2021.06.03

南 春花

INTERNET ADVERTISING

【2021年最新版】初心者でも簡単!Instagram広告の出し方完全ガイド

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南 春花

株式会社PLAN-B 事業統括本部 デジタルマーケティング戦略事業部(東日本)マネージャー

2017年度新卒入社。入社から一貫して、デジタル広告の運用やマーケティング全般を支援するコンサルティング、インハウス化支援を担当。ブライダル業界やアパレル業界、toB業界のお客様など幅広い業種の担当経験あり。

目次
    1. Instagramとは
    2. Instagramを活用するメリットとデメリット
    3. Instagram広告の種類
      1. 広告フォーマットについて
        1. 動画広告
        2. リンク広告
        3. カルーセル広告
        4. スライドショー広告
        5. ダイナミック広告
        6. コレクション広告
        7. リード獲得広告
        8. モバイルアプリ(インストール・エンゲージメント)広告
      2. 配信手法について
      3. 初心者はどの広告フォーマットと配信手法から始めるべき?
    4. Instagram広告出稿方法 5つのSTEP
          1. 広告の目的を選択
          2. ピクセルの作成と選択
          3. 予算と掲載期間を設定
          4. オーディエンスを設定
          5. 広告の掲載場所を指定
          6. 広告クリエイティブを作成
      1. ①FacebookページとInstagramの連携
      2. ②広告キャンペーンの作成
      3. ③広告の入稿
        1. キャンペーンの目的を選択
        2. ピクセルの作成と選択
        3. 予算と掲載期間を設定
        4. オーディエンスを設定
        5. 広告の掲載場所を指定
        6. 広告クリエイティブを作成
      4. ④支払い設定
      5. ⑤広告を掲載
          1. 誤字脱字はないか
          2. クリエイティブは適切か
          3. リンク先は適切か
          4. 配信アカウントは適切か
          5. 設定予算は適切か
          6. ターゲットは適切か
    5. まとめ

本記事ではInstagram広告のメリットデメリット、出稿することができる広告の種類、実際の出稿方法について基本からご紹介します。

Instagramは年々利用者が伸びている媒体のため、効果的に使うことができれば、高い成果をあげることができます。具体的にどういった手順をたどれば出稿ができるのか、についてわかりやすく解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

Instagram広告を配信するときのコツはこちらの記事にてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

Instagramとは

Instagramは動画や写真などビジュアルで訴えかけるプラットフォームの一つです。月間10億人以上の方々がInstagaramのビジネスアカウントにアクセスし、その中でも60%以上の人々が新しい商品やサービスを見つけているといわれています。日本では、3,300万以上ものアカウントが月間でアクティブな状態です。

今や認知だけでなく獲得もできる、なくてはならない媒体の一つであり、検索連動型広告やディスプレイ広告と併用して活用している企業が多数です。

実際に、弊社でお手伝いしている企業でも、Instagram広告の導入率は年々増加傾向にあります。

Instagramの基本ついては、下記記事をチェックしてみてください!
Instagram広告の種類や課金方法、配信時の注意点について

Instagramを活用するメリットとデメリット

Instagramは、利用者の購買行動を促す結果が示されており、82%ほどのユーザーが、Instagram上の投稿がきっかけで行動を起こしたことがあるとも言われています。

つまり、その他SNSと比較しても、比較的獲得に強みをもつと言えます。

また、自分自身も何か商品やサービスを探すときに、ハッシュタグを使った検索が当たり前になっています。

一方で、利用ユーザー層に特徴があり、年齢が高くなるにつれて利用率が低下する傾向にあります。実際、50代の利用率は30%前後とも言われています。

よって、年齢層が高いユーザーに向けた商品やキャンペーンの告知には、あまり向かないかもしれません。

Instagram広告の種類

一言でInstagram広告といっても、複数の広告フォーマットや配信方法があります。

実際何から始めればいいのか、初心者の方には難しいかもしれません。

そんな方に向けてそれぞれどんなフォーマットなのか、どのフォーマットや配信手法から始めたらよいか、順番に解説していきます!

広告フォーマットについて

Instagram広告で活用できる広告フォーマットを解説していきます。

Facebook広告を実施している場合でも、Instagram広告では使用できないフォーマットもあるので、要注意です!

