2021.04.16

五十嵐 和希

INTERNET ADVERTISING

Instagram広告の種類|特徴と配信パターンを紹介

WRITER

五十嵐 和希

株式会社PLAN-B システム開発本部 PDMチーム

大手広告主企業での広告宣伝部、総合広告代理店でのプロモーション部を経験し、PLAN-Bへ入社。
企業のオウンドメディア立ち上げ支援や自社開発DMP「Juicer」のマーケティング責任者を担う。
現在は自社開発プロダクト「SEARCHWRITE」のプロダクトオーナーとしてPMFに向けた活動を担当している。

目次
    1. Instagram広告とは?
      1. ユーザーの特徴
    2. Instagram広告を使う3つのメリット
      1. メリット1.詳細なターゲティングができる
      2. メリット2.若年層や女性ユーザーにリーチできる数が多い
      3. メリット3.企業アカウントとの親和性が高い
    3. 配信面の特徴
      1. フィード広告
      2. ストーリーズ広告
        1. 複数の写真や動画を組み合わせる
        2. 音声を入れる
        3. 遷移ボタンを分かりやすく表示させる
    4. Instagram広告を配信する際のポイント
      1. ユーザーが投稿するフィードやストーリーズの中に配信されても違和感のないクリエイティブを作成する
      2. 画像内にテキストを多く入れすぎない
      3. 日常の一コマを切り取ったようなクリエイティブにする
    5. Instagram広告の設定は簡単
    6. Instagramアカウントなしで投稿するデメリット
      1. デメリット1.Instagramのアカウント名をクリックできない
      2. デメリット2.コメントへの返信や削除ができない
    7. まとめ:Instagramを試してみよう

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近年Instagram広告が注目を集めています。若者を中心にInstagramを利用するユーザーが増えており、FacebookやTwitterと並んで巨大なプラットフォームになり始めているからです。

今では若者向けの商材のみならず金融商材などの広告も見られ、広告を出稿する企業のジャンルも幅広くなってきており、どの企業のWebマーケターにとっても出稿を検討したい広告です。そこで今回はInstagram広告の特徴を解説します。


Instagram広告とは?

Instagram広告とはInstagramのフィードやストーリーズ上に配信できる広告のことです。

ユーザーは画像や動画に対して非常に関心が高いので、クリエイティブの質が非常に重要になってきます。今までInstagram広告はブランディング広告と見なされていましたが、2016年頃からコンバージョン単価を意識した獲得系のプロモーションにおいても利用されるようになり、今では多くの企業が広告を出稿しています。

Instagram広告はFacebookビジネスマネージャーから配信の設定が可能で、基本的に通常のFacebook広告と同様のターゲティングを利用できます。また広告フォーマットに関しても同様に、写真広告や動画広告、カルーセル広告、キャンバス広告を実施できます。

ただ、Instagram広告でしか出稿できない広告フォーマットも存在しており、Facebook広告とは異なる訴求をすることも可能です。


ユーザーの特徴

Instagramユーザーの特徴

Instagramユーザーの多くは10代~20代の若年層です。またFacebookやTwitterユーザーと比較して、Instagramユーザーの画像や動画に対する意識は非常に高いです。

「インスタ映え」というワードが流行っていることからもわかる通り、ユーザーは綺麗に写真・動画を撮ることを非常に重要視しています。このように写真や動画の質に敏感なユーザーが多いので、質の高いクリエイティブを配信しなければならないのです。

このようなユーザーの特徴から、コスメやアパレル系の商材を抱える企業がInstagram広告を導入している場合が多いです。ただ、若年層向けのアプリや人材、金融など様々な商材・業界のプロモーションに利用されてきており、Instagram広告のビジネス活用は広がっています。

Instagram広告を使う3つのメリット

Instagramには多くのメリットがあります。

本記事ではその中でも代表的な3つのメリットをご紹介します。

  1. 詳細なターゲティングができる
  2. 若年層や女性ユーザーにリーチできる数が多い
  3. 企業アカウントとの親和性が高い

順番に解説していきますね。   

メリット1.詳細なターゲティングができる

Instagram広告は「とても詳細なターゲティングができる」ことが大きなメリットの1つです。

Instagram広告はFacebook広告とほぼ同じターゲティングエンジンを使用しています。

膨大なユーザーデータを持つFacebookの情報を利用できるため、同じFacebook社が運営するInstagramでも精度が高く詳細なターゲティングができるのです。

主にターゲティング可能な項目としては以下が挙げられます。

  • ユーザーの趣味や関心
  • 年齢
  • 性別
  • 職種
  • 交際ステータス
  • Facebookページにいいねした人
  • Facebookページにいいねした人の友達 など

このように、他の広告媒体では得られないデータを基にとても細かなターゲティングができるのはInstagram広告のメリットです。

メリット2.若年層や女性ユーザーにリーチできる数が多い

Instagramを他の媒体と比べた際に、最大の違いと言えるのは

  • 若年層
  • 女性ユーザー

が多い点です。


(引用:Gaiax

上記の画像からわかるように、20代であれば女性ユーザーが64%を占めています。

若年層や女性ユーザーの顧客を獲得できる広告媒体は少なく、これらの層にリーチしたい広告主であれば利用しない手はありません。  

メリット3.企業アカウントとの親和性が高い

Instagram広告はビジネスとの親和性が高く、広告を出しやすいプラットフォームです。

(引用:サイバー・バズ)

「20代女性の92%」はInstagram上で企業のアカウント(ビジネスアカウント)をフォローしており、関心の強さが伺えます。

(引用:サイバーバズ)

また、20社以上のアカウントをフォローしている割合は50%と、若年層の女性ユーザーが企業アカウントにかなり積極的なこともInstagramの特徴です。

さらに同様の調査から、「Instagramでフォローしている企業・ブランドの投稿をきっかけに、その商品を購入したことがありますか?」との質問には20代女性の約90%が「YES」と回答しています。

