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2017.12.25

中原 春花

INTERNET ADVERTISING

【保存版・後編】2017年 主要SNS広告のアップデート情報まとめ(Twitter・LINE Ads Platform)

目次
    1. Twitter
      1. Twitterの基本情報と今年のKeyword
      2. 今年のアップデート情報(時系列順)
        1. 3月28日:Periscopeの動画にプレロール広告の配信が可能に
        2. 4月10日:カスタムハートでプロモライブビデオのキャンペーンをさらに魅力的に
        3. 5月23日:ダイレクトメッセージカードのご紹介
        4. 8月31日:MoPubでのビューアビリティの効果検証の開始
        5. 10月17日:新しい動画広告ソリューション「インストリーム動画広告」のご紹介
        6. 10月17日:ビデオウェブサイトカードのご紹介
        7. 10月24日:Twitter広告の透明性に関する新しいご報告
    2. LINE Ads Platform
      1. LINE Ads Platformの基本情報と今年のKeyword
      2. 今年のアップデート情報(時系列順)
        1. 3月1日:「LINE Ads Platform」、本日より台湾での本格運用を開始
        2. 7月12日:LINE の運用型広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform」、新たに 2 つのオプションメニューを提供開始
        3. 8月25日:LINEの運用型広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform」、 新たなオプションメニュー「First View」の提供開始
        4. 11月7日:配信面が拡充!「LINE BLOG」「LINEマンガ」上での広告配信を開始
        5. 11月15日:9:16の縦型動画「バーティカルフォーマット」の提供を開始
    3. まとめ

前編に引き続き、2017年の締めくくりとしてSNS広告アップデート情報をまとめてお伝えしています。
後編ではTwitterとLINE Ads Platformについてご紹介します。

前編をご覧になっていない方はこちらもあわせてどうぞ!


Twitter

最近じわじわと再燃しているTwitterですが、2017年はどのようなアップデートがあったのでしょうか?

Twitterの基本情報と今年のKeyword

媒体

Twitter

利用者数4,500万人
男女比非開示
2017年のKeyword
  • ダイレクトメッセージカード
  • ビューアビリティ
  • 透明性の向上
  • インストリーム動画広告
  • 動画フォーマットの拡充

今年のアップデート情報(時系列順)

3月28日:Periscopeの動画にプレロール広告の配信が可能に

ライブ配信サービスPeriscopeにプレロール広告を配信できるようになりました。商品やサービスとの関連性が高いライブ動画の前に、動画広告でメッセージを届けることができます。

ライブ動画の視聴者は自ら参加するという意志を持ったユーザーが多いため、彼らの興味関心に合った広告であれば受け入れられることでしょう。

出典:Twitter Blog


4月10日:カスタムハートでプロモライブビデオのキャンペーンをさらに魅力的に

アメリカで先行して発表された機能ですが、ライブ配信サービスのPeriscopeを使ったプロモライブビデオに「カスタムハート」が設定できるようになりました。

元々ハートを押すことによって、ユーザーはライブ配信者に共感や好意を伝えることができるのですが、今回の発表ではこのハートをブランドのロゴなどにカスタムできるようになったのです。

これによって、ブランドをより印象付けたり、参加者一体となって盛り上がれるキャンペーンを展開できるようになります。ライブ配信者が、タイトルにハッシュタグをいれるだけで設定できるので一度試してみてはいかがでしょうか。

カスタムハート

出典:Twitter Blog / ITmediaエンタープライズ


5月23日:ダイレクトメッセージカードのご紹介

広告から直接メッセージに誘導できる広告フォーマット「ダイレクトメッセージカード」が誕生しました。これを使用すると、動画や静止画はもちろん、カスタム可能なCTA(コールトゥアクション)ボタンを指定することができます。

このCTAボタンは1つ~複数個設定できるため、目的に合わせてユーザーを自然な形でダイレクトメッセージへ誘導することができます。会話を通じてファンを増やす方法の1つとして、今後重宝しそうですね。

ダイレクトメッセージカード

出典:Twitter Blog


8月31日:MoPubでのビューアビリティの効果検証の開始

TwitterのアドエクスチェンジであるMoPubは、ビューアビリティの効果検証に大きく投資することを発表しました。具体的には、広告効果検証のリーディングカンパニーであるIntegral Ad Science(IAS)と広告ビューアビリティ計測ツールMoatとの連携を開始しました。

今後、新しくなったMoPubを通じてIASとMoatの指標を使用し、ビューアビリティの効果検証などに役立てることが可能です。

出典:Twitter Blog


10月17日:新しい動画広告ソリューション「インストリーム動画広告」のご紹介

モバイル上での動画消費が盛んになるにつれて、Twitter上の動画のインプレッションも増加しています。このような背景を受け、「インストリーム動画広告」の提供がアメリカから先行して開始されています。

内容としては、世界中からTwitterに集まってくるブランドセーフな動画に、プレロール広告を配信できるというものです。広告を配信したい動画のジャンルを選ぶことができ、自社の商品やサービスに合った動画と共に配信することが可能です。

つまり、親和性の高い動画コンテンツと一緒に動画広告を配信することでよりブランドの認知を高めることが期待できるのです。Twitterは効果測定のサポートやプラットフォームの改良なども積極的に行うとしており、今後ますます動画体験の提供に力を入れていくようです。

