Instagramのハッシュタグ戦略とは?人気投稿に乗る条件を解説!

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Instagramの運用の中で重要になってくるのが、ハッシュタグの戦略です。ググるではなくタグるといわれる今、成果につなげるハッシュタグ戦略をご紹介します。

また、Instagramを活用したマーケティングの一つとしてインフルエンサーマッチングプラットフォーム「Cast Me!」もぜひご活用ください。Cast Me!

ハッシュタグ検索の重要性とは?

ハッシュタグ検索についての基礎知識

ハッシュタグとは、多くのプラットフォームで用いられている、「投稿につけるラベル」のようなものです。例えば、スポーツ系の投稿に「#スポーツ」とつけることによって、「その投稿がどんな内容なのか」を表すことができます。

また、このハッシュタグは検索することもでき、同じように興味関心を持ったユーザーがその投稿に辿りつくことができます。
ハッシュタグ検索は、今やミレニアル世代ではGoogle検索と同等、もしくはそれ以上の効果を持ちます。
下表は株式会社ジャストシステムが2019年に17歳~69歳の男女1,100名を対象に行ったアンケート結果です。

(出典:Web担当者Forum

ファッション分野においては、2016年と比べて、2019年ではInstagramを利用する人が29.4%、Googleを利用する人が28.3%と大きく上昇し、かつInstagramの利用数がGoogleを上回っていることがわかります。 

このように、情報を探す上でSNSの検索は重要になってきており、その検索ワードとしての機能のハッシュタグがさらに重要性を帯びてきています。
マーケターの方は特に、その重要性をご理解しているかと思いますが、投稿の「ハッシュタグ」の付け方を難しいと思う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ハッシュタグの単なる「付け方」だけではなく、「効果的に」ハッシュタグを活用する方法を解説させていただきます。

 

ハッシュタグ検索上位表示の重要性とは?

そもそもですが、なぜハッシュタグをつける必要があるのでしょうか?

それは、投稿へのアクセスを増やすためです。 特にInstagramは、他の媒体(Twitterなど)と異なり、「フォロー外の投稿の情報」が流れてきづらいです。
タイムラインを一番下まで遡れば他の人の投稿が出てくるようにはなっていますが、Twitterの「リツイート」のようにタイムライン中に埋め込まれる形では出てこないため、見られる数が非常に少ないです。

つまり、企業アカウントが何かの情報を広めたくても、それを届ける術がないのです。
ここで大事になってくるのが、「発見タブ、人気投稿」です。 Instagram上で、他のアカウントの投稿が確認できる有力な方法が、この二つになります。

以下の二つの写真を比べてみてください。 同様の商材についてのご投稿ですが、片方は人気投稿に乗ったもの、片方は人気投稿に載らなかったものです。

 

ポイントは、二つの投稿のいいね数にはそこまで大きな差はないものの、「何人の目に触れたか」を表すリーチの数が桁違いになっているか点です。

(上:上位表示されていない方 下:上位表示されている方) リーチが増えるということは、アカウント運用の場合なら自社の商材が、またインフルエンサーマーケティングの場合ならPR商品が多くの人の目に触れているため、認知を桁違いに増やすことができます。


公式アカウント運用の場合なら、そのままアカウントのトップページに貼り付けたURLから自社サイトへの誘導も考えられます。

つまり、ハッシュタグで上位表示されるということは、それだけ認知の拡大、またはKPIとして置かれているサイトのリンククリック数などの増加の効果が大きくなるということです。 よく、ハッシュタグの付け方で迷われる方は、「とりあえずたくさん似たようなワードをつけよう!」と思いがちなのですが、実はそれはさほどクリティカルではありません。

上位表示をすることで、莫大なインプレッションを稼ぎ、投稿の認知を爆発的に広げることができるのです。

人気投稿に乗るハッシュタグ戦略の3つのポイント!

ハッシュタグをただつけるのではなく、ハッシュタグをつけた投稿を上位表示させることが認知の増大に重要なことはご理解いただけたかと思います。
しかし、人気投稿に乗る条件は複雑で、簡単に誰でも上位表示できるものではありません。 (このあたりの考え方はSEOと非常によく似ています。)

また、アルゴリズムの変動によって人気投稿に表示される投稿がより消費者にとって「有益な」投稿になってきています。 狙うのは非常に難しいと言われていますが、本記事では人気投稿に乗るための条件をいくつか紐解いて解説します。

実際に企業アカウントを運用される際やインフルエンサーマーケティングをご利用なさる場合などに備えて、その場合の解説も併せて掲載させていただきます。

アカウントのランク

Googleの検索エンジンで上位表示させる場合、サイトの「ドメインのパワー」が大きな力を持ちます。
例えば、被リンク数やドメイン取得からの時間によってサイトによって強さが異なり、そのサイトで作成した記事は上位表示される、などが起こります。

Instagramでも同様に、「アカウントごとの強さ」が存在します。 同じような投稿でも、投稿するアカウントによってハッシュタグ検索で上位表示されるかどうかが異なるのです。

このように、アカウントの普段の投稿やコメント数、返信の多さなどによってそのアカウントのパワーが異なり、同じようなクリエイティブでもハッシュタグ検索で上位に表示されます。 アカウントのランクを決定づける要素として考えられるのは、以下のものが考えられます。

保存されているか?

