Facebook広告の配信フォーマットやターゲティング種類を徹底解説

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「Facebook広告のフォーマットってどんな種類があるの?」
「フォーマットが多すぎてどれを選んでいいのかわからない…」

そうお悩みの方は多いと思います。

主流なSNS広告の一つであるFacebook広告では、多様なフォーマットを用いて広告を配信することができます。しかし、フォーマットが多いために「何を選べばいいかわからない」となってしまいがちです。

そんな方のために本記事では、Facebook広告の目的毎にどのフォーマットを使えばいいか、を詳しく解説していきます。自分が広告を出稿する目的と照らし合わせながら、適切なフォーマットを見つけてくださいね。Facebook広告について基本事項全般を知りたい方はこちらの記事も併せてご覧ください。


Facebook広告の目的と配信フォーマット

まずはじめに、Facebook広告で選択できる「Facebook広告出稿の目的」と「配信フォーマット」について整理していきます。

Facebook広告を新規で出稿する場合には、大きく「認知獲得」「検討獲得・販促」「ロイヤリティ」の大きく4種類に分かれた出稿目的から、広告の出稿目的に合ったものを選ぶ必要があります。

出稿の目的とそれに対応したフォーマットを、以下に整理します。

認知獲得(ブランドやサービスを知ってもらう)

  • ブランド認知度アップ:動画広告/インスタントエクスペリエンス

検討(ブランドやサービスを知ってもらい、検討してもらう)

  • 様々な商品を比較/検討してもらう:カルーセル広告/コレクション広告
  • 資料請求などを通したフォーム入力促進で顧客情報を取得する:リード獲得広告

顧客獲得(物を購入してもらったり、サービスを利用してもらう)

  • 商品(サービス)への誘導/獲得:リンク広告/ダイナミック広告
  • アプリのインストールを促進する:モバイルアプリ広告(インストール)
  • 企業Facebookページへのいいね!を増やす:ページへの「いいね!」広告
  • 来店を促進する:リーチ広告(旧:近隣エリア広告)

 ロイヤリティ向上(購入・インストール後の再購入や再利用を促す)

  • アプリの再使用を促す:モバイルアプリ広告(リエンゲージメント)

【10選】Facebook広告の掲載フォーマット紹介

今回は、Facebook広告でよく使われる10個の配信フォーマットをご紹介します。

それぞれの特徴と、どんな用途におすすめかも併せて解説しますので、利用目的に応じて適切なものを選択しましょう。

  • 動画広告
  • インスタントエクスペリエンス
  • カルーセル広告
  • コレクション広告
  • リード獲得広告
  • リンク広告
  • ダイナミック広告
  • リード獲得広告
  • モバイルアプリ広告(インストール/プレイアブル)
  • ページへのいいね!広告

それぞれ詳しく解説していきますね。

認知獲得におすすめ

1.動画広告

映像や音楽、モーションを活用した、主にブランディング向けの広告フォーマットです。

特徴

  • タイムライン上で強制的に動画視聴が開始されるため、他媒体と比べて動画を見てもらいやすい
  • 他フォーマットと比較して伝えられる情報量が多い
  • 静止画よりCPM(1,000回あたりの配信量単価)が安い場合が多く、安価で視聴数を獲得することができる
  • CTR(クリック率)が他フォーマットよりも高い傾向にある

伝えられる情報量が多い上にユーザーの目に留まりやすいため、利用者が急増している広告フォーマットです。

こんなときにおすすめ

  • 企業/商品のブランディングを行いたいとき
  • 静止画では伝わりづらい魅力が多い商材を扱いたいとき(例:BtoB商材やコスメ…etc)

Facebook広告_動画広告

2.インスタントエクスペリエンス

正確には広告フォーマットではなく、静止画や動画、カルーセル広告などと組み合わせて利用できるのがインスタントエクスペリエンスです。

広告をクリックするとフルスクリーンでクリエイティブが表示され、サイトの遷移前に多くの情報をユーザーに表示できます。

特徴

  • Facebook内で最もリッチで没入感のあるクリエイティブ表現ができる(例:傾けるとスクロールするパノラマ画像)
  • 他クリエイティブと組み合わせて、ブランドの世界観や魅力を伝えられる
  • テンプレ―トを利用して簡単に作成できる
  • モバイルにしか配信できない
  • 利用している事業者が少なく、目立ちやすい

