CPM(インプレッション単価)とは?計算方法やCPCとの違いについて

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目次
    1. CPM(インプレッション単価)とは
    2. CPMの費用対効果を算出するための計算方法
    3. CPMのメリットとデメリット
        1. CPMのメリット
        2. CPMのデメリット
    4. CPMとCPCとの違いは?
      1. CPCとは
      2. CPCのメリットとデメリット
      3. CPCとCPMとの違い
    5. 目的やコストに応じてどちらを指標とするか見極める
    6. まとめ:CPMは認知拡大に適した広告課金方式

CPMとは広告が1,000回表示される際に必要となる広告費や、1,000回の表示回数ごとに費用が加算される広告の課金方式を示す言葉です。

本記事ではCPMの特徴や計算方法、類似しているCPC課金方式との違いなどについて解説します。

CPM(インプレッション単価)とは

CPMとは、Web広告が1,000回表示されるごとに発生する費用を意味するマーケティング用語です。

Cost Per Mille(コスト・パー・ミル)の頭文字をとったもので、「Mile」にはラテン語で「1,000」という意味があります。

広告が表示されることをインプレッションと呼ぶことから、「インプレッション単価」とも言います。

Google広告では広告の表示回数1,000回あたりに対して入札する課金方式自体を、「インプレッション単価(CPM)」と呼んでいます。

広告が1,000回表示されるごとに広告費が加算される仕組みのため、クリック数を気にすることなく広告を配信できるのが特徴です。

多くのユーザーの目に留まる可能性を高められるため、新商品のリリースやキャンペーン、ブランドの認知拡大などに適しています。

CPMの費用対効果を算出するための計算方法

CPMを求める際は、下記のような計算式で算出することができます。

CPM=広告費÷広告の表示回数×1,000

たとえば10万円の広告費をかけてWeb広告を800,000回表示させた場合は下記のような計算となり、CPMが125円になります。

CPM=100,000÷800,000×1,000=125円

CPMの相場は10円〜500円程度ですが、掲載する媒体によって大きく変わります。

またインプレッション単価をもとに、必要な広告費を算出することも可能です。

広告費=インプレッション単価×表示回数÷1,000

たとえばインプレッションが100円の場合、広告を5,000回表示させたい場合にかかる広告費は500円になります。

広告費=100×5,000÷1000=500円

CPMのメリットとデメリット

CPM課金方式による広告運用には、メリットもあればデメリットもあります。

広告出稿時にCPM課金方式を選択すべきか迷ったときには、このメリット・デメリットをもとに判断するのがよいでしょう。

CPMのメリット

CPM課金方式のメリットは下記のとおりです。

  • 多くの人の目に留まりやすい
  • 潜在ユーザーにアプローチしやすい
  • CTR(クリック率)が高いほど割安になる
  • 運用管理の負担が少なく管理しやすい

CPM課金方式で広告を出稿すると、指定した入札単価で最大限のインプレッション数を獲得できるような形で広告配信できます。

そのため、多くのユーザーに広告を目にしてもらえるといったメリットが生まれます。

潜在ユーザーへの露出も高まるため、認知拡大や需要拡大へとつなげられるのです。

またCPM課金方式では広告が1,000回ごとに広告費が加算される仕組みのため、クリック数に左右されず広告出稿が可能です。

そのためクリック率が高くなるほど、クリック当たりの単価が低くなるため、コストパフォーマンスが高くなるメリットもあります。

急激にクリック数が増加した際も広告費が高騰する心配もなく、広告費のコントロールがしやすいため、広告出稿に不慣れな場合や運用時の負担を軽減したいという場合にも最適です。

CPMのデメリット

一方、デメリットだといえる点もいくつかあります。

  • 表示されるだけで広告費がかかってしまう
  • 費用対効果がわかりにくい

CPMでデメリットとなるのは、主に費用に関することです。

CPMは表示回数によって費用が加算されます。この場合、単にブラウザなどに読み込まれたページのどこかに広告表示されているだけにすぎず、必ずしもユーザーに見てもらえているとは限りません。

あくまでも表示回数ごとに広告費が発生するため、場合によっては広告費がムダになってしまう場合もあるのです。

またインプレッション数が基準となる指標のため、サイトへの流入やコンバージョンなど、成果に対する貢献度が数字として見えにくく、費用対効果がわかりにくいといった点もあります。

コンバージョンを目的とした広告配信の場合は、ほかの指標を組み合わせたりCPC方式で広告出稿を検討したほうがよいでしょう。

CPMとCPCとの違いは?

