学習をしたい方はチェックしてみてください。

アナリティクス アカデミー コースの受講料と Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)試験の受験料はどちらも無料です。

(参考:Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)のよくある質問 – アナリティクス ヘルプ

中でも、 Google公式が提供する教材「アナリティクスアカデミーコース」は、Googleアナリティクスについて詳細に学ぶことができるため、GAIQの試験対策として非常に有用です。ちなみにGAIQは、もし合格できなかったとしても、前回の受験から24時間が経過すれば再受験が可能です。受験回数に制限が設けられていないため、合格するまで何度でも受験のチャンスがあるので挑戦しやすい試験となっています。

資格の有効期間

GAIQの試験に合格すると、GoogleよりWeb上で認定書が付与されます。認定書の有効期間は合格してから12ヵ月間(認定書にも有効期間が記載)で、12ヵ月を経過すると認定資格は自動的に失効します。 GAIQの資格を保有し続けるためには、12ヵ月後に再受験して合格する必要があることを覚えておきましょう。認定書が付与されたら、すぐにカレンダーの予定に入れておくと忘れずに済みそうですね。

認定資格は、合格後 12 か月有効です。

(参考:Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)のよくある質問 – アナリティクス ヘルプ

また、認定の証としてGoogleから公式にバッジを付与してほしいところではありますが、残念ながら2022年6月現在ではバッジは提供されていません。ここでいう「バッジ」とは、Web上のプロフィールなどに使用できる、資格の証となる画像のことです。無断でバッジの画像を作成・表示すると、Googleの商標権を侵害する恐れがあるので、無断でバッジを作成するのはやめておきましょう。

Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)のバッジは提供されていません。

Google アナリティクス個人認定資格のバッジを作成したり表示したりすることは Google のブランド表示ポリシー違反に該当し、Google の商標権を侵害する場合がありますのでご注意ください。

バッジを作成したり表示したりすると、認定が取り消される場合があります。

(参考:Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)のよくある質問 – アナリティクス ヘルプ

GAIQを取得するメリットと活用法

Googleアナリティクスのエキスパートとしてクライアントにアピールできる

SEOやWeb広告、アクセス解析のコンサルタントとして活動する方にとって、GAIQは良いアピールの手段になるでしょう。 GAIQを取得していれば名刺やプロフィール欄に「Google Analytics認定資格取得」と記載することも可能なので、クライアントとの交渉の際にGoogleアナリティクスの十分な知識があることを理解してもらいやすくなり信頼度も上がります。

普段のアクセス解析業務に活かせる

GAIQの試験に合格するにはGoogleアナリティクスに関する幅広い知識が求められるため、相応の学習が必要となります。GAIQ取得を検討している方の多くは、実務でGoogleアナリティクスを扱っている方が多いと思いますが、よほどの上級者でもない限り、 GAIQ取得に向けた学習を通してGoogleアナリティクスに関する新たな発見があるはずです。また、これからGoogleアナリティクスを詳しく学びたいという方には、特にオススメの資格といえます。

マーケティング業界への転職で有利になることも

GAIQはあくまでもGoogleが認定・付与する個人認定資格です。国家資格ではないため、履歴書には記載しないという人もいるかもしれませんが、マーケティング業界への転職を考えている場合は、積極的に記載してアピールすることをオススメします。実際、求人サイトの求人票に「GAIQ」の記載がある求人数がどれくらいあるかを調べてみました(2022年6月1日調べ)。

 求人票に「GAIQ」と記載のある求人数
求人サイトA7件
求人サイトB32件

求人サイトC

141件

登録者のみに公開する「非公開求人」を所有している求人サイトも多いため、「GAIQ」と記載されている求人はもっと多いと考えられます。ただ、GAIQを取得したからといって「転職の際に絶大な効力を発揮するわけでない」ということも十分理解しておく必要があります。GAIQに限らず、こういった民間資格はあくまでも「スキルの参考情報」であり、実務経験や実績が伴ってこそ資格の威力が発揮されるものです。とはいえ自身のスキルを分かりやすく伝える目安になり、アピールにつながるのは事実です。気になる方は、求人サイトで実際に求人検索してみてください。

GAIQ試験の概要と難易度

GAIQの試験概要

GAIQの問題数は全70問、制限時間は90分。正答率80%以上(56問以上正解)で合格となります。定められた試験日はなく、WebでGoogleスキルショップにアクセスするだけで、いつでも好きなタイミングで受験することが可能です。具体的には、以下のような項目が出題されます。

