Instagram広告の種類や課金方法、配信時の注意点について

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Instagram(インスタグラム)といえば、国内月間アクティブユーザーが2000万人を突破したというニュースで話題になりました。(参考:ITmediaビジネスONLINE )10代などの若者だけではなく、20・30・40代にも愛されているSNSです。

今回はそのInstagramの中でも、利用者数が増えているInstagram広告についてご紹介します。


Instagram広告とは?

Instagram広告は、SNS「Instagram」の中で配信できる広告です。

ユーザー属性を的確に絞って配信することができるので、費用を抑えて効果を出すことが可能です。 Instagram広告は「認知」「集客」「アプリのインストール」どれでも利用できるため多くの広告主に愛されており現在、 全世界でInstagramのアクティブ広告主は200万社、ビジネスアカウント数は1500万以上とどの国でも人気のWeb広告です。


Instagram広告の種類は?なにができるの?

Instagram広告は大きく分けて4つの配信方法があります。それぞれ入稿方法や特徴があるので、細かく紹介していきます。

Instagramの配信方法

  1. 写真広告
  2. 動画広告
  3. カルーセル広告
  4. ストーリーズ広告

1.写真広告の特徴

Instagramの一番通常の広告配信方法になります。画像1枚と広告文を自分で選んで配信することができます。また表示するボタンの種類も選べますので商材に合わせて選択するようにしましょう。

なお、配信の際は、下記ルールに沿って広告を入稿しましょう。

写真広告入稿時の注意出典:facebook business「Instagram広告の基本」

  • 正方形の場合 : 最小解像度 : 600 x 600ピクセル 最大解像度 : 1936 x 1936ピクセル
  • 横長の場合 : 最小解像度 : 600 x 315ピクセル 最大解像度 : 1936 x 1936ピクセル
  • 縦長の場合 : 最小解像度 : 600 x 750ピクセル 最大解像度 : 1936 x 1936ピクセル

Facebookより入稿する際はパワーエディタを利用することで画像の切り取りも行え、実際どのように表示されるのかプレビューもチェックできるため「 Instagram広告を希望どおり確実に表示したい 」という方は事前に利用してチェックしてみてください。


2.動画広告の特徴

最近利用者が多くなっているのがこの動画広告です。ユーザーに商品やサービスのさまざまな面を文字ではなく映像で伝えることができるため、認知でも集客でも広告効果の高い広告メニューとなります。

入稿の際には、下記に注意して設定しましょう。

動画広告入稿時の注意

出典:facebook business「Instagram広告の基本」

  • 長さ(最長) : 60秒
  • 最大サイズ : 4GB
  • 最小解像度 : 600 x 315ピクセル(1.91:1横長) / 600 x 600ピクセル(1:1正方形) / 600 x 750ピクセル(4:5縦長)

「画質が悪くユーザーの反応が鈍化したケース」「画像が横に切れていて字幕がすべて見れないケース」など想定していなかった形で配信されているケースも散見されるため事前にプレビューは必ず確認しておきましょう。


3.カルーセル広告の特徴

カルーセル広告はFacebook広告でもECサイトを中心に人気の広告メニューです。もちろんInstagram広告でも利用できます。

1つの広告に画像を2個以上設定でき、ユーザーが横にスクロールすることで次の画像が見れる広告です。ECではリターゲティング配信で見た商品に近いものなどを配信したり、求人サイトであれば人気の求人をカルーセルで比較しやすく配信するケースもあります。 また、なかには四コマ漫画をカルーセルで配信しユーザーに興味を持ってもらうという広告主もいます。

入稿の際には以下を必ずチェックしましょう。

カルーセル広告入稿時の注意

出典:facebook business「Instagram広告の基本」

  • 画像サイズ : 1080 x 1080ピクセル
  • 画像数 : 最低2枚・最大10枚
  • 最小解像度 : 600 x 600ピクセル・最大解像度 : 1080 x 1080ピクセル
  • 最大サイズ : 画像1枚につき30MB

4.ストーリーズ広告の特徴

こちらはInstagram広告、独自のメニューです。ストーリーズは、スマートフォン画面いっぱいに縦長で配信される画像や動画のことで 米国時間の2016年8月2日にリリースされました。

このストーリーズの枠に広告を差し込むことができるのがストーリーズ広告です。配信の際には、縦長の画像か動画を準備する必要があります。以下の基準を守る必要があるため素材作成の際は注意が必要です。

ストーリーズ広告入稿時の注意

出典:facebook business「Instagram広告の基本」

  • 9:16の縦長全画面表示
  • .mp4または.mov (動画)
  • .jpgまたは.png (写真 最大:30MB) ・4GB (動画 最大:15秒)
  • 画像はデフォルトで5秒表示
  • 推奨解像度:1080 x 1920ピクセル(最小 : 600 x 1067ピクセル)

また、ストーリーズの広告は通常の投稿がかわいい投稿や自然な投稿が多いため、広告を見るユーザーの心理も考えてクリエイティブを作成する必要があります。たくさんのクリエイティブを試して、広告効果の良いものを配信するのがおすすめです。


Instagram広告を出稿する際にチェックすること

ここまでInstagram広告の種類についてご説明してきました。配信のイメージがついた方も多いのではないでしょうか。最後に「配信の際にチェックすること」「広告の課金方法」についてご紹介します。

広告配信前のチェック項目


Instagram広告を配信する際必要なもの

Instagram広告は配信前に「Facebookページ ・ Facebook広告アカウント」が必要となります。Instagramアカウントだけでは配信できないため運用を行う際はFacebookのアカウントを作成した後 「Facebookページ ・ Facebook広告アカウント」を作成し、Instagramアカウントと連携しましょう。連携はInstagramの設定画面からでもFacebookの設定画面からでも行えます。

なお、Instagramアカウントを持っていない方はFacebookアカウントだけ持っていれば広告は配信できるのでFacebook広告マネージャーから配信設定を行いましょう。


コールトゥアクションの選択

下図の「Learn More」部分のような、広告閲覧後のアクションを指定するボタンを以下から選択する必要があります。商材に合わせてマッチするものを選ぶようにしましょう。

引用:facebook business「Instagram広告の基本」

  • リンクを開く
  • 購入する
  • 予約する
  • インストールする
  • ダウンロード
  • 詳しくはこちら
  • お問い合わせ
  • 申し込む
  • アプリを利用
  • ゲームをプレイ
  • 音楽を聴く
  • ビデオを見る
  • 他の動画を視聴
  • 登録する

要件定義を確認する

Instagram広告はFacebook広告と基本的には同じ設定ができます。そのため配信の際には「いつ(時期)」「どこで(都道府県・市町村など)」「だれに(趣味関心)」「どのように(クリエイティブはどうするか) 」配信するのかを確定してから配信設定を管理画面から行いましょう。


広告の請求方法は?課金の種類はどれくらいあるの?

Instagram広告の料金の請求方法は以下の通りです。  

課金の種類

  • CPM(広告が1000回表示される毎に課金)
  • CPC(クリック毎に課金)
  • CPI(インストールされるたびに課金)
  • 再生課金(10秒以上再生されると課金)

広告に合わせて最適なものを選択して配信しましょう。


まとめ:Instagramの世界観を生かす

Instagramは10代だけではなく20,30,40代にも多くのアクティブユーザーがいるSNSです。そのため広告も一定の効果を発揮するケースが多くあります。

Instagramの世界観を生かしながら最適な広告を配信しましょう。