Facebook広告の目的の種類と効果的な選び方とは?目的別に選択できるフォーマットを解説

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商品やサービスをプロモーションするためにFacebook広告を出稿する際に、広告の「目的」を選択するフォーマットが表示されます。

ビジネスの目標に合わせた効果的な広告配信を運用していくうえで、この目的選びが重要なポイントになってくるのです。

目的の選び方によって、広告のフォーマットや表示位置が異なるので、広告配信によって期待できる効果にも違いがでてきます。

この記事では、Facebook広告における目的の重要性や選び方のポイント、各目的の詳しい特徴を解説していきます。

最後には、迷ったときに選ぶことをおすすめする目的についてもご紹介しているので、目的選びの参考にしてみてください。

Facebook広告について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

Facebook広告の「目的」とは

Facebook広告の「目的」とは、広告を見たユーザーに実行してもらいたい具体的なアクションのことを指します。

例えば、広告を通して「企業やブランドの認知度を上げたい」、「Webサイトにアクセスしてもらいたい」、「商品やサービスを購入してほしい」など、実際のコンバージョンにつながるような目標です。

Facebook広告では、「認知」、「検討」、「コンバージョン」の3つのカテゴリを軸に、全13種類に細分化された目的を選択できます。

それぞれの詳しい特徴については、後ほど解説していきます。

Facebook広告の目的を選択する重要性

Facebook広告において、どの目的を選択するかで、使用できるフォーマットや表示位置、広告成果が大きく異なります。

もし、達成したい目標と選択した目的にズレが生じると、広告によって期待する効果を十分に得られない可能性もあります。

そのため、達成したい目標に対して、効果的なアプローチができる目的を選択することが重要になるのです。

Facebook広告を出稿する際には、ビジネスの具体的な目標を明確にし、どの目的に一致しているかを見極めましょう。。

Facebook広告の目的の選び方のポイント

Facebook広告を作成する際に、どの目的を設定すれば良いか迷ってしまいますよね。

その際には、どうして広告を出稿したいのか、そしてユーザーにどんなアクションを起こしてほしいのかを振り返ってみましょう。

その為には、自社のビジネスの現状や未来を見据え、今現在のビジネスがどの段階にあるかを把握しておく必要があります。

また、広告の長期的な運用で、より成果を上げるためのポイントは、広告の目的を必要に応じて変更していくことです。

例えば、最初は認知度向上が目標だったとしても、次のステップとして商品の購入やサービスの登録、店舗への来店などを促したいなど、ビジネスの成長によって目標も変化していきます。

その時のビジネスの状況に合わせて、定期的に目的の見直しや変更を行い、常に広告の最適化を図っていくのがポイントです。

「認知」が主な目的

ここからは、選択できる目的それぞれについて、詳しく解説していきます。

Facebook広告の目的は、「認知」、「検討」、「コンバージョン」の3つのカテゴリから選択できます。

まずは、「認知」がFacebook広告の主な目的となる場合です。

企業やブランド、ビジネスを多くの方に知ってもらい、関心を持ってもらうための広告です。

ブランドの認知度アップ

この目的を設定すると、企業やブランドに興味を持ち、広告を覚えてくれそうなユーザーに対して広告が配信されます。

狙ったユーザーへ向けて広告を配信できるので、効率的にブランドや商品の認知度を上げる効果が期待できます。

デフォルトの設定では、1人のユーザーに対して広告が表示される頻度は5日間に最大2回です。

リーチ

ターゲットオーディエンス内のできるだけ多くのユーザーに広告を配信したい場合に有効な目的です。

広告を閲覧するユーザーや広告表示回数が多くなるので、幅広い認知を期待できます。

また、広告を配信するエリアを限定できるので、実店舗の来店客数を増やしたい場合にも適しています。

「検討」が主な目的

次に、商品やサービスを購入する際に、候補の1つとして検討してもらいたい場合に選択する目的です。

すでに商材に興味を持っているユーザーに対して、さらに関心を高めてもらうための広告です。

トラフィック

広告を通して、Webサイトやアプリへの誘導を目的とする場合に有効です。

自由にリンク先URLを設定できるので、広告には掲載しきれなかった情報をより詳しく提示することができ、商品やサービスの検討・購入につなげることが期待できます。

投稿のエンゲージメント

エンゲージメントとは、Facebookページや投稿に対する「いいね!」やコメント、シェアなどのことで、この目的を選択すると、投稿に反応する可能性の高いユーザーに対して広告を配信できます。

広告を通して、Facebookページや投稿の宣伝、クーポンの配布やイベントの申し込みなど、Facebook上でのユーザーとの交流を深めることができます。

アプリのインストール

広告から、アプリをインストールするための、ストアページへ誘導したい場合に有効です。

興味を持ってくれそうなユーザーに対して広告を配信することで、アプリのダウンロード数やアプリ内での購入や登録などのアクションを促せます。

動画の再生数アップ

ビジネスやサービスに関心の高そうなユーザーに対して、より理解や親しみを深めてもらいたい場合に動画を配信できます。

ユーザーがその動画広告に対してシェアなどの反応を示すことで、さらに拡散され、認知度向上の効果も期待できます。

リード獲得

ブランドやサービスに興味を持っている見込み顧客の情報を収集したい場合に有効な広告です。

ユーザーが広告をタップすることで、表示されたフォームに名前や電話番号、メールアドレスが自動的に入力されるので、ユーザーの手間も減り、効率的に情報を集められます。

広告主は、取得した情報をもとに、ユーザーに連絡をとることもできます。

メッセージ

個人間でやりとりのできる「Messenger機能」へユーザーを誘導し、コミュニケーションをとりたい場合はこの目的を選択しましょう。

潜在顧客や既存顧客とコミュニケーションをとることで、ビジネスやサービスへの興味関心を高める効果が期待できます。

広告をタップすることで、Messengerのスレッドへ直接誘導できるのでスムーズです。

「コンバージョン」が主な目的

最後に、広告を通して、商品やサービスの購入、実店舗への来店などのコンバージョンへつなげることを目的とする場合の広告です。

ビジネスの売り上げに直結する、広告運用の最終段階と言えます。

コンバージョン

Webサイト上での商品の購入やサービスの登録、問い合わせ、さらにアプリのダウンロードや利用など、Web上でユーザーに特定のアクションを促したい場合に有効な広告です。

