検索広告向けリマーケティング(RLSA)とは?仕組みや特徴、設定方法

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目次
    1. 検索広告向けリマーケティング(RLSA)とは
    2. RLSAの仕組み
    3. RLSAが設定できる主な広告サービス
    4. RLSAを設定するメリット
      1. 過去にサイト訪問の実績があるユーザーに対してアプローチできる
      2. ユーザーの見込み度合いに合わせて入札参加を調整できる
    5. Google広告でのRLSAの設定方法
    6. Yahoo!広告でのRLSAの設定方法
      1. 検索広告メニュー>ツールを選択
    7. RLSAはリストのリーチ数が少ないと利用できない
    8. まとめ:RLSAはユーザーリストに合わせた訴求がカギ

検索広告向けリマーケティング(RLSA)は、自サイトを訪れたことがあるユーザーを対象に、検索広告の表示をカスタマイズ表示させる機能です。

自社サービスに興味関心のある見込み度が高めのユーザーに合わせて広告配信が行えるため、広告の効果を高めることができます。

本記事では検索広告向けリマーケティング(RLSA)の仕組みや特徴、具体的な設定方法を紹介します。

検索広告向けリマーケティング(RLSA)とは

検索広告向けリマーケティング(RLSA)は、Webサイトへ過去に訪問したユーザーを対象に、検索広告をカスタマイズして表示させる広告手法の一つです。

たとえばサイトへの訪問者と非訪問者とを区別した広告内容にしたり、単価に強弱をつけたりと変化をつけた広告出稿が可能となります。

サイトを訪問したユーザーの「検索アクション」に対して広告を表示させられるため、通常の検索連動型広告よりもコンバージョン率を高めることができます。

RLSAの仕組み

RLSAは「Remarketing Lists for Search Ads」を省略したその言葉通り、検索広告でリマーケティングリストを活用する広告手法です。ここでいう「リマーケティングリスト」とは、主にWebサイトにアクセスした履歴のあるユーザーや、アプリユーザーのリストのことを示します。

このリマーケティングリストに分類されているユーザーが、特定の登録キーワードを検索した際に、表示させる広告を出し分けることで成約率を高めることができます。

具体的には入札単価や広告文、ランディングページなど、リマーケティングリストに合わせて広告出稿が可能です。

RLSAが設定できる主な広告サービス

RLSAはGoogle広告の機能に付けられている名称です。ですがYahoo!広告でも同様の機能が存在します。

それぞれ下記のように呼び名が異なりますが、基本的には同じような機能となっています。

  • Google広告:検索広告向けリマーケティング
  • Yahoo!広告:検索広告のサイトリターゲティング機能

いずれも「過去にサイトを訪問したユーザーリスト」を対象として、任意の広告を出稿することができます。ただし、それぞれのリマーケティングリスト(リターゲティングリスト)で利用できるユーザーリストは異なります。

  • YouTube動画
  • Google アナリティクス
  • 顧客の連絡先情報
  • AdWords optimized list

この4つはGoogle広告のみでしか利用できないため注意しましょう。

Google広告とYahoo!広告について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

RLSAを設定するメリット

RLSAには、さまざまなメリットがあります。

活用するなら、特徴だけでなくメリットもしっかりとおさえて設定しましょう。

過去にサイト訪問の実績があるユーザーに対してアプローチできる

リマーケティングリストを活用した広告は、通常の検索連動型広告を対象としたユーザーと比べると、見込み度がより高くコンバージョン率も上がる傾向にあります。

ターゲティングがより明確化するため、より訴求度の高い広告やLPを使って訴求できることも、コンバージョン率の向上につながっています。

またGoogle広告ではリマーケティングリストだけでなく、既存顧客のリストを作成することも可能です。

新規顧客と既存顧客とでキャンペーンの提示や限定・割引など訴求内容を変えたり、LP自体を変えるといった方法もできるため、見込み度に最適化させた検索広告出稿ができるようになるのです。

