
【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
インターネット広告
2021.06.10
公開日:2020.05.17
更新日:2021.04.16
この記事を読みさえすれば、Twitter広告のターゲティングの設定を社内で一番深く理解することができ、自分のビジネスに合ったターゲティングを選択肢、管理画面で設定できるようになります。ただし、Twitter広告を開始する手順としては、キャンペーンや広告グループ、クリエイティブの入稿など他にも設定がありますが、今回はターゲティングの部分に特化して説明していきます。
今回は「ターゲティング」の部分について、詳しく説明をしていきます。広告グループの下にあるターゲティングを押すと、ターゲティングの設定を開始することができます。
図2,ターゲティング設定の全体像
全体で設定できるものは、オーディエンス、オーディエンスの特性、オーディエンスの条件の3つがあります。これら項目を1つずつ順番に説明していきます。
図3,オーディエンスの全体像
ウェブサイトに最近アクセスした人たちをターゲティングします。つまりリマーケティングのことを指します。このデータは、Twitter広告の管理画面を通じて作成できるTwitterのウェブサイトタグによって収集できます。また Twitterのオフィシャルパートナープログラムを利用し、ある特定のツイートデータなどをターゲティングすることも可能ですが、これは別途Twitter社と連携する必要があるので、普通に利用することはできず、特定の広告代理店やサービスと連携必要がありまます。
モバイルアプリでインストールや登録など、特定のアクションを行ったユーザーのグループにリーチします。モバイルアプリのコンバージョントラッキングを設定すると、アプリインストール数やユーザー登録数など、ユーザーがモバイルアプリで行った操作に関する重要なデータを収集できます。
特定のユーザーをターゲティングするために、リストを使います。顧客の電子メールアドレスのリストをアップロードしてターゲティングに利用することも、Twitterユーザー名(@ユーザー名)を使って関連する分野で影響力のあるユーザーをターゲティングすることもできます。
柔軟なオーディエンスターゲティングは、複数のテイラードオーディエンスを組み合わせたり、一つのリストでも、14日や30日以内に訪れたユーザーなど期間の設定もできます。andやorの条件を使って自分の作りたいリストを柔軟に作ることができます。
図4,オーディエンスの特性の全体像
オーディエンスの特性では、性別、年齢、地域などデモグラフィックの情報を設定することができます。またOSのバージョンや端末のモデル、携帯電話会社など他のSNSよりも詳細なターゲティングをすることも可能です。しかし、OSのバージョンや端末モデルなどの詳細なターゲティングをすることは、あまり広告運用者として経験はないです。
図5,オーディエンスの条件の全体像
オーディエンスの条件で出来ることは、リマーケティングやデモグラフィック以外のターゲティングを設定したり、設定したターゲティングをどれくらいまで拡張するかの調整をすることができます。
キーワードターゲティングでは、Twitterで最近ツイートされたり検索されたりした言葉やフレーズに基づいて、利用者をターゲティングします。Twitterでは、検索とタイムラインという2種類のターゲティングが用意されています。
①検索
Twitterで検索された言葉は、利用者がそのときに最も興味を持っている事柄を表しています。キーワードターゲティングでは、たとえば、あなたのビジネスに関連することを検索した利用者にツイートを届けることができます。
②タイムライン
ツイートは、利用者の「いま」、つまり利用者が今考えていること、感情、ニーズなど、利用者の状況を明確に表しています。タイムラインのキーワードターゲティングでは、利用者がツイートした事に基づいて、利用者の状況に応じたツイートを届けることができます。
デフォルトでは、広告キャンペーンは検索とタイムラインの両方に表示されます。どちらか一方にしたい場合は、どちらにツイートを表示するかを選ぶこともできます。また設定したキーワードは、適切な利用者のグループ全体をカバーできるように、デフォルトでは「部分一致」が設定されています。