動画広告

映像、音、モーションを活用した利用者の目を引きやすい広告フォーマットです。

企業のブランドイメージを伝えやすい広告フォーマットなので、認知目的で利用される場合もあります。

また、動画視聴履歴に基づいたリターゲティングを実施することも可能で、動画を○秒以上視聴したユーザーに向けた配信設定もできます。

動画のサイズや容量に関しては、アスペクト比16:9~9:16の動画が推奨されており、時間は240分以内、4GBまでに抑えた動画が必要です。

ファイル形式はmp4やMOVが推奨されています。

広告用ではない動画を持っている場合は、ファイルサイズなど確認をしてから、実際に広告として活用できるか検討しましょう。

媒体画面

図1:動画広告 参照元:Facebook広告 媒体資料(2020年下期)

リンク広告

リンク広告は広告を見る人を、高品質のビジュアルからリンク先のウェブサイトやアプリに誘導できます。

リンク広告の特徴としては、コールトゥアクション(CTA)を設定できる点です。

「予約する」「ダウンロード」「申し込む」などユーザーのアクションを促すことができます。

リンク広告

図3:リンク広告CTAボタン 参照元:Facebook広告 媒体資料(2020年下期)

多くの企業がこの広告フォーマットを活用しており、スタンダードな手法であると言えます。

静止画の基本サイズは、1080×1080ピクセル・1200×628ピクセル・1080×1920ピクセルの3サイズを用意しておけば、問題ありません。

ファイルサイズは最大30MB、ファイル形式はJPGやPNGが推奨されています。

図3:リンク広告 参照元:Facebook広告 媒体資料(2020年下期)

カルーセル広告

複数の画像・動画やリンクを設定できる広告フォーマットです。

自動的にパフォーマンスが高いクリエイティブが最初に表示され、最適化がされます。

一度に複数を見せることができる点が特徴的で、アパレルや日用品、アクセサリーなど複数の商品やデザインがある企業がよく活用しています。

また、弊社の実績でも、カルーセル広告を導入することで、クリック率が大幅に改善した事例もあります。

リンク広告を実施しているものの、クリック率が低い場合は挑戦してもよい広告手法かもしれません。

カルーセル広告

図4:カルーセル広告 参照元:Facebook広告 媒体資料(2020年下期)

この独自の広告フォーマットを生かして、例えば漫画をコマ送りで見せるなど、よりユーザーに見てもらいやすい広告を作ることができ、

工夫の余地がたくさんあります。

スライドショー広告

複数枚の画像からスライドショーの動画を作成できるフォーマットです。

動画素材を持っていない場合でも、数枚の画像を元に誰でも簡単にスライドショー動画を、広告管理画面から作成できます。

画像の表示時間やトランジション、BGMの設定もできるので、動画制作が難しくても、簡単に制作することができます。

動きを付けることで、静止画よりも目に止めてもらいやすくなるかもしれません。

スライドショー広告

図5:スライドショー広告 参照元:Facebook広告 媒体資料(2020年下期)

ダイナミック広告

企業の商品情報(product feed)とリマーケティングタグの情報を元に、リンク広告やカルーセル広告のクリエイティブを自動的に生成します。

具体的には、ある通販サイトに訪れ、いくつかの商品を閲覧したり、カートに追加した場合、

その閲覧履歴を辿り個人にパーソナライズされる形で、広告が表示されます。

利用者が関心を示した商品(または類似した商品)をリアルタイムで広告クリエイティブに反映させることできるので、より効率的に再来訪や購買を促進します。

ただし企業の商品データを広告管理画面上にアップロードドしたり、タグの設置が必要なので、その他の配信と比較した場合、少し配信準備が複雑です。

自動的に商品データを更新する手法もあったりするので、より効率的な配信をしたい企業にはおすすめです。

またCriteo広告などを既に実施している企業は、その商品データを活用することもできるので、一度挑戦してもよいかもしれません。

ダイナミック広告

図6:ダイナミック広告 参照元:Facebook広告 媒体資料(2020年下期)

コレクション広告

モバイル上での商品の発見~検討~購買までをシームレスにつなげる広告フォーマットです。

コレクションはメインビジュアルの動画(または静止画)と4枚の商品画像とを組み合わせた構成になっています。

動画で利用者の注意を惹きつけつつ、タップ後は高速でローディングされる商品紹介ページ(最大50アイテムまで紹介可能)を表示し、利用者の興味喚起と検討を促します。

その後個別の商品をタップすることで広告主のサイトに遷移し、商品の購入を促進することが可能です。

カルーセル広告同様、複数商品を一度に見せることができる点と、商品の価格をより分かりやすく伝えることが特徴です。

アパレルやアクセサリー、スポーツメーカーがよく活用しています。

コレクション広告

図7:コレクション広告 参照元:Facebook広告 媒体資料(2020年下期)

リード獲得広告

見込み顧客を効率的に獲得できる広告です。

広告内にモバイルに最適化された入力フォームを用意することで、Facebook上で会員登録、資料請求、メールマガジン登録、試乗予約などに必要な情報を収集することができます。