CPMとよく比較される指標に、「CPC」というものがあります。

CPCもCPMと同様、Web広告の課金方式に関係する指標なのですが、ぱっと見た感じが似ているため混乱される人も少なくありません。

CPCとは

CPCとは出稿したWeb広告が、1回クリックされるにあたりにかかる費用のことです。

「Cost Per Click/コスト・パー・クリック」の頭文字をとったもので、「クリック単価」とも呼ばれています。Web広告においては、「クリック課金」方式そのものを示すことも。

またCPCは「どれくらいの広告費がかかっているのか」を求めるKPI指標として設定されることも多く、この場合は下記のような計算式が用いられます。

CPC=かかった広告費÷クリック回数

予算内で最大限のクリック数を獲得できるよう設定できるため、ウェブサイトへのアクセスを増やすことが目標となる場合には、CPCでの課金方式が適しています。

CPCのメリットとデメリット

CPCはクリックに対しいくらのコストがかかっているのかが明確です。

クリックされるまで費用は一切かからないため、費用対効果を測りやすい点が大きなメリットに。

さらに広告を出稿する際は、指定した予算でクリック数が最大になるよう配信されます。

デメリットとしては、競合が多いジャンル程、入札単価が高くなってしまうという点があげられます。

広告が意図しないクリックにつながっていないか、確認しながら入札単価やKWを調整する必要があるでしょう。

CPCとCPMとの違い

CPCはしばしCPMと混同されたり、違いがわかりにくいと感じられてしまうことがあります。

CPCとCPMで大きく異なるのは、課金(コストがかかる)のタイミングです。

CPCは1回クリックされた時点で費用が発生するのに対し、CPMは1,000回広告が表示されたタイミングで費用が発生します。

逆にいうとCPCはいくら広告がユーザーに対して表示されたとしても、クリックされなければ費用は発生しません。

またCPMは何回クリックされたとしても、広告の表示回数が1,000回に満たなければ広告費が発生しないのです。

目的やコストに応じてどちらを指標とするか見極める

CPMとCPC、それぞれ費用が発生するタイミングや、メリットデメリットは異なります。

CPMは集客やコンバージョンよりも、認知を広げたい場合に適した課金方式です。またクリック率が高い広告の場合は、CPC課金よりもクリック単価が割安になります。

対してCPCは商品販売や資料請求など、コンバージョンを目的とした場合に適しています。1クリックごとに課金される仕組みのため、見込み度の高いユーザーに対し広告費をムダにすることなく配信できるのが特徴です。

どちらを設定するか迷うこともありますが、商材の特徴や目的、ターゲットにあわせて選択するのがベストでしょう。

またCPMは1,000回表示されるまでは費用が発生する心配がないため、広告の効果を見極めるさいにも活用できます。

広告に対する反応などを見たうえで、どの課金方式が適しているのか判断するようにしましょう。

まとめ:CPMは認知拡大に適した広告課金方式

CPMは、1,000回の広告表示回数ごとに費用が加算となる、課金方式を示す言葉です。

広告をCPM課金方式で出稿する場合は、最大インプレッション数を獲得できるよう設定ができるため、幅広いユーザーへのリーチにつなげることができます。

商品やサービス、ブランドの認知を高めたい場合に最適な広告課金方式となります。

クリック率が高い広告の場合は、クリック単価を抑えて運用することもできるので、目的やコストパフォーマンスに応じて利用するとよいでしょう。