Facebook広告のカスタムオーディエンスとは?設定方法とエラー時の対処法

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目次
    1. Facebook広告のカスタムオーディエンスとは?
      1. カスタムオーディエンスとは?
      2. カスタムオーディエンスの仕組みは?
      3. カスタムオーディエンスのタイプ
        1. 顧客リストのカスタムオーディエンス
        2. ウェブサイトカスタムオーディエンス
        3. エンゲージメントカスタムオーディエンス
        4. アプリアクティビティカスタムオーディエンス
    2. カスタムオーディエンスの用途や活用シーンは?
      1. 既存ユーザー向けの広告配信
      2. 類似ユーザー向けの広告配信
    3. カスタムオーディエンスのメリット
      1. 対象を見込み客に絞ることができる
      2. 既存顧客のリピートにつながる
      3. 類似オーディエンスにもアプローチできる
    4. カスタムオーディエンスのデメリット
      1. カスタムオーディエンスデータ作成の作成に手間がかかる
      2. リーチ数が興味関心ターゲティングと比べて少なくなることがある
    5. カスタムオーディエンスの4つのタイプと設定方法
      1. 顧客リストに基づくカスタムオーディエンスの設定方法
      2. エンゲージメントカスタムオーディエンスの設定方法
      3. ウェブサイトカスタムオーディエンスの設定方法
      4. アプリアクティビティカスタムオーディエンスの設定方法
    6. カスタマーリスト登録時のエラー
      1. 識別情報になんらかの問題がある状態
      2. フォーマットと異なる文字などが含まれている状態
    7. まとめ:カスタムオーディエンスで費用対効果を高めよう

カスタムオーディエンスは、数あるFacebook広告のターゲット設定オプションのうちのひとつです。

本記事では、カスタムオーディエンスの特徴や種類、それぞれの設定方法を解説します。

カスタムオーディエンスを利用することで、獲得見込みの高いユーザーに効率的にアプローチができるため、ぜひ有効に活用してください。

Facebook広告のメリットなどについては下記記事をご覧ください。

Facebook広告のカスタムオーディエンスとは?

まずはFacebook広告のカスタムオーディエンスの仕組みや、種類などから解説していきましょう。

カスタムオーディエンスとは?

カスタムオーディエンスは、Facebook広告のターゲット設定オプションのひとつです。

Facebook利用者の中から、すでに自社となんらかの接点を持つユーザーのデータを用いて、Facebook広告の配信先に利用する機能です。

カスタムオーディエンスで利用できるデータは、自社商品を購入した顧客リスト(メールアドレスや電話番号など)や、資料請求やホワイトペーパーのダウンロード、Webサイトの訪問データなどです。

カスタムオーディエンスで用いることができるのは、過去に自社に対して何らかのアクションを起こしてくれたユーザーデータのため、未接触のユーザーへのターゲティングと比べるとCV獲得につながる可能性が高くなります。

カスタムオーディエンスの仕組みは?

自社で所有している顧客のメールアドレスや電話番号などの顧客情報を、Facebook広告の広告マネージャーにアップロードしたり、Webサイト内の特定ページを指定して広告配信に用いるオーディエンスを作成します。

顧客情報はFacebook広告へのアップロード時にハッシュ化(暗号化)され、Facebookの利用者データと自動的に照らし合わせられた上でオーディエンスとして生成されます。

1つの広告アカウントで、最大500種類のカスタムオーディエンスの作成が可能です。

カスタムオーディエンスのタイプ

カスタムオーディエンスには、現在4つのタイプがあります。

  • 顧客リストのカスタムオーディエンス
  • ウェブサイトカスタムオーディエンス
  • エンゲージメントカスタムオーディエンス
  • アプリアクティビティカスタムオーディエンス