  • プランニングと仕組み
  • 導入とデータ収集
  • Googleアナリティクスの設定と管理
  • コンバージョンとアトリビューション
  • レポート機能
  • 指標やディメンション

Googleアナリティクスに関する用語や、Googleアナリティクスで行うことができるアクセス解析や各種レポート機能に関する知識などが出題され、中には高度な理解を要する問題も含まれます。しかし、公式の教材が用意されていることもあり、普段からGoogleアナリティクスを扱っている方にとっては、合格の難易度はそこまで高くないかもしれません。なお、出題の順序や内容は完全にランダムで、受験するたびに異なります。

GAIQの受験方法

ここからは、GAIQの受験方法について解説していきます。GAIQは、「Googleスキルショップ」というGoogleのトレーニングプラットフォームに無料で登録するだけで受験可能です。 Googleスキルショップ画面右上にある[Sign in]からGoogleアカウントにログインし、画面右上の「トピック」メニューから[Google アナリティクス→ユニバーサル アナリティクス」を選択します。すると、「ユニバーサル アナリティクスをすでに使用している方向けの学習プログラム」として、GAIQへのリンクが表示されます。下記ページから直接アクセスすることも可能です。なお、合格後にWeb上で発行される認定証は、Googleスキルショップでサインインしたアカウントにのみ紐づきます。アカウントを複数持っている方は、ログインするアカウントを間違えないよう注意しましょう。

Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)

後は、ページ内にある「Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)試験」のリンクをクリックすれば試験が開始します。試験問題は、一度回答して「次へ」をクリックすると選択のやり直しができません。ブラウザバックすることも不可となっているので、一問一問、問題をよく読んで落ち着いて回答しましょう。

GAIQの受験対策方法は?

GAIQに合格するためには、どのような学習方法を採用するべきなのでしょうか? 最後にGAIQの受験対策について解説します。

まずはGoogleアナリティクスに触ってみる

教材を読み込んで、Googleアナリティクスに関する用語や機能に関する情報を丸暗記してしまうのもひとつの手ですが、それよりも実際にGoogleアナリティクスを使いながら学習することをオススメします。まずはひと通りGoogleアナリティクスを操作して、実際にどのような機能や指標があるのかを確認してみると良いでしょう。また、後述するGoogle公式の学習ガイドを参照しながらGoogleアナリティクスを操作することで、より一層、学習内容の定着が期待できます。

Google公式の学習ガイドを活用

Googleスキルショップでは、Googleアナリティクスの概要や使い方、マーケティングに活用するためのポイントなどを学ぶための無料の学習ガイドが用意されています。GAIQで出題される内容が網羅されているため、GAIQの参考資料としてピッタリです。

学習ガイドには複数のレッスン動画や解説(ヘルプ)が用意されており、合計1時間で学習が完了する内容となっています。レッスン動画は英語で進められますが、日本語の字幕を付けることができるので心配無用です。一部、英語のみの講義もありますが、操作手順を動画で教えてくれるため英語が苦手でも難なく理解できます。なお、レッスンの節目にいくつかのテストが用意されているので、すべてのテストで正答率80%を目標に学習を進めてみてください。

とにかく何度もトライしてみる

GAIQは無料で何度でも受験可能です。合格するまで受験を繰り返し、必要最低限の知識を身に付けながらマイペースに合格を目指すのも手です。ただし、Googleアナリティクスを操作しながら得た知識でなければ、実務に活用するのは難しいかもしれません。自身のスキルをアピールするためにGAIQを取得するのであれば、Googleアナリティクスを実際に操作して挙動を確かめるようにしましょう。

以下の記事では、Googleアナリティクスの効果的な学習法について、更に詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ:GAIQでGoogleアナリティクスについての習熟度をアピールしよう!

GAIQはGoogleアナリティクスに関する習熟度をアピールできる資格です。Webマーケティング業界において活用できるシーンは十分にあり、有用な資格といえます。Google公式の学習ガイドも充実しているため、普段からGoogleアナリティクスを扱っている方であれば、何十時間も受験勉強しなくても十分合格できる難易度だと考えられます。

国家資格でこそありませんが、いつでも気軽に取得できるGoogle公式の資格ですので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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