ユーザーが企業アカウントに強い関心を持っていることは、広告を出す側にとって大きなメリットですね。

配信面の特徴

Instagram広告の配信面には「フィード」と「ストーリーズ」があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

フィードとストーリーズ


フィード広告

ユーザーが投稿するフィードに広告を配信することができます。あまりにも広告色が強すぎるとユーザーから敬遠されるので、よりナチュラルな広告が求められます。例えば一般のユーザーが撮影したかのように、スマホで商品を撮った画像をクリエイティブに使うなどです。

一般のユーザーの投稿の中に配信しても違和感の無い広告を作成する必要があります。


ストーリーズ広告

2017年からストーリーズ枠にも広告を配信できるようになりました。ストーリーズ広告では、臨場感のあるフル画面の広告を表示できます。写真または15秒以内の動画をアップロードしてInstagramに投稿されたストーリーズの間に表示できます。フル画面の広告が表示されるため通常のフィードに配信する広告と比べて、より視覚的にユーザーに訴えることができます。

ストーリーズ広告を作成する際のポイントは下記が挙げられます。


複数の写真や動画を組み合わせる

ストーリーズでは多くのユーザーが複数の写真や動画を組み合わせて投稿します。そのため複数の画像や動画を組み合わせて広告を作成しても、多くのユーザーが広告を見てくれる可能性が高いです。うまく組み合わせて提供する情報量を増やし、ユーザーの商品に対する理解度を深めましょう。


音声を入れる

ストーリーズを見るユーザーの多くは、音声をオンにして視聴します。そのため広告を作成する際も音声を入れると効果的でしょう。


遷移ボタンを分かりやすく表示させる

ストーリーズに広告を投稿する際の懸念点は、「遷移する時のボタンが見にくい」ことが挙げられます。

ストーリーズ

引用:facebook business「Instagramで魅力的なストーリーズを作成する4つのヒント

ボタンは画像下部の「see more」(※日本語表記もあります)なのですが、非常に見にくいことが分かります。そのためボタン周りは色付けをしたり、周囲を強調するなどデザイン面で工夫する必要があります。まだストーリーズに広告を出稿しているクライアントの数は少ない印象があるので、今のうちに配信しておくことをオススメします。


Instagram広告を配信する際のポイント

ここではInstagram広告を配信する際にどういう点に気をつければいいかを解説します。

広告配信のポイント


ユーザーが投稿するフィードやストーリーズの中に配信されても違和感のないクリエイティブを作成する

Instagram広告では広告色を極力消した、ナチュラルなクリエイティブが求められます。

また高画質の鮮明な画像を使うようにするのもポイントです。Instagramユーザーは綺麗な画像や動画を求める傾向があります。ピクセル化された画像、照明が悪い、その他の難点がある画像は、Instagram広告で効果を上げられない可能性があります。


画像内にテキストを多く入れすぎない

ユーザーの多くは画像や動画をメインに閲覧したいと考えています。その中で画像内テキストが多い投稿はユーザーに敬遠されがちです。本当に伝えたい情報だけテキスト化して画像内に組み込むようにしましょう。


日常の一コマを切り取ったようなクリエイティブにする

何気ない日常の中で商材が利用されているシーンや、その商材がユーザーにとって身近に感じるような演出はInstagram広告にとって非常に重要です。ユーザーが日常生活の中で商品を利用しているイメージを掻き立てることができるようにクリエイティブを作成しましょう。


Instagram広告の設定は簡単

Instagramのアカウントを作成し(※Instagramのアカウントがなくても広告の配信はできますが、アカウントは作成しておくことをオススメします)、Facebookのビジネスマネージャー上に登録している広告アカウントからInstagramに配信する設定を行います。

Facebookビジネスマネージャー

広告セットの編集画面で、配信先にInstagramを選択すると配信ができるようになります。Facebook広告を実施していればすぐにInstagram広告の実施は可能です。

Instagramアカウントなしで投稿するデメリット

Instagram広告はアカウントを作らずとも出稿することができます。

ですが、簡単に出稿できる反面で以下のデメリットがあることを理解しましょう。

  1. Instagramのアカウント名をクリックできない
  2. コメントへの返信や削除ができない

簡単に解説していきますね。  

デメリット1.Instagramのアカウント名をクリックできない

1つ目のデメリットはInstagramのアカウント名がFacebookページ名で表示され、クリックができないことです。

ただし、広告のCTAを使って「こちらをクリック」のように他のページへ遷移させる目的で使用することが多いため、あまり問題はありません。

オーガニック投稿を継続して行う予定でなければ、気にしなくてもいいでしょう。

反対に、日々商品の紹介を行うつもりであればInstagramアカウントを作成することをおすすめします。  

デメリット2.コメントへの返信や削除ができない

2つ目のデメリットは広告へのコメントに返信や削除ができないことです。

こちらも1つ目のデメリットと同様に、遷移させることが主目的であれば問題はありません。

しかし、ユーザーとのコミュニケーションを取りながら、距離の近いブランディングを行っていくつもりであればアカウント作成をしておきましょう。

まとめ:Instagramを試してみよう

今やFacebookやTwitterと並び巨大サービスになったInstagram。そのユーザー数はまだまだ増加し続けており、広告でリーチできるユーザー数が多いことは非常に魅力的です。

一方でInstagram広告はクリエイティブの質が非常に重要で、クリエイティブの作成やPDCAを回すことに労力がかかるかもしれません。ただブランディング・獲得系の双方のプロモーションにおいて有効で、必ず導入しておきたい広告メニューの1つです。非常に導入も簡単なので是非試してみましょう。