動画広告

出典:Twitter Blog


10月17日:ビデオウェブサイトカードのご紹介

ウェブサイトカードに動画フォーマットが登場しました。このフォーマットでは、広告をクリックするとTwitterアプリ内でリンク先に遷移します。

その際、画面上部に動画は掲載されたままになるので、動画のストーリーを残したままユーザーを次の段階へと誘導することが可能です。今までは静止画のみの対応だったため、Twitterでの施策の幅が広がりますね。

出典:Twitter Blog


10月24日:Twitter広告の透明性に関する新しいご報告

Twitter広告の透明性を向上させるため、トランスペアレンシー(透明性)センターの提供を開始します。トランスペアレンシーセンターとは、ユーザーが表示された広告の詳細を把握でき、何か問題があれば直接Twitterにフィードバックを送れるものです。

Twitterは今後ユーザーによる広告のコントロールを強化し、広告ポリシーを厳格化していくことを発表しています。また、この機能はアメリカでのみ導入し、順次全世界へ展開する予定です。

出典:Twitter Blog


LINE Ads Platform

最後はLINE Ads Platformです。昨年生まれたばかりの運用型広告ですが、その勢いは凄まじいです。


LINE Ads Platformの基本情報と今年のKeyword

日本国内のユーザー数がダントツでトップであり、何よりの強みです。

媒体

Line Ads Platform

利用者数7,100万人以上
男女比男 47%:女 53%
2017年のKeyword
  • 台湾への本格運用開始
  • ブランディング向けメニューの充実
  • 配信面の拡充
  • 縦型動画

今年のアップデート情報(時系列順)

3月1日:「LINE Ads Platform」、本日より台湾での本格運用を開始

昨年から一部の配信面のみで試験的に運用を行っていた台湾配信ですが、3月よりタイムライン面を100%運用型広告に切り替えることが発表されました。

現在はタイムライン面のみですが、今後のユーザーの増加に伴いニュース面などにも広がっていく見込みです。また、台湾への配信を行う際は、日本向けのアカウントとは別にアカウントが必要になります。

出典:LINE


7月12日:LINE の運用型広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform」、新たに 2 つのオプションメニューを提供開始

「リーチ&フリークエンシー」と「ブランドリフトサーベイ」が新たに提供されています。

・リーチ&フリークエンシー
設定したフリークエンシー(※1)内で、リーチを最大化してくれる機能です。多くリーチすることを目的とするため、通常の広告配信よりも優先して配信されます。短期間で多くのユーザーにリーチできるため、認知を高めたいブランディング目的の企業向けのメニューです。
※1 フリークエンシー:1ユーザー当たりに配信される広告の上限


・ブランドリフトサーベイ

LINEでの広告配信と併せて調査することで、ユーザーの広告接触有無を分析し、その広告がどの程度ブランド認知につながっているかを正確に把握することができます。どちらも事前の申し込みが必要で、タイムライン面の動画広告のみ対応しています。(※2)
※2 2017年7月時点

出典:LINE


8月25日:LINEの運用型広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform」、 新たなオプションメニュー「First View」の提供開始

リーチの最大化を目的として、新しく「First View」というオプションメニューが登場しました。

「First View」は、タイムラインの最上部に広告を表示させることができるメニューで、ブランディング目的の広告主に最適なメニューです。24時間で約1,800万人へのリーチを見込めるため、短期間でインパクトのあるプロモーションが可能となります。

First Vew

出典:LINE / LINE Ads Platform


11月7日:配信面が拡充!「LINE BLOG」「LINEマンガ」上での広告配信を開始

新たに「LINE BLOG」と「LINEマンガ」への広告配信が可能になりました。(※1)中でも著名人から一般ユーザーまで、幅広く活用されている「LINE BLOG」は、月間PV2億超(※2)を誇る大規模メディアとして成長を遂げています。今後ますますそのポテンシャルに期待が集まります。
※1 掲載面の指定は不可(2017年12月時点)
※2 2017年5月時点

LINEブログ LINEマンガ

出典:LINE / MarkeZine


11月15日:9:16の縦型動画「バーティカルフォーマット」の提供を開始

正方形に加えて、縦長フォーマット「バーティカルフォーマット」も追加されました。動画配信のみの対応で、タイムライン面にのみ掲載されます。

タイムライン上では2:3の比率で表示されますが、画面をタップすると全画面再生になります。画面をフルジャックした、よりリッチなユーザー体験の提供が可能となりそうです。

出典:LINE


まとめ

以上、TwitterとLINE Ads Platformの2017年アップデート情報をピックアップしてまとめました。

Twitterは、Facebookと同様に主に動画広告へ注力しつつ、企業とユーザー相互の透明性を強化していく方針のようです。LINE Ads Platformは海外配信への注力やブランディングよりのメニューが多く見られました。

1年のうちに様々な変化があった各SNS媒体ですが、全体として動向を見てみるとほとんどどの媒体も「動画」「広告の透明性」に重きを置いていることが分かります。来年は動画が主流の広告メニューとなり、広告の掲載や計測などもより厳格になるかもしれませんね。

今年のことは今年のうちに!取りこぼした情報は今のうちにキャッチアップし、来年に備えましょう。

みなさま、良いお年を!