インフルエンサーの投稿が保存されているほど、フォロワーの興味をより引いている方と判断されます。

滞在時間は長いか?

アカウントの投稿に対してのユーザーの滞在時間が長いほど、評価されます。

コメント数は多いか?

インフルエンサーからのコメントが多いほど、興味関心をひいていると判断されます。

これら三つ以外にもアカウントの評価をするパラメータは存在します。 また、上記のパラメータは、それだけを狙って伸ばすことが非常に難しいです。 自社アカウントの運用をなさる際には、「本当にユーザーを引き付けているのか?」を考え、上記のパラメータを伸ばすことを意識しましょう。

保存率

保存率と人気投稿の関係

投稿の保存率は非常に大切な要素です。
少し前まで、「いいね!数」や「コメント数」が大きな評価基準だと考えられて来ましたが、 よりユーザーのニーズに適した投稿の判断基準として保存数が重要視されるようになって来ています。

保存率は、一般的には以下の式で算出します。 保存率が高いほど、「その投稿をまた後で見たい→ユーザーにとって有益な投稿」とInstagramのアルゴリズムで判断されているのです。

下の画像は、弊社サービスでインフルエンサーマーケティングを行った際のデータです。


上記の図で、人気投稿に上位表示されたのは、Bのインフルエンサーでした。
もちろん、人気投稿に乗ればリーチ数も増えますが、保存「率」も同様に増加しているため、その投稿が持つ保存させる力があると言うことです。 これらのことから、保存率が高い投稿の方が、人気投稿に乗る確率が高いと言えます。

保存率の高い投稿のコツ

それでは、保存率の高い投稿にするにはどのようにすればいいのでしょうか。
そもそも、多くの人が保存するのは、「後から見返す」ためです。

後から見返したくなる内容は、以下の三つに分類できます。

■被写体の人物に魅力がある
■被写体の物に興味がある
■内容(構成)に興味がある

このうち、最もアカウント運用など企業担当者に関係がある「被写体の物に興味がある」に着目します。

例えば、Instagram上でフォローしている人が商品をおすすめすると、妙にその商品が欲しくなったりしますよね。 その商品が自分の手元にあることで、「憧れの自分になる」「便利になる」などの自己実現的、機能的な幸せを人々は求めています。

物品紹介系の保存率を上げる方法は種々様々ですが、特に保存率が高い傾向にあるのが「レビュー系の投稿」です。 ある商品の効果、効能を文字や写真で伝えることで、購入欲求を喚起し、保存につなげやすいです。

以下の図は株式会社Macbee Planetが全国10~60代の男女500人を対象に行った意識調査の結果です。
図を見ると、「詳細な使用感やレビュー」を重視する層が25%と最も多く、写真(18%)よりも重視されていることがわかります。

このことから、レビュー投稿はフォロワーの興味関心を惹きやすいです。

(出典:株式会社Macbee Planet

レビュー系の投稿で重要なポイントは、「具体的なイメージが見た人に湧くかどうか?」です。 
例えば、以下のアカウントは良例です。


(参考:https://note.com/petrel/n/n7b70d735012a

投稿を見て、商品の正しい効果を宣伝するのは非常に難しいです。 Instagramの特性上、基本的には視覚に訴えかけるしか効果がないためです。 そのため、写真でできる限り「具体的に」商品がわかるような投稿を心がけましょう。

商品のイメージをより詳細に想起してもらうことで、商品が手元にあるイメージがより沸きやすくなります。

投稿の滞在時間

投稿への滞在時間が長いほど、投稿への関心が高いと判断されます。
興味がない投稿はじっくり見たりしませんよね。 滞在時間のみを狙って、投稿設計するのは難しいです。

保存率と同様、できる限りフォロワーの立場に立った投稿設計をしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか? ハッシュタグ機能は誰でも使える分、その実かなり複雑な評価方法によって表示されていることがわかったかと思います。
各社で効果的なハッシュタグを検索するツールも続々とリリースされており、ハッシュタグ検索の重要性は勢いを増して来そうです。

本記事を参考に、是非とも今後のアカウント運用、インフルエンサーマーケティングにご活用ください!