ユーザーの見込み度合いに合わせて入札参加を調整できる

RLSAでは入札単価を調整することで、広告が表示される頻度や場所、時間帯などを調整できます。

たとえば入札単価を引き上げることで、反応のよかったモバイルデバイスでの広告表示を、より多くするといった活用も可能です。

また入札単価が上がれば、掲載順位を上げることもできます。

見込み度合いに合わせて入札単価を変えて出稿することで、既存顧客にリピート購入を促すなど、LTVの向上を狙った活用もできるでしょう。

Google広告でのRLSAの設定方法

ここからは、Google広告でのRLSAの設定方法について解説していきます。

Googleのリマーケティングリストでは、基本Webサイトやアプリ、YouTube動画にアクセスしたユーザーなどがリストに含まれます。

さらに顧客連絡先情報などをもとに、個別にリマーケティングリストを作成することも可能です。

どちらも設定の流れは同じです。

  1. RLSAを設定したい広告グループを選択
  2. 「オーディエンス」タブを開く
  3. 「オーディエンスセグメントを追加」をクリック
  4. 「キャンペーン」を選択
  5. 「ターゲティング」にチェックを入れる
  6. 紐づけたいたいリマーケティングリストを選択して保存
  7. キャンペーン設定で単価やクリエイティブの設定を行う

上記でRLSAの設定は完了です。

なお、オーディエンスの選択時に、「ターゲティング」か「モニタリング」かを選択する画面が表示されます。

ここで「ターゲティング」を選択した場合、「リマーケティングリストに含まれているユーザーのみ」に広告が配信されます。「モニタリング」を選択して配信することも可能ですが、この場合「リマーケティングリストに含まれるユーザーとリスト外のユーザーの両方」が対象となります。

ターゲティングを選択するリマーケティングリストに含まれているユーザーにアプローチができるもののアカウント構成の分割等が発生し、データ量が減る可能性があります。

そのため、基本的には広告を配信できる人数が多くなるモニタリングを選択することがおすすめです。

Yahoo!広告でのRLSAの設定方法

Yahoo!広告ターゲットリストは、ウェブサイトの訪問やアプリユーザーのみが対象です。

Googleのように手持ちの顧客リストなどをターゲットリストに追加することはできません。

検索広告メニュー>ツールを選択

  1. ツールでターゲットリスト管理をクリック
  2. 広告データ利用基準に同意
  3. 「サイトリターゲティング用のタグを取得する」をクリック
  4. キャンペーンの選択
  5. ターゲットリスト管理で紐づけを行いたいターゲットリスト名にチェック
  6. 「関連付けの設定」から「キャンペーン」を選択し
  7. 入札単価の調整や広告文の設定を行う

Yahoo!広告も簡単に設定できます。

リストの名称が「ターゲットリスト」となっている点に違いがありますが、役割は同じです。

RLSAはリストのリーチ数が少ないと利用できない

RLSAの設定や広告出稿自体はとても簡単ですが、1点だけ注意すべき点があります。

それはリマーケティング(ターゲット)リストを設定する際、リストのリーチ数自体が少ないと、そもそもリスト自体をターゲットに含めることができないという点です。

まずGoogle広告では、ユーザーリストのサイズが小さいと配信対象に設定できません。さらに過去30日間のアクティブユーザー数が1,000 人以上であることが必要です。

Google広告の場合は、対象リストがあっても条件に合致しなければ、エラー文が表示されるので明確です。

Yahoo!広告もGoogle広告と同様、ターゲットリストのリーチ数が1,000件以上である必要があります。

そしてこちらはリーチ数が1,000件以上の場合であっても、システム側の判断により広告が配信されない場合もあるのです。

Google広告もYahoo!広告も、リストの詳細などにリーチ数が明記されています。

RLSAを設定する際は、利用できるリストが存在するか確認の上で設定を行うようにしましょう。

まとめ:RLSAはユーザーリストに合わせた訴求がカギ

RLSAはWebサイトを訪問した履歴をもつユーザーを対象に、検索広告を配信できる機能です。

応用すれば「コンバージョンに至ったすべてのユーザー」を対象に、リピート購入を促すなどといった広告配信も可能です。

また入札単価を上げて特定の層への露出を高めるなどといった配信方法もう可能でしょう。

さまざまな形で広告配信に活用できますので、ぜひリマーケティングリストを紐づけて、効果的な広告出稿を目指しましょう。