通常であれば、広告をクリックした先にあるサイト上で、入力フォームを記載しますが、このように1つアクション多くなることで、ユーザーが離脱する可能性が高まります。

ですが、その離脱を防ぐことができる広告フォーマットです。

また、Salesforce社やMarketo社が提供するCRMツールとの連動もでき、自動的に顧客情報を管理することもできるので安心です。

ただし、リード獲得広告はInstagramモバイルアプリには表示されますが、Instagramのデスクトップバージョンには表示されません。

また、[生年月日]フィールドを含めると、広告がInstagramに配信されなくなるなど、少し条件が複雑なので、配信する際には注意をしましょう。

リード獲得広告

図8:リード獲得広告 参照元:Facebook広告 媒体資料(2020年下期)

モバイルアプリ(インストール・エンゲージメント)広告

利用者のエンゲージメントの高いモバイルニュースフィードにて、アプリのインストールを促すことができます。

また、アプリをインストール済みの利用者に対して、アプリへのアクセスやアプリ内のコンテンツに直接誘導を行い、

既存の利用者及び離脱した利用者に対して利用促進の訴求を行うことが可能です。

Facebook SDKやパートナーSDK(アプリ用のタグ)の導入で、CPI (インストール単価)やアプリ内でのROASの測定も可能となります。

同時に、アプリダウンロードに最適化した配信や、アプリ内でのイベントに最適化する配信を実施することもできます。

モバイルアプリ(インストール・エンゲージメント)広告

図9:モバイルアプリインストール広告 参照元:Facebook広告 媒体資料(2020年下期)

配信手法について

実名登録制度を原則としているFacebookにおいては、利用者登録情報や利用端末、利用者の興味関心やアクティビティ等を元にした正確かつ多様なターゲティング配信が可能です。

既存の顧客(CRM)データ、サイト訪問履歴(リターゲティング)、モバイルアプリの利用状況、Facebook広告やページの利用状況などに応じたターゲティングオーディエンスを作成することもできます。

ただし、昨今ではios14の影響を受けることが想定されており、これまでよりはターゲティングの精度が低くなることが予測されます。

初心者はどの広告フォーマットと配信手法から始めるべき?

ここまでで、広告フォーマットや配信手法について解説していきました。

正直こんなにも数が多いと、広告配信の設定をする前に、どれを選択するべきか迷ってしまいますよね。

まず、Instagram広告初心者の方におすすめの初期設定は、

リンク広告を静止画で実施する方法が、最も簡単に始めることができます。

この時、必ずコールトゥアクション(CTA)を設定するようにしましょう。必ずクリック率に影響します。

ターゲティングについては、まずは自社の商品に関連性の高い興味関心のターゲティングとリマーケティングの設定をしましょう。

ただし、リマーケティングに関しては注意が必要で、サイトへの来訪者が少ないと、同一ユーザーに必要以上に広告が表示され、

かえって成果に悪い影響を及ぼす事態も招きかねないので、注意が必要です。

最低でもユーザー数が1,000は超えるように、期間やページの設定を行いましょう。

まず実際に配信設定をする前に、初心者が設定するべき初期設定についてお伝えしました。

ここからは、実際の出稿の方法について説明をしていきます。

Instagram広告出稿方法 5つのSTEP

 Instagramの出稿方法は下記の5つのSTEPに分かれています。

①FacebookページとInstagramの連携

②広告キャンペーンの作成

③広告の入稿

広告の目的を選択
ピクセルの作成と選択
予算と掲載期間を設定
オーディエンスを設定
広告の掲載場所を指定
広告クリエイティブを作成

④支払い設定

⑤広告を掲載

①FacebookページとInstagramの連携

Instagram広告はFacebook広告と同じビジネスマネージャー(広告管理画面)を使います。そのため、Facebookページとのアカウント連携が必要不可欠です。

Facebookページをお持ちでない方は、先にFacebookのページを作成しましょう。

今回はFacebookページとInstagramアカウントの連携方法から説明をします。

まずはInstagramアカウントにログインします。

自分のプロフィール画面にいくと、「プロアカウントに切り替える」というボタンがあるので、

そこをクリックするとFacebookページをリンクする画面へと続きます。これでFacebookページとInstagramアカウントの連携は完了です。

PC上で設定しようとすると、「プロアカウントに切り替える」というボタンが表示されないので、スマホで操作しましょう。

プロアカウントに切り替える

②広告キャンペーンの作成

ビジネスマネージャーから、広告キャンペーンの作成に入ります。

「作成」のボタンをクリックすると、広告入稿の手順に進むことができます。

広告キャンペーンの作成

③広告の入稿

Instagram広告を実施する目的を確認しながら、さっそく広告の入稿を進めていきましょう。

キャンペーンの目的を選択

Instagramは、マーケティングフローに沿った下記の11の目的から選択することができます。

  • ブランドの認知度アップ
  • リーチ
  • トラフィック
  • エンゲージメント
  • アプリのインストール
  • 動画の再生回数のアップ
  • リード獲得
  • メッセージ
  • コンバージョン
  • カタログ販売
  • 来店数の増加

