Facebookキャンバス広告とは|活用事例とクリエイティブのコツを紹介

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2016年の2月に正式リリースされ、本格的に運用が始まったFacebookキャンバス広告。海外ではキャンバス広告の事例は紹介されていますが、国内ではまだまだ活用事例が多くはありません。

本記事ではキャンバス広告の導入方法、施策結果などを基に、キャンバス広告の魅力を広告主様に向けてご紹介していきます。


Facebookキャンバス広告とは?

キャンバス広告とはFacebook広告のフォーマットの1つで、広告をクリックした後に表示させることができるLPのような役割をもったフォーマットになります。

キャンバス広告

キャンバス広告の自由度は高く、様々なクリエイティブ要素を盛り込み誘導先のコンテンツをリッチに見せることが可能です。


キャンバス広告を導入する3つのメリット

キャンバス広告は海外で盛んに利用されていて、国内でも徐々に利用されています。ではなぜサイトもあるのにキャンバス広告を導入しているのか。その理由やメリットについて紹介させていただきます。


工数が短縮できる

まず1つ目に挙げられるのが作成や導入までの工数が少ないことです。

広告の誘導先であるLPを用意する場合、設計からデザイン、コーディング、ドメインやサーバーの管理など、制作部分の工程が多く工数も費用もかかります。一方、キャンバス広告はデザインを作成し、フォーマットに沿って登録するだけでLPのような遷移先を作ることが可能です。


クリエイティブの種類が豊富

そして次に挙げられるのがクリエイティブの種類が豊富であることです。テキストや写真はもちろん、動画の組み込みやカルーセル形式の画像も組み込むことができます。

クリエイティブの種類

その他にも画面を傾けると左右の写真が見えるフルスクリーンの写真なども含めることが可能です。

自由度が高いのでよりクリエイティブな表現ができるのがキャンバス広告の大きなメリットの1つになります。


目標ページへスムーズに誘導できる

まだメリットはあります。

キャンバス広告の目的が目標ページへの誘導とした場合、ボタンのリンク先以外にコンテンツをスクリーンし終わった後に目的ページを表示することが可能です。

キャンバス広告

ユーザーはコンテンツを見ている流れのまま自然に目的ページに誘導することができるので、誘導効率が高まりやすいのもメリットです。


Facebookキャンバス広告 施策結果

Facebookキャンバス広告で施策を行った結果、広告のクリックに対して目的ページへ誘導できた割合は531%改善。また、目的ページへの誘導単価を比較したところ、誘導単価は3分の1に改善されました。

与件について

今回は東京や大阪、福岡で人気のオーダースーツの専門店であるダンカン様で施策を行いました。お得なセール内容をFacebook広告で見せて、ユーザーをDANKANのサイトに誘導しました。サイト内のセール情報ページから、店舗ページ詳細への誘導数を増やすことがこの施策の目的です。

ダンカン

何を課題に施策を行ったのか

施策ではサービスの魅力、セール内容を伝え、店舗ページへの誘導を目的として進めていました。ところが通常の運用ではFacebook広告経由での目的ページへの誘導割合が悪く、誘導単価も高騰していたことが大きな課題でした。

店舗ページへの誘導

そこでキャンバス広告を使用し、目標ページへの誘導効率を高める施策を進めました。キャンバス広告にはボタンを押すと目標ページに誘導できるほか、キャンバス広告をスクロールすると目標ページにも誘導することができます。

キャンバス広告内には商品のことが1目で判るようにキャッチコピーと商品画像を見せ、次のページではセール内容を複数見せるクリエイティブを設計しました。

誘導率を高める施策

そして最後に目標である店舗ページ一覧へのリンクを設置しました。リンクを設置と書くと、リンク先のように聞こえるかも知れませんが、キャンバス広告ではスライドするだけで目的のページへとリンクさせることが可能になります。

ユーザーにはページへ遷移している印象がなく、ユーザーを自然な形で目標ページに誘導することが可能になります。その結果、誘導率を531%改善し、誘導単価は3分の1にすることができました。


キャンバス広告で結果を出す為の3つのポイント

最後にキャンバス広告を検討されている方、これから検討される方に向けて結果を出す為の3つのポイントを紹介させていただきます。

手段が目的になっていないか

キャンバス広告はFacebook広告の中ではもっともリッチなフォーマットです。しかし目的によっては向き不向きが当然出てきます。キャンバス広告を使用するのが目的になってはいけません。誘導効率が低いことが課題であればその解決策として使用することで適切な効果を生むことが可能になります。


クリエイティブは親和性を意識する

何度も紹介させていただいておりますが、キャンバス広告をスライドした先に目的ページを設定することでスムーズに誘導することが可能です。その為にはコンテンツ内のデザインも目的ページを合わせる必要があります。親和性を高めることでユーザーのストレスを無くし誘導効率を高めていきましょう。


効果検証を行うことで初めて効果は立証できる

施策段階では検証を行うことをお薦めします。見た目がリッチになったからといって効果が良くなるとは限りません。効果検証を行い結果を見たうえで効果があったのか、なかったのか、他に施策は打てないのかを考えていくことで施策全体の効果を高めていくことができます。


まとめ

Facebook広告はターゲティング精度が高く、クリエイティブの種類が豊富なので様々な企業から注目されています。ただし、できることが多い分、目的やターゲットに合った施策を打っていかないと効果に繋がりにくくなります。

キャンバス広告で効果を最大化させる為には、目的とターゲットを見直し課題に対しての施策がキャンバス広告であることを理解する。その上で検証を進めながら改善することで効果を高めていくことができるでしょう。