それぞれの特徴は下記のとおりです。

顧客リストのカスタムオーディエンス

広告主が保有しているメールアドレスや電話番号、住所などの顧客情報をFacebookにアップロードして活用するタイプの、カスタムオーディエンスです。

ホワイトペーパーのダウンロードやセミナー集客、資料請求など、特定の見込み客ごとにカスタマイズできるのが特徴。

ただし広告を配信できるのは、アップロードしたデータとFacebookプロフィールがマッチする顧客のみが対象となります。

ウェブサイトカスタムオーディエンス

これまでのWebサイトへのアクセス状況に応じて作成される、カスタムオーディエンスです。

Facebookピクセルと呼ばれる計測コードをWebサイトに設置して、ユーザーの行動やアクションを測定します。

Webサイト自体にアクセスした履歴があるユーザー、特定のページにアクセスしたユーザー、一定期間にWebサイトにアクセスしたユーザーなどで分類が可能。

さまざまな条件でアプローチできます。

エンゲージメントカスタムオーディエンス

Facebookが提供するアプリ(Facebook、Instagram)のアカウント内で、特定のアクションを起こしたユーザーが対象となるカスタムオーディエンスです。

具体的には動画の再生やFacebookページのフォロー、リード獲得広告でのフォームの表示などが、アクション=エンゲージメントとしてカウントされます。

エンゲージメントカスタムオーディエンスの種類は、下記のとおりです。

  • 動画の再生
  • リード獲得フォーム
  • インスタントエクスペリエンス
  • ショッピング
  • Instagramアカウント
  • イベント
  • Facebookページ

エンゲージメントを得たユーザーが対象となる点では、ウェブサイトのカスタムオーディエンスとよく似ています。

しかしエンゲージメントカスタムオーディエンスの場合、FacebookやInstagramなどFacebookが提供するアプリやサービスで、アクションを起こしたユーザーが対象となる点で違いがあります。

アプリアクティビティカスタムオーディエンス

アプリ内で想定する行動(アプリイベント)をとる可能性が高いユーザーを、広告のターゲットに設定できるカスタムオーディエンスです。

エンゲージメントカスタムオーディエンスとは異なり、自社提供アプリでのユーザーの行動が対象となる点がポイント。

ゲームアプリを起動したりアプリ内で課金したりしたユーザーなど、アクションごとにターゲット設定が可能です。

Facebook SDKを使用してアプリのデータをFacebookに送り、そのデーターをもとにユーザーを分類します。

アプリイベントには、「カートに追加」やゲームの「レベル達成」など、14種類の定義済みイベントが用意されています。

カスタムオーディエンスの用途や活用シーンは?

カスタムオーディエンスは、特に自社で顧客のメールアドレスや電話番号、氏名などのリストがある際にその効果を発揮します。

顧客リストを用いることで、見込みの高い接触済みユーザーや、既存顧客に似たユーザーへ広告配信ができる(類似オーディエンス)ため、獲得効率を高められます。

既存ユーザー向けの広告配信

既存ユーザー向けの広告配信では、見込み顧客の引き上げなどで活用できます。

資料請求などの中間CVからサービスへの本申し込みを促す、過去の購入やアクションをもとに、リピート利用を促すような提案をするなどといったシーンで活用できるのです。

自社への興味関心が高い見込み顧客や既存顧客などへは、ユーザーのそれまでのアクションを基準にした広告配信ができます。

リード情報を用いることで精度の高いリターゲティング配信が行えるため、獲得効率を高めることができます。

類似ユーザー向けの広告配信

カスタムオーディエンスのリストをもとに、Facebookユーザーの中から興味関心や属性、行動などが似通ったユーザーをもとにしたリスト(類似オーディエンス)の作成も可能です。