「作成」をクリックした後、目的に沿ってひとつ選択をしましょう。

多くの場合、「トラフィック」や「コンバージョン」を選択するケースが多いです。

キャンペーンの目的を選択

ピクセルの作成と選択

次は、ピクセルの作成と選択です。

そもそもFacebookピクセル(タグ)を企業サイトに設置することで、Facebook広告を見た後に実行されたアクションの計測が行えます。

また設置したタグから送信されるアクションデータを元にした広告配信の最適化が可能となり、より広告の効果が高まります。

対象のサイトに設置するピクセルを追加し、コンバージョンイベントとして選択しましょう。

サイト上のソース内の指定の場所に設置したり、GTMなどのタグマネージャーを活用することで、簡単に設置することもできます。

ピクセルの作成と選択

予算と掲載期間を設定

予算と掲載期間を設定していきましょう。

予算の設定では、「1日の予算」と「通算予算」から選ぶことができます。

1日ごとの予算が細かく決まっている場合は「1日の予算」が好ましいですが、特定の期間を通して予算が決まっている場合は「通算予算」を選択すると、

設定した予算ぴったりに配信がなされるので、管理する上で安心です。

予算と掲載期間を設定

オーディエンスを設定

ターゲットの設定を行いましょう。

広告を届けたいユーザーを思い浮かべながら、年齢、性別、地域、言語といった基本的なデモグラフィックの設定を行います。またライフイベントや興味・関心、仕事などの詳細なターゲティングの設定も行っていきましょう。

Facebook広告同様にターゲティングができるようになっていますので、アプローチしたいユーザーに合わせて選びます。狭めすぎてしまうとユーザーが少なくなり、広告配信が少なくなってしまう可能性もあるので、オーディエンスサイズを見ながら設定しましょう。

オーディエンスを設定

広告の掲載場所を指定

広告を届けたいターゲットを選んだ後は、広告を表示させる場所を選んでいきましょう。

Instagramにのみ配信をしたい場合は「手動配置」を選択し、プラットフォームのチェックボタンを選択しててください。

ただし、Facebook社によれば、「自動配置」にすることが推奨されており、広告掲載場所の最適化に関しても

Facebookのアルゴリズムに任せた方が、最終的に成果がよいという結果もあります。

自社の事業状況も確認しながら、「自動配置」でいくのか「手動配置」でいくのか決定してください。

広告の掲載場所を指定

広告クリエイティブを作成

最後に、広告クリエイティブの設定です。

動画や静止画、カルーセル広告など、目的に合わせて適したフォーマットを選択します。

下記の記事では、カルーセルやコレクション広告などに関することが書かれていますので、確認してみてください。

Instagram広告の種類や課金方法、配信時の注意点について

実際に広告クリエイティブを設定したら、プレビューモードを活用して、どのようにストーリーズやフィードで表示されるか確認してください。

よくあるのは、ストーリー用クリエイティブの上部が、Instagramのアイコンと被ることで、文字や画像見えずらくなるケースが多いので、要チェックです。

テキストやコールトゥアクション(CTA)も設定して、伝えたいメッセージを盛り込むように意識しましょう。

④支払い設定

ビジネス設定に戻り、右側のメニュ―の下部にある「支払い」をクリックしましょう。クレジットカードの登録ができたら配信準備は完了です。

支払い設定

⑤広告を掲載

ここまでの入稿作業と支払いの設定が完了すれば、「確認して公開」ボタンをクリックするのみです。

改めて入稿内容を下記に沿って確認しましょう。

誤字脱字はないか
クリエイティブは適切か
リンク先は適切か
配信アカウントは適切か
設定予算は適切か
ターゲットは適切か

「ターゲット設定を誤ったせいで、サービスを提供している地域以外に配信してしまった…」「設定予算を間違えていた…」など起こらないようにしましょう。

Instagram広告の出し方が分かった後は、実際の運用時のポイントを押さえることが重要です。

運用時に押さえておくべきポイントを以下の資料にまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。p>

まとめ

Instagram広告の出し方は理解できたでしょうか?Facebookの広告出稿をしたことがある方なら簡単かもしれませんが、改めて上記内容を押さえておきましょう。

どの広告媒体もそうですが、配信開始が始まりです。仮説検証を通して、事業拡大に繋がるクリエイティブやターゲティングの勝ちパターンを見つけていきましょう!