他の広告フォーマットでは表現できない内容を配信でき、利用者も少ないので効果的にブランド・商品をアピールすることができます。

こんなときにおすすめ

  • 一般的なフォーマットで配信に頭打ちがきているとき
  • ブランドイメージや世界観を、静止画や動画よりも重厚に伝えたいとき

検討目的におすすめ

3.カルーセル広告

カルーセル広告は、3〜10枚の画像(動画)をスライド形式で表示させることのできる広告フォーマットです。

特徴

  • 1つの広告内で複数の画像/動画、URLを設定できる
  • 画像ごとに個別のCTAボタンを設置できる(例:見積もり、お問い合わせ、予約する…etc)
  • 自動的にパフォーマンスが高いクリエイティブを先頭に配置する機能がある
  • 目的として「エンゲージメント」と「動画の再生数アップ」は選択できない

スライド形式という特徴を有効に活用し、それぞれの画像に連続性をもたせた面白い魅せ方ができるのもカルーセル広告の特徴です。

こんなときにおすすめ

  • 流れや変化など、連続性のある内容を伝えたいとき
  • 複数の商品や訴求を同時に伝えたいとき

Facebook広告_カルーセル

4.コレクション広告

コレクション広告は、メインクリエイティブ(静止画または動画)と複数のクリエイティブを組み合わせて、商品の購入をスムーズに促せるフォーマットです。

特徴

  • 他のフォーマットと比べて、商品の販売に特化している
  • 複数の商品を一度に紹介できる
  • アプリ内(Facebook/Instagram)で商品の値段や性能などの情報を訴求できる
  • 商品情報を詳細に伝える場合、商品データの加工に手間がかかる

商品データの加工に手間はかかるものの、商品の販売に適したフォーマットであり、アプリ内の検討~購入を強く促すことができます。

こんなときにおすすめ

  • ECなど複数商品を広告配信したいとき
  • Googleショッピング広告などのフィードを利用したダイナミック広告を利用しており、配信チャネルを増やしたいとき
  • 商品同士の比較や商品の利用イメージを表現したいとき(例:色違いの比較や着用動画の配信)

5.リード獲得広告

リード獲得広告は、Facebook/Instagramアプリ内でフォームの入力を促し、リードの獲得ができるフォーマットです。

特徴

  • サイト遷移がないため、ユーザーへのストレスや離脱率を低く抑えられる
  • フォームの質問内容がカスタマイズできる
  • CRMツールとの連携によって、獲得したリードをスムーズに管理できる
  • コンバージョンまでの1st party Cookieを取得できるため、正確なデータを収集できる

アプリ内でフォームの入力~申し込み完了までを完結させられるため、離脱を防ぎながらリード獲得を効率的に行えるフォーマットです。

こんなときにおすすめ

  • BtoB商材や高額商材を取り扱っており、フォーム送信をコンバージョンとしたい場合
  • エントリーフォームの改善を行う前に、最小限の工数でテストをしたいとき

獲得・販促目的におすすめ

6.獲得・販促目的におすすめ:リンク広告

リンク広告は、CTA(コール トゥ アクション)ボタンを駆使して、自社サイト(LP)へ誘導する際に使用されます。

画像/動画一枚から始められるため、Facebook広告を配信する際は初めにリンク広告が用いられるケースが多いです。

特徴

  • 写真/動画一枚で手軽に始められる
  • 多種類のCTAが利用できる(例:予約する、詳しくはこちら、購入する、ダウンロード)
  • Facebook広告で利用できるすべての配信面に配信できる

全フォーマットの中で最も利用が手軽なため、Facebook広告のテストマーケティングや最初期から使われ続けることが多いフォーマットです。

こんなときにおすすめ

  • Facebook広告をスタートするとき
  • あまり工数をかけずに広告配信をしたいとき
  • 新しい訴求のテストマーケティングをしたいとき

Facebook広告_CTAボタン

7.:ダイナミック広告

ダイナミック広告は、商品情報とリマーケティング情報(ユーザーの自社サイト訪問や購入データ)を元に、リンク広告やカルーセル広告を自動的に作成してくれるフォーマットです。