類似オーディエンスは、自社との接点はこれまでないかもしれませんが、興味を示してくれる可能性が十分にあるユーザーだといえます。

こうした類似オーディエンスをターゲットに訴求を行うことで、新規顧客の獲得やリード獲得へとつなげられます。

潜在顧客からの引き上げや販売経路の販路拡大、新規開拓などのシーンで大いに活用できることでしょう。

カスタムオーディエンスのメリット

カスタムオーディエンスのメリットを紹介します。

対象を見込み客に絞ることができる

カスタムオーディエンスは、すでに自社や自社のサービスなどにに興味を持つ「見込み客」や「自社に関心を寄せる」層が中心です。

単純に性別や年齢、興味関心で作成したオーディエンスと比べて、より効果的に広告出稿が行える点が大きなメリットです。

より細かくターゲット設定もできるので、効率よくアピールもできます。

既存顧客のリピートにつながる

住所やメールアドレス、電話番号などを把握していれば、同じユーザーに対して繰り返し広告を配信することができます。

既存顧客に対しても適切なアプローチが行えるため、リピート利用にもつなげられるのです。

どのようなアクションを起こしたユーザーなのかも事前に把握できているので、より効果的に広告出稿ができます。

類似オーディエンスにもアプローチできる

すでに自社に興味関心を示しているユーザーや、既存顧客に特徴が似ている「類似オーディエンス」を作成することもできます。

既存リストに近いユーザーのため高い反応も期待でき、CV率のアップや販路拡大につながりやすいといったメリットもあるのです。

カスタムオーディエンスのデメリット

続けてカスタムオーディエンスの、デメリットについて解説します。

カスタムオーディエンスデータ作成の作成に手間がかかる

カスタムオーディエンスでは、自社で作成したカスタムオーディエンスデータをアップロードして使用します。

エクセルなどを利用して作成することが可能ですが、メールアドレスや電話番号、住所、姓名などのデータ収集が必要です。

またどのようなアクションをした顧客なのかなどの、分類わけや管理なども必要となるなど、様々な工程がかかってしまいます。

顧客情報のため安易に委託や外注に回すこともできないため、負担はある程度かかってしまうでしょう。

リーチ数が興味関心ターゲティングと比べて少なくなることがある

カスタムオーディエンスを利用するということは、ある程度限定したユーザーに対象を絞ることになります。

そのためリーチ数自体は興味関心ターゲティングと比較すると少なくなってしまう傾向にあります。

ただし類似オーディエンスを活用すれば、このデメリットをうまくカバーすることも可能です。

カスタムオーディエンスの4つのタイプと設定方法

ここでは4つのタイプのカスタムオーディエンス、それぞれの設定方法について解説します。

顧客リストに基づくカスタムオーディエンスの設定方法

  1. エクセルなどを利用し顧客リスト(カスタマーリスト)を作成
  2. 使用するデータのみを抽出しCSVデータなどで保存
  3. オーディエンス画面で「オーディエンスを作成」を選択
  4. 「カスタムオーディエンス」を選択し、「カスタマーリスト」をクリック
  5. 「顧客リストの準備」をスキップし、作成した csv ファイルをアップロード
  6. オーディエンスに任意の名称をつける

以上で顧客リストに基づくカスタムオーディエンスの設定は完了です。

使用時はターゲット設定の場面でオーディエンス名を指定して利用します。

エンゲージメントカスタムオーディエンスの設定方法

  1. オーディエンス画面で「オーディエンスを作成」を選択
  2. 「カスタムオーディエンス」を選択
  3. Meta Sourcesの欄から、対象としたいアプリやサービスを選択
  4. ソース(またはページ)とイベントを選択
  5. 必要に応じて人数なども設定する
  6. リテンションを設定(設定したアクションをユーザーが実行後にデータが残る日数)
  7. オーディエンス名を設定し「オーディエンスを作成」をクリック​

