【YouTube広告 初級編】初月から失敗しない、YouTube広告の始め方

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この記事を読めば、自社のサービスや状況にあったYouTube広告のフォーマットを選べるようになり、PDCAを意識したYouTube広告の運用を、初月から実施できるようになります!
YouTube広告をなんとなく知っている、これから出稿を検討している人におすすめです。

YouTubeの特徴

さっそく、YouTube広告の特徴について、ご紹介します。

YouTubeは日本では月間6,500万人以上が利用しているとされており、特に、新型コロナウィルスの流行でおうち時間が増えた今、YouTubeの利用が増えたと回答するユーザーは74%以上に及びます。
( 2021年度 YouTube広告媒体資料より)

このような環境要因も重なり、YouTubeの利用者は増加し続けておりそれに合わせて、Googleも、YouTube広告のアップデートを積極的に実施しています。

ここからは、YouTube広告の基礎的な内容と、初めてYouTube広告を出稿する人に向けてフォーマットや目的などを解説していきます。

YouTube広告の基礎

広告フォーマットの概要

大きく分けて、予約型と運用型に分かれ、全部で7種類のフォーマットが用意されています。

予約型については、Google広告の管理画面からの出稿は不可です。

また、Googleの公式ヘルプページには、アウトストリーム広告の説明も記載されていますが、アウトストリーム広告は、YouTubeへの広告掲載ではなく、Google 動画パートナー上のウェブサイトやアプリにのみ表示されるものなので、今回の説明は、YouTubeプラットフォーム上の広告フォーマットのみに留めます。

目的別の広告フォーマット

目的別に、7種類のフォーマットを分類しました。

意図した成果を出すためには、広告の目的と、フォーマットを合わせることが重要です。

各広告フォーマットの課金形態や特徴

各広告フォーマットで、課金形態や表示形式が異なります。

目的を決めた後には、広告配信の予算や動画の長さに合わせて、広告フォーマットを選択しましょう。

例えば、必ず動画を視聴してもらいたい場合は、スキップ不可のフォーマットを選んでください。

興味関心が高いユーザーに対して、コスパよく、動画を視聴してもらいたい場合は、クリックしないと費用が発生しない、True Viewディスカバリーを選んでください。

獲得を狙いたい場合は、コールトゥアクション(CTA)の設定ができる動画アクションキャンペーンを選択してしてください。

YouTube広告の基礎的な全体像は把握できたでしょうか?

ここからは、実際にYouTube広告を運用するにあたって、知っておきたいポイントを紹介していきます。初月から、できるだけ高い成果を収められるように、しっかり下準備をしておきましょう。

YouTube広告の運用

YouTube広告への出稿を検討されているということは、ある程度、検索やショッピング広告の最適化が進んだアカウントではないでしょうか。

YouTube広告も、検索やディスプレイ広告などと同じく、1回出稿して終わりではなく、継続して出稿し、効果を改善し続けることになります。

YouTube広告の運用ロードマップ

まずは運用最適化を目指し、次に運用の拡大を目指していきます。
YouTube広告も、検索広告などと同様に、PDCAを回す前提で、計画することが重要です。
各時点で、知っておきたいポイントをまとめていきます。

目標の設計

自社の状況に合わせて、主要な目標(KPI)を選びましょう。

YouTube広告は、TVCMなどと異なり、基本的に1回出稿して終わりではなく、継続的な改善を続けていく媒体になります。

最初に目標を決めておかないと、実際に配信した結果がよかったのか、悪かったのか、分からない状態になってしまいます。

この広告の施策で、どれくらい、ブランド名が認知されたいのか、何人に動画を視聴してもらいたいのか、何人のユーザーにサイトへ訪れてほしいのか、目的を目標(KPI)に変換しましょう。

導入・運用

目的が決まったら、実際に運用を開始していきます。

媒体が推奨している、運用の設定があります。この推奨設定を実施しているか、知っているかで、初月の成果に大きく影響します。

推奨設定

①コーバンジョントラッキングタグの実装

②オーディエンス

③日予算

④クリエイティブ本数

①コーバンジョントラッキングタグの実装

コンバージョンが計測できる状態でないと、運用の結果を評価することができません。

また、仮に、コンバージョンが目標でなかったとしても、広告の投資対効果を明らかにする場合に、最終的には、確実に必要になるので、計測できる状態にしておく方がよいでしょう。

②オーディエンス

次は、リーチしたいユーザーに向けて、ターゲティングを設定します。自社のサービスに興味関心が高いと想定されるユーザーを、オーディエンスから設定します。

ただし、コンバージョンを狙った運用を行う場合は、下位ファネルのオーディエンスを最低1つは選択してください。

③日予算

十分な予算があると、機械学習が進みやすくなり、結果的に早くパフォーマンスが落ち着くようになります。

ただし、十分な予算がない場合も多くあります。

そんなときには、最適化するコンバージョンポイントを変更し、より安価に獲得できるポイントを設定してみてください。

例えば、ECサイトであれば、カート追加をしたときを、コンバージョンポイントとして設定することで、目標コンバージョンの値を低くすることができます。

予算設定に応じて、最適化にかかる時間が変わります。

(図8:広告パフォーマンスが最適化に要する時間)

④クリエイティブ

予算にもよりますが、5個以上のクリエイティブを導入しましょう。
フォントや文字色など、詳細な変更違いでも、まずはOKです。

機械学習が複数のクリエイティブパターンを理解した上で、学習を深めるためです。

分析・評価

ビュースルーコンバージョンや、検索広告などを実施している場合は、アカウント全体の成果を加味しましょう。

例えば、クロスネットワークレポートや、アシスト効果を加味したCPA算出を実施することで、YouTube広告の副次的な成果を確認しましょう。

広告管理画面の右上の、ツールと設定の測定より、アトリビューションの項目を選ぶと確認することができます。

改善・拡張

分析と評価をしたら、次は改善です。

測定結果に基づき、成功に向けた取り組みを実践しましょう。自分の今の運用状況に照らし合わせて、改善施策を実施しましょう。

さいごに

YouTube広告は、直近ではアップデートが盛んに行われており、Google側も注力しているプロダクトのひとつです。

YouTube広告=コンバージョンがでない、成果が出ないと決めつけずに、アップデート情報をしっかりキャッチアップしながら、挑戦してみましょう。