特徴

  • ユーザーの興味関心に応じて、適切な商品をリアルタイムで出し分けられる
  • 詳細な商品情報を訴求できる
  • 商品情報をまとめたデータを用意する工数がかかる
  • 対応がやや複雑で、専門的な知識が必要になる

ユーザーごとにリアルタイムで商品を出し分けることができ、設定の工数を乗り越えられれば販促効果の高いフォーマットです。

こんなときにおすすめ

  • 多種類の商品を販促したいとき(例:ECサイト、旅行サイト、自動車販売…etc)
  • リマーケティングでの獲得効率を向上させたいとき

8.:モバイルアプリ広告(インストール)

モバイルアプリ広告は、FacebookやInstagramを活用して、スマートフォンアプリのダウンロードを促す広告フォーマットです。

特徴

  • 1タップでアプリストアへ遷移させることができる
  • 既存ユーザーに配信せず、新規ユーザーの獲得のみに特化したターゲティングができる
  • プレイアブル広告であれば、デモプレイをFacebook/Instagram上で促せる

アプリのインストール促進に特化した広告フォーマットで、効率的に新規ユーザーの獲得を行うことができます。

こんなときにおすすめ

  • 新規ユーザーのアプリインストール数を増加させたいとき
  • アプリ内での購入や課金などを行いやすいユーザーを獲得したいとき

Facebook広告_アプリインストール広告

9.:リーチ広告(旧:近隣エリア広告)

リーチ広告は、FacebookやInstagramを活用して、実店舗の近くにいる人の注目を集めるための広告フォーマットです。

CTAボタンを駆使して、電話を促したり、道順を表示したりなど、多様な行動を促すことが可能です。

特徴

  • 実店舗がある場合に、近くにいるユーザーへ広告配信ができる
  • 実店舗への来訪に最適化された広告配信ができる(例:電話を促す・道順を表示する・メッセージを送る)
  • 複数の店舗があっても対応可能

こんなときにおすすめ

  • オフラインビジネスで実店舗への来訪を促したいとき
  • 店舗近くのユーザーに限定して広告を配信したいとき

Facebook広告_近隣エリア広告

10.:ページへの「いいね!」広告

ページへの「いいね!」広告は、ユーザーのタイムライン上でFacebookの企業ページへの「いいね!」を促すことによって、ファンを獲得する広告フォーマットです。

自社のファンユーザーはどのようなユーザーなのかを検証し、Facebookならではの精密なターゲティングで広告を配信することで、効率的にファンを獲得することが出来ます。

また、より効率的にfacebookページへいいねを集めるためには、日常的にコンテンツが更新されていることが重要なため、加えてアカウント運用も行っていく必要があります。

特徴

  • Facebookページの投稿やイベントの告知に特化したフォーマット
  • エンゲージメント向上やリーチ数の増加を目的に利用可能
  • Facebookページで配信したイベントの集客が可能

こんなときにおすすめ

  • 自社イベントの集客を行いたいとき
  • 企業・サービスのファン獲得を促進したいとき

Facebook広告_ページいいね広告


Tips:Facebook広告では「クリエイティブ」も重要

Facebook広告は、GDNやYDNに代表される通常のバナー広告とは性質が少し異なり、広告っぽくない(タイムラインを汚さない)ユーザー目線のクリエイティブが必要になります。

またSNS広告は、良くも悪くもユーザーが日常的に何度も閲覧を行うため、クリエイティブの摩耗が激しく、頻繁なクリエイティブの入れ替えやA/Bテストが重要です。

クリエイティブの継続的な改善が広告成果の成否を分けるため、フォーマットはもちろんですが訴求やビジュアルも検証を行い続けましょう。


まとめ

Facebook広告では多様なフォーマットがあり、初めて利用する場合には戸惑ってしまいますよね。

ですが、本記事で紹介した目的別にフォーマットを使い分ければFacebook広告で成果を出しやすくなります。

Facebook広告にこれから取り組む方はもちろん、以前に挑戦していたが効果が悪くやめてしまった方も、これを期にもう一度、これらのポイントを抑え挑戦してみてはいかがでしょうか。

「自社だけでは難しそう…」という方がいらっしゃればぜひこちらのリンクからご連絡くださいませ。可能な限りご協力させていただきます。