イベントターゲティングを利用すると、全世界のイベントや地域のイベントに興味関心を持っているアカウントに広告を表示できます。イベントについては「みる」を押せば直近で開催が予定されているイベントのハンドル名(@☓☓☓☓)が出てくるので、その中から選択することができます。
図6,イベントの選択方法
Twitterの興味関心ターゲティングでは、利用者がTwitterで関心を持ったり反応を示したりしたトピックに基づいて、盛り上がりを見せる無数のコミュニティの中から対象を絞ってメッセージを届けることができます。興味関心ターゲティングでは、教育からスポーツまでにわたる25種類の興味関心カテゴリーと、350種類のサブトピックからあなたのビジネスと関連性が高いトピックを選ぶことで、大人数の利用者グループとつながることができます。
あなたが選んだユーザー名のフォロワーに似ている利用者にTwitter広告キャンペーンを表示します。「似ている」ユーザーであるということがポイントです。
指定したマーケットの映画とテレビ番組についてツイートしているアカウントや、関心を示しているアカウントをターゲティングします。検索窓に自分が選びたいTV番組名や映画面を打つと選択をすることができます。
図7,映画とTV番組の選択方法
10、000種類以上の中から会話トピックを選ぶことで、そのトピックについて話しているオーディエンスをターゲティングできます。会話トピックは、手作業で調整されたルールベースのキーワードアルゴリズムによってオーディエンスを収集しています。これらのルールは、キーワードとのフレーズ一致や単語一致、ブラックリスト一致、ブール演算式、発言者確認、ツイート検証の時間、言語マッチなどを調べることで、精度と規模が調整されています。このようなルールが公開されているとはいえ、どのようなオーディエンスであるかは少しブラックボックスといえるでしょう。
過去28日以内にトピックをツイートしたことがある、トピックに言及するツイートにエンゲージしたことがある、会話トピックに関するツイートを長時間表示したことがあるアカウントが、会話にエンゲージしているとみなされ、オーディエンスとして収集されています。
選択したオーディエンスの特性と一致する利用者によって、過去7日間に最もよく使用されたハッシュタグとユーザー名をおすすめしてくれる機能です。自分では追加し忘れていたユーザー名があったりするかもしれないので、参考にできるかもしれません。
ツイートの表示歴またはエンゲージメント歴があるユーザーをリターゲティング
これは2019年の搭載された新機能です。自分のアカウントの特定のツイートに反応したユーザーにのみリターゲティング広告を出すことができます。
設定したターゲティングを3段階で広げることができます。まずはDEFINEDから配信を開始し、広告配信の成果を確認して、徐々にオーディエンスを広げた方がよいでしょう。
図8,オーディエンスを広げるの選択方法
このように、Twitter広告のターゲティングは複数の種類があり、少し複雑で難しいと感じたかもしれません。最後に、広告配信開始時に取り組むべきターゲティング設定とその理由を3つご紹介します。
①キーワードターゲティング
その他SNS広告にはないターゲティング設定なので、Twitter広告を実施するときには、まずは取り組んでみましょう。リスティング広告で成果のよいキーワードを活用するという手法もあります。「購入」「お問い合わせ」「登録」などのコンバージョン効率を高めたい場合は効果的です。
②フォロワーの類似オーディエンス
Twitterには複数のコミュニティが存在しています。そういった特別な特徴をもつユーザーへアプローチしたい場合には、フォロワーの類似オーディエンスを活用するのがいいでしょう。「新商品の告知」や「キャンペーンの開始」などを「認知」させる場合に効果的です。
③テイラードオーディエンス(ウェブ)
やはり、リマーケティングです。「購入」「お問い合わせ」「登録」などを念押しして、コンバージョン効率をさらに高めたい場合は効果的です。ただし、そもそもサイトへ訪れるユーザーの数が少ないと、あまり配信をすることができないので、注意が必要です。
自分のビジネスに合うターゲティングを選択し、設定することができたでしょうか?配信設定を完了したら、オーディエンスの概要でターゲティングできるユーザーがどれくらいいるのか確認しましょう。あまりにもターゲットを詳細に設定しすぎた場合には利用不可となってしまうので、注意してください。