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GoogleAdWordsスマートディスプレイキャンペーンの効果や設定方法について

Writerライター

五十嵐 和希

株式会社PLAN-B プロジェクト推進室 ビジネス開発

2013年中途採用でPLAN-Bに入社。東日本エリアの営業マネージャーを経て、2017年にビジネス開発ユニットを立ち上げ、各種アライアンス構築活動を中心とした事業開発や、SFA/MAなどを駆使した営業支援業務に従事。

目次
    1. スマートディスプレイキャンペーンとは?
    2. スマートディスプレイキャンペーンは、どういった効果があるの?
      1. 「入札」「ターゲティング」「広告の作成」が自動で行われる
        1. 1.入札の自動化
        2. 2.ターゲティングの自動化
        3. 3.広告の自動作成
      2. 運用者の負担が軽減されて、よりクリエイティブな領域に時間を注ぐことができる
    3. 設定方法
      1. Google AdWordsの管理画面で「+」をクリックし、キャンペーンの目標を設定します。
      2. キャンペーンの詳細設定で「目標CPA単価」や「日予算」等諸々の情報を入力
      3. 最後に、広告の素材を設定する
    4. 設定の際の注意点
      1. 1.ディスプレイネットワークで過去30日間に50件以上、もしくは検索広告で100件以上のコンバージョンデータをためておく必要がある
      2. 2.目標CPA単価を低く設定しすぎている
      3. 3.どのような見出し、説明、ロゴ、画像にしようと意味が通じるようにする
      4. 4.設定を頻繁に変更しない 日予算や目標CPA単価などの設定を頻繁に変更しない
    5. まとめ

広告運用者の負担を軽減しようとGoogleは運用広告の領域において自動化を進めています。今回はGDNで利用できる自動化プロダクトの1つであるスマートディスプレイキャンペーンをご紹介します。


スマートディスプレイキャンペーンとは?

GoogleAdWordsのGDNで利用できる自動化プロダクトの1つです。

このプロダクトを利用すれば、「入札」「ターゲティング」「広告の作成」が自動で行われます。つまり運用者の負担を軽減して、GDNの配信面に広告を出稿することができるのです。コンバージョンデータを利用してGoogleが最適なユーザーに広告を配信するのでより精度の高い広告配信が可能になります。

スマートディスプレキャンペーンとは

スマートディスプレイキャンペーンは、どういった効果があるの?

「入札」「ターゲティング」「広告の作成」が自動で行われる

1.入札の自動化

目標CPA単価を設定すると、その目標値に着地するようにGoogleが自動で調整します。ただ設定する目標CPA値を低くしすぎることで、配信がでないこともあるので配信がでるような目標CPA単価で設定する必要があります。 Googleは過去に蓄積されたコンバージョンを参考にして自動最適化を行うため、コンバージョン数をためることは非常に重要です。


2.ターゲティングの自動化

Googleが自動でコンバージョンに至る可能性の高いユーザーに広告を配信します上記でも述べましたが、Googleは過去に蓄積されたコンバージョンから、どのようなユーザーが最適かを判断します。


3.広告の自動作成

広告の自動作成

広告見出し、説明、ロゴ、画像を管理画面に入稿するだけで、Googleが自動で広告を作成します。運用者は今まで1つのクリエイティブごとに入稿していましたが、スマートディスプレイキャンペーンを使えば必要な素材だけ始めに入れておけば全部自動で広告を作成してくれます。

GDN面の全ての配信面に広告を出稿しようとすると、かなり多くのクリエイティブサイズを用意する必要がありましたが、そこもGoogleが自動でサイズごとにカスタマイズしてくれるので非常に便利です。その際、「どのような見出し説明、ロゴ、画像であっても意味が通じるようにする」ということを忘れないようにしてください。


運用者の負担が軽減されて、よりクリエイティブな領域に時間を注ぐことができる

これは1.で挙げた効果による副次的なメリットですが、運用者にとって非常に重要なことです。

運用者にとって入札単価の調整やターゲティングの設定、クリエイティブの作成と入稿は時間がかかる仕事です。これらが自動化されたことで空いた時間を、分析やクリエイティブを考える時間を作ることが可能になります。


設定方法

ここではスマートディスプレイキャンペーンの設定方法をご紹介します。


Google AdWordsの管理画面で「+」をクリックし、キャンペーンの目標を設定します。

①「ディスプレイネットワーク」を選択

②キャンペーンの目標を選択 ※今回は目標を「購入」にして作成

③キャンペーンのサブタイプは「スマートディスプレイキャンペーン」を選択


キャンペーンの詳細設定で「目標CPA単価」や「日予算」等諸々の情報を入力


最後に、広告の素材を設定する

  • 広告見出し:最大文字数半角25文字、5本まで設定可能
  • 説明文(広告文):最大文字数70文字
  • ロゴ:正方形のロゴをアップする。推奨サイズは1200×1200
  • 画像:推奨サイズは 1200×628と1200×1200。1.91:1 の横長の画像を複数準備しておくと広告のリーチが広がる。

どのような見出し、説明、ロゴ、画像にしようと意味が通じるように注意してください。 以上で設定完了です。


設定の際の注意点

スマートディスプレイキャンペーンを利用する上でいくつかの注意点があります。


1.ディスプレイネットワークで過去30日間に50件以上、もしくは検索広告で100件以上のコンバージョンデータをためておく必要がある

過去のコンバージョンデータを参考にして自動最適化は行われるため、より多くのコンバージョン数を獲得しておく必要があります。1日あたりのコンバージョン数が少ない案件や過去30日以内に上記のコンバージョン数に満たない場合は自動最適化の精度が下がるでしょう。


2.目標CPA単価を低く設定しすぎている

目標CPA単価を低く設定しすぎていることで、その単価でコンバージョンに至るユーザーはいないと判断されimpが非常に少なくなります。そうするとコンバージョン数も増えないので、最適化の精度も下がる…といった悪循環に陥ります。

CPA単価を安くしすぎることで起こる悪循環

そのため目標CPA単価は適切に設定する必要があります。場合によっては本来目標とするCPA単価よりも高めに設定して、Googleが学習できるくらいコンバージョン数をため、そのタイミングで本来の目標とする水準まで目標単価を下げるといった調整も行います。

安く獲得するために目標CPA単価を低く設定しすぎないように注意してください。


3.どのような見出し、説明、ロゴ、画像にしようと意味が通じるようにする

この記事で何回か述べましたが、重要なのでここでも取り上げます。Googleが最適な組み合わせを見つけてくれますが、配信当初はどのような組み合わせで広告が配信されるか分かりません。そのためできるだけ全ての要素を組み合わせても意味が通じるような素材を用意してください。


4.設定を頻繁に変更しない 日予算や目標CPA単価などの設定を頻繁に変更しない

設定を頻繁に変更することでGoogleの最適化の精度が下がり、効果が悪化する可能性があります。例えば、日予算や目標CPA単価を1度変更したら1週間~10日は変更しないことを推奨します。 これらの注意点を守って、スマートディスプレイキャンペーンの効果を最大化させましょう!


まとめ

スマートディスプレイキャンペーンは運用者の負担を軽減するプロダクトです。是非導入することをおすすめします。

より多くの素材を準備したり、入稿する負担が大きい通常のGDNキャンペーンと比較すると、導入の敷居も低いです。また通常のGDN配信ではリーチできなかったユーザーを獲得できる可能性もあるので実施してみましょう!

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