コンバージョンにつながりそうなユーザーに絞って配信し、ビジネスの最終目標を達成するための目的です。

カタログ販売

Facebookに登録した商品カタログ(価格や商品説明、在庫状況など)の情報を利用して広告を作成できます。

「ダイナミック広告」や「コレクション広告」を配信したい場合に有効な目的です。

ECサイトなどのカタログ商品と連携させることで、売り上げアップが期待できます。

来店数の増加

実店舗への来店や商品の売り上げをアップさせることを目的とした広告です。

この目的を選択するには、複数の店舗を持ち、かつFacebookにビジネスの所在地を登録していることが必要になります。

ユーザーの位置情報から近隣の店舗の情報を配信し、来店や問い合わせなどのアクションを促します。

Facebook広告の目的別に選択できるフォーマット

Facebook広告では、選択する目的によって、広告のフォーマットや表示位置が異なります。

どのような広告形式かによって、ユーザーへのアプローチの仕方や効果の出方も異なるので、達成したい目標に合っているかを確認しておきましょう。

Facebook広告のフォーマットには、「画像」、「動画」、「カルーセル」、「コレクション」の4種類があります。

4つ全てのフォーマットに対応している目的が多くありますが、中には一部のフォーマットしか使えないものもあります。

広告を作成したい目的が、希望しているフォーマットに対応しているかを事前に確認しておきましょう。

それぞれの目的に対応するフォーマットは以下のようになっています。

目的画像動画カルー
セル
コレク
ション
認知ブランドの
認知度アップ
リーチ
検討トラフィック
投稿のエン
ゲージメント
××
アプリの
インストール
動画の再生数アップ×××
リード獲得
メッセージ
コン
バー
ジョン
コン
バージョン
カタログ販売×
来店数の増加×

出典:Metaビジネスヘルプセンター

特に使われやすいFacebook広告の目的

Facebook広告の目的は、達成したい目標に合わせて細かく細分化されており、どの目的を選択してよいか悩まれる方も多いのではないでしょうか。

そこで最後に、おおまかなビジネス目標に対する、おすすめの目的をご紹介します。

汎用性が高く、より選ばれやすい目的なので、迷った際には参考にしてみてください。

リーチ

とにかく広告を多くのユーザーに配信し、認知度を高めていきたい場合は、「リーチ」を選択しましょう。

細かいターゲットが設定できていない場合や、幅広い層にフォーカスをあてて広告を出したいときに選ぶと効果的です。

また、ビジネスの所在地から一定の範囲のユーザーに広告を表示させたい場合にも有効です。

さらに、この目的では、リーチ1,000人当たりの単価も測定できるため、ユーザーに広告を表示するために必要な金額も把握できます。

トラフィック

自社のWebサイトやアプリへの誘導のために広告を出稿している企業やブランドは多く、この「トラフィック」は使用されやすい目的です。

売り上げを伸ばすために、まずはWebサイトやアプリへの流入を増やしたいという場合は、この目的が適しています。

また、この目的では、以前にアプリをインストールしたことのあるユーザーをターゲットに広告を出稿することもできるので、興味を持ってもらえやすく、より高い広告の効果が期待できます。

動画の再生数アップ

近年、TikTokなどのSNSの影響により、動画広告の人気が広がりつつあります。

この目的を選択すると、動画を見てくれる可能性の高いユーザーにフォーカスをあてて配信されるので、動画広告を配信したい場合におすすめです。

15秒以内の動画については、最後まで再生された動画広告に対してのみ広告料が発生し、それより長い動画広告については、動画が15秒以上再生されるように最適化され、その場合に料金が発生します。

コンバージョン

「コンバージョン」は、広告の全てのフォーマットに対応している、汎用性の高い目的です。

広告出稿の最終段階として、ビジネスのゴールともいえる商材の購入や登録、問い合わせなど、価値の高いアクションを促したい場合に有効です。

この目的でアプリのインストールを促すと、既にビジネスやブランドの存在を認知している既存顧客にリーチするのに役立ちます。

ただし、新規顧客へアプリのインストールを促したい場合は、「コンバージョン」ではなく「アプリのインストール」を選択する方が効果的です。

まとめ:達成すべき目標に合うFacebook広告の目的を設定しよう

Facebook広告を作成する際には、ビジネスのゴールを明確にし、目標に合った目的を選択することが重要です。

広告の目的の選び方によって、ユーザーへのアプローチの仕方やターゲット設定が異なるので、自社の未来を見据えた適切な目的を設定しましょう。

また、Facebookのような変化の激しいSNS上での広告運用において、常にビジネスの状況を把握し、方向性や運用形態などに合わせて、その都度的確な目的に変更していくことも求められます。

達成したい目標に一致しない広告配信を行うと、効果が得られなかったり費用だけがかさんだりする恐れもあります。

現在のビジネスの目標と、選択している目的が同じ方向性にあるかを定期的に見直し、より効果を得やすい広告配信を目指してきましょう。