ソースやイベントは、複数設定することもできます。

エンゲージメントカスタムオーディエンスは、かなり細かくアクションを設定できるのが魅力です。イベント詳細をチェックし、最適なターゲット設定を行いましょう。

ウェブサイトカスタムオーディエンスの設定方法

Webサイトカスタムオーディエンスを利用するには、事前にWebサイトにFacebookピクセルを設置しておく必要があります。

まずはFacebookピクセルの取得方法とWebサイトへの設置場所については、ビジネスヘルプセンターで詳しくまとめられています。

リンク:Facebookピクセルの設定とインストールの方法

https://www.facebook.com/business/help/952192354843755?id=1205376682832142

ウェブサイトカスタムオーディエンスの設定方法は下記のとおりです。

  1. オーディエンス画面で「オーディエンスを作成」を選択
  2. 「カスタムオーディエンス」を選択
  3. 「カスタムオーディエンスを作成」をクリック
  4. カスタムオーディエンスのソースを選択で「ウェブサイト」を選択し「次へ」
  5. ソース(ピクセルの名前が表示される)を選択
  6. イベントを選択し必要事項を設定する
  7. リテンションを設定する
  8. オーディエンス名を決めて「オーディエンスを作成」をクリック

上記で設定は完了です。

イベントでは下記のいずれかの条件が設定可能です。

  • ウェブサイトにアクセスしたすべてのユーザー
  • 特定のウェブページにアクセスした人
  • ウェブサイトに滞在した時間別のビジター

同時に複数のイベントを設定することも可能ですので、目的に合わせて設定しましょう。

アプリアクティビティカスタムオーディエンスの設定方法

アプリアクティビティカスタムオーディエンスを利用するには下記の登録や設定を済ませておく必要があります。

  • アプリの登録
  • Facebookまたは外部計測ツールSDKの設定

上記設定を済ませておくことで、アプリイベントの計測ができるようになります。

アプリや外部計測ツールの設定方法については、ビジネスヘルプセンターで詳細に解説されています。

参考:Facebookで広告を掲載するためにアプリを登録する

  1. オーディエンス画面で「オーディエンスを作成」を選択
  2. 「カスタムオーディエンス」を選択
  3. 「カスタムオーディエンスを作成」をクリック
  4. カスタムオーディエンスのソースを選択で「アプリアクティビティ」を選択し「次へ」
  5. イベントを適用する条件(すべてorいずれか)を選択
  6. ソースのプルダウンで、対象となるアプリとイベントを選択
  7. オーディエンスを作成するをクリック

上記で設定は完了です。

カスタマーリスト登録時のエラー

CSVで作成したカスタマーリストをアップロードした際、エラーが表示されるケースがあります。

設定時に緑色のチェックマークのアイコンが表示される場合は、正常にリストが登録できている状態を示しています。

それ以外のケースでは、エラーとなっている可能性がありますので、適切な対処が必要です。

識別情報になんらかの問題がある状態

追加した顧客データに、黄色の感嘆符のアイコンが表示される場合があります。

この場合は特定の識別情報が除外された可能性や、一部の識別情報を手動で修正する必要がある状態を示しています。

カスタムオーディエンスのカスタマーリストは、Fecebookユーザーとマッチしない情報は除外となります。

もしFacebookユーザーでありながら除外されてしまうような場合は、リストの情報を正しく修正したうえでアップロードすることで、マッチング度を高められます。

フォーマットと異なる文字などが含まれている状態

リストのフォーマットは識別情報ごとに細かく定義されています。

異なるフォーマットで登録してしまうと、赤い感嘆符のアイコンが表示されエラーとなります。

この場合は、識別情報に合わせたフォーマットに修正し、保存しなおしましょう。

カスタマーリストで利用できる識別情報やフォーマットは、ビジネスヘルプセンターで公表されていますのでそちらを参考するとよいでしょう。

参考:カスタマーリストをフォーマットする方法

まとめ:カスタムオーディエンスで費用対効果を高めよう

カスタムオーディエンスは、見込み顧客に対して効果的にアプローチする有効な手段です。

カスタムオーディエンスを利用することで、獲得見込みの高いユーザーに効率的にアプローチができます。

カスタマーリストを作成する手間や労力はありますが、多くのメリットが得られるので積極的に取り入れるべきターゲット設定です。

類似オーディエンスなど、新規顧客の開拓にもつながる機能もありますので、ぜひ有効に活用してください。