2021.07.21

五十嵐 和希

INTERNET ADVERTISING

【Google広告】ターゲティング角度が上がるカスタムオーディエンスの全貌|考え方・セグメントの設定方法まで

WRITER

五十嵐 和希

株式会社PLAN-B システム開発本部 PDMチーム

大手広告主企業での広告宣伝部、総合広告代理店でのプロモーション部を経験し、PLAN-Bへ入社。企業のオウンドメディア「PINTO!」の立ち上げを行い数多くの記事を作成しメディアとして成長させた。その経験からコンテンツSEOのインハウス化を支援するツールの「SEARCHWRITE」をローンチし、プロダクトオーナーを務める。

目次
    1. 購買意欲が高いユーザーって誰の事?
    2. Google広告のカスタムオーディエンスとは?
    3. カスタムオーディエンスが設定できるキャンペーン
    4. Google広告 カスタムオーディエンスの設定方法
      1. カスタムオーディエンスを設定したいキャンペーンを選択
      2. オーディエンスから「インテント」をクリック
      3. 複数の条件を設定するのがポイントです
    5. カスタムオーディエンスのコツ
    6. まとめ:ユーザーの絞り込みの際に使ってみよう

カスタムオーディエンス機能は、購買意欲の強いユーザー層に対して広告を使って効果的にアプローチするための、ターゲティング機能です。

この記事ではカスタムインテントオーディエンスの概要と、設定方法などについて説明致します。


購買意欲が高いユーザーって誰の事?

たとえばクリスマスギフトやお歳暮を選ぶ時期に、何か新しい物、個性的なものを探している人は少なからずいます。あなたの会社の商品がそれに当る特徴を備えているかもしれません。

もしそうした個性的なアイテムを販売していることを、そのようなものを探している人が見つけた場合、購入に至る確率が高くなるでしょう。

購買意欲が高いユーザーとは、そうしたユーザーを指します。

購買意欲が高いユーザー

一度広告を見てくれさえすれば、かなり高い確率でコンバージョンしてくれるユーザーを囲い込めたら、広告主としてこんなに嬉しい事はありませんよね。それを可能にするのがカスタムオーディエンスです。


Google広告のカスタムオーディエンスとは?

カスタムオーディエンスは、広告主のキャンペーン(広告)やWebサイト、YouTubeチャンネルのデータを利用して、広告配信にふさわしいユーザーをアカウントの情報から抽出し、購入意欲の高いユーザー層を自動的に作成してくれます。

この過程では、機械学習によって既存のキャンペーンを分析し、特定の商品やサービスにアプローチしたキーワードやリンク先に基づいて絞り込みが行われています。

贈答用のアイテムを扱うサイトを訪問したユーザーが、カタログギフトについて頻繁に情報収集していた場合、新たに「お歳暮 カタログギフト」というカスタムオーディエンスを作成します。

広告主はこのカスタムオーディエンスの予測データを基に、いつどのくらいのボリュームで広告配信を行うかを考えるだけですみます。特定分野のユーザー層にアプローチするプロセスが簡単になり、特定の商品を探しているユーザーに効果的に広告を表示させることができるようになるのです。

カスタムオーディエンスが設定できるキャンペーン

カスタムオーディエンスは、下記のキャンペーンタイプで設定可能です。

  • ディスプレイキャンペーン
  • ファインドキャンペーン
  • 動画キャンペーン(YouTubeのみ)

すべてのキャンペーンで設定できるわけではないので、適宜販促内容に合わせてキャンペーンを選択して利用しましょう。

Google広告 カスタムオーディエンスの設定方法

カスタムオーディエンスの設定をするには、いくつか方法があります。

  • キャンペーン内から設定
  • 左メニューのオーディエンスの項目から設定
  • オーディエンスマネージャーから設定

今回は、キャンペーン内から設定する方法を紹介していきます。

カスタムオーディエンスを設定したいキャンペーンを選択

まずはカスタムオーディエンスを設定したいキャンペーンを選択(もしくは新規に作成)します。

ページ下部の「ユーザー:リーチする対象」の項目から、オーディエンスをクリックして開きます。

オーディエンスから「インテント」をクリック

デフォルトでは「検索」のタブが選択されているので、「閲覧」をクリックします。

続けて「お客様のカスタムオーディエンス」を選択し、「+カスタムオーディエンス」をクリックして新規作成します。

※この場所に「カスタムオーディエンス」の項目が出ない場合は、対象となるキャンペーンタイプを選択していない可能性があります。

設定画面は上記のような内容になっていますので、まずは認識しやすいオーディエンス名を設定しましょう。

続けて、下記のいずれかを選択します。

  • これらのいずれかの興味/関心や購入意向を持つユーザー
  • Googleでこれらのいずれかのキーワードを検索したユーザー

「これらのいずれかの興味/関心や購入意向を持つユーザー」は、特定の興味関心を持つユーザーをターゲットとしたい場合の設定です。「Googleでこれらのいずれかのキーワードを検索したユーザー」は、文字通りキーワードを指定したターゲティングが行えます。

どちらも何らかのワードを入力すると、複数の候補が表示されます。必要に応じて選択して設定しましょう。

その他必要に応じて以下の項目などを条件に加えることもできます。

  • 特定の種類のウェブサイトを閲覧するユーザー(URLの入力)
  • 特定の種類のアプリを使用するユーザー(アプリを検索)
  • 特定の場所に訪れるユーザー

設定が完了したら「作成」をクリックすれば、オーディエンスの編集の項目に反映されます。

複数の条件を設定するのがポイントです

ターゲットユーザーが利用すると思われるキーワード、URL、アプリをできるだけ設定するのがポイントとなります。少なすぎても多すぎてもダメで、15個程度の設定が理想的です。

カスタムオーディエンスはアカウント内に保存されますので、他の広告キャンペーン内で転用することもできます。類似の客層向けの新商品を出す場合などに流用できるでしょう。

内容は再編集できますので、必要に応じてキーワードやURLなどを変更してください。

ちなみにソーシャルメディアやメールサービスなど、ユーザーのログインが必要なURLは入力してもオーディエンス化できませんので注意してください。また精度の高い購買意欲を持つカスタムユーザー層の囲い込みのため、キーワード設定がとても重要です。

見込み客となるユーザー層がチェックしたりアクセスしたりしている商品、サービスに関連したキーワードは必ず設定しておきましょう。


カスタムオーディエンスのコツ

もともとディスプレイ広告のオーディエンス設定は、購買意欲が高いユーザーといった特殊なセグメントはカバーしていません。

たとえばギフト用のジュエリーを扱うショップなら、恋人やパートナー向けのアイテムを探しているユーザーを集めたオーディエンスを作成、クリスマスやホワイトデーに合わせて戦略的な広告配信が可能になるでしょう。

このように、購買意欲の高いユーザーを絞り込んで広告配信できればより成果が上がりますし、購買意欲が高まる時期を区切って広告配信すれば、コストパフォーマンスもより向上させられるはずです。

そういった2つの意味でも、カスタムインテントオーディエンスの設定はとても重要になってくるでしょう。


まとめ:ユーザーの絞り込みの際に使ってみよう

ここまでカスタムオーディエンスについて解説しました。

広告の配信前に、広告を表示すべきユーザーを絞り込みかつ購買意欲の高い人達を囲い込んで配信できるため、この機能を使いこなせばより効果的な集客ができるようになるはずです。

さまざまなキャンペーンへ流用することもできるため、非常に便利な設定でもあります。

設定はとても簡単ですので、ぜひトライしてみてください。