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安栖 宗健
INTERNET ADVERTISING
デジタルマーケティング 戦略事業部(西日本)にてアカウントストラテジストとして活躍中。
大学時代の2年間の留学経験を活かし、重要海外プロジェクトに従事。
動画広告を活用してネットでの集客を最大化させようとしている担当者のみなさま。
動画広告を配信するなら、YouTubeは外せない広告媒体でしょう。
商品名ではTrueView広告と言われるものです。
一口にTrueView広告と言っても、様々な種類があります。
今回は、TrueView広告の中でも「バンパー広告」と言われる広告フォーマットのご紹介をさせて頂きます。
動画を通してユーザーに強いブランドイメージを与えたいと思っている方は、必見です!
出典元(https://www.agorapulse.com/blog/how-to-run-youtube-ad-campaigns/)
バンパー広告とは6秒間の短い動画で、スキップする事が出来ないことが特徴となる広告形式のことです。
6秒間でインパクトのあるブランドメッセージを何度もユーザーに見せる事により、ユーザーの記憶に残りやすいメリットがあります。
ユーザーにとってもバンパー広告は楽しめる長さの広告になっています。
もともと30秒間のスキップ出来ない動画フォーマットが存在しましたが、2018年で廃止されています。
現在は最大15秒の尺になっています。
これはブランドに対してネガティブな印象を与えてしまう結果となった為だと考えられます。
YouTubeで流れる広告に対して不快感を感じると答えたユーザーが70%を超える調査も存在します。
出典元(https://marketing-rc.com/report/report-video-20180320.html)
一方、バンパー広告は6秒間と言う短い時間の広告のため、そこまでストレスを感じさせないと考えられます。
ユーザーがYouTubeで動画を夢中になって動画視聴している際に、30秒間の広告が流れるのと、6秒間の“隙間”に広告を見せられるのでは、ブランドに対して抱くイメージは異なるものになってくるのではないでしょうか。
また、Googleによる122件のバンパー広告を対象としたアドリコール調査(広告に接触したユーザーに対して広告の内容を覚えているかを数日後に聞いて確認する調査のこと。質問内容は各調査組織によって異なる。)によると、
バンパー広告に接触した70%のユーザーが、そのキャンペーンブランド覚えているという結果となりました。
認知目的の広告だと平均売上改善率は平均9%と言われていますが、この調査でブランドリフトによる売り上げ改善率は平均30%を超えたと報告されています。
バンパー広告の料金形態はCPM(Cost Per Mile)となっています。
CPMとは、表示回数1,000回ごとに広告費を支払うタイプの課金方法です。
クリック率が高い動画であれば、あるほど得になる広告となっています。
このCPM課金ですが、表示回数が媒体側により(今回の場合はYou Tube)保証されているため、表示回数を伸ばしやすいものとなっています。
認知・ブランディング目的で主に仕様される広告形態となっています。
たった6秒間で何を伝える事が出来るの?と考えている読者の皆様。
確かに商品紹介動画としては、入れられる情報量にも限りがあります。
しかし、6秒間でも強烈な印象を与える動画クリエイティブを配信すれば、ブランドを長期的にユーザーに想起させることが可能になります。
ここでは広告クリエイティブの抑えるべきいくつかのポイントをご紹介していきます。
6秒間の限られた時間の中で、様々な情報を詰め込むのはユーザーを混乱させてしまう原因となります。
結局は何が凄い商品なの?とユーザーに思わせてしまうことも少なくはありません。
そうなると、自分にとって必要な商品か判断するのは難しいでしょう。
テレビ販売の商材を例に、悪い例と良い例を挙げてみます。
【悪い例】
ディスプレイの画面が○○解像度で、音質は○○で更に○○対応。回線速度は○○でネット環境も快適。そして今なら価格は○○○○で販売。→最後に「ブランド名」
【良い例】
音にこだわったテレビ。音質が○○。→最後に「ブランド名」
このように、悪い例の場合見ているユーザーは瞬時に大量の情報を処理する必要があり、一番伝えたい訴求がうまく伝わりません。
良い例で伝えたように、バンパー広告では伝えたい商品の特徴orメリットorメッセージorイメージを一つに絞り込みシンプルな動画にすることで、訴求を正確にユーザーに届けることができます。
動画の構成もシンプルにすることにより、メッセージが伝わりやすくなります。
複数のカットシーンをいれたり画面半分が埋まったりするようなテキスト量は、バンパー広告にとって必要のない要素となっています。
動画のカットシーンを増やす目的は、ユーザーを飽きさせないことです。
30秒間の動画広告で同じカットシーンを使い続けていると、飽きてしまうのは当然でしょう。
しかし、6秒間の動画だとユーザーが飽きる前に動画が終了してしまいます。
カットシーンを増やすくらいなら、同じ訴求でカットシーンが違う動画をもう一つ作った方が良いでしょう。
バンパー広告に情報を詰め込みすぎるのは厳禁です。
動画広告は多くのユーザーにとって「邪魔」と感じられてしまうため、すぐに離脱(スキップ)されてしまうリスクがあります。
スキップされないためには、出だしの1〜2秒が重要となってきます。
1~2秒目でユーザーの注意を引けるように、動画のフックとなる仕掛けを用意しましょう。
例えば衝撃的な場面の使用や、今話題のタレントやモデルを起用するなどがお勧めです。
タレントを用意する予算はないという方は、動画を見たくなるキャッチコピーを考えましょう。
他の動画を使い回すのはやめましょう。
自社のHPに掲載している動画や、他の動画フォーマットで出稿している動画を、そのままバンパー広告に起用するのはやめましょう。
目的が異なれば、伝える内容が全くことなってきます。
では上記のポイントを抑えたバンパー広告の事例を紹介していきます。
▼例1
出典(乃木坂46「白石麻衣/ビジネスパソコン」篇 6秒 | マウスコンピューター)
対象物:パソコンとモデル
動画の構成:
パソコンが置かれている。
→画面にモデル登場。
→モデルが動きだし、宣伝文句を言う。
→終了。
1~2秒目:パソコン上に急に美女が登場。
何度も見たくなる6秒広告です。
美女のため、何度みても嫌にならないです。
▼例2
対象物:白人男性
動画の構成:
グローブ
→男性がburnを飲む
→グローブで殴られている男性
→burnのキャッチコピー
1~2秒目:燃えているグローブ+ドリンクを飲む男性
海外のエナジードリンクの広告です。
強烈なビジュアルのため記憶に残りやすいです。
また、burnを飲めば一気に気合いが出そうな感じがします。
まずはバンパー広告用のキャンペーンを作成します。
今回はブランド認知とリーチを選んでください。
すると、以下の画面に移ります。
ここでは動画を選択しましょう。
動画を選択すると次の動画広告のフォーマットを選ぶことが出来ます。
ここで「バンパー」を選べば、バンパー広告用のキャンペーン項目設置に移ることが出来ます。
こちらの画面で、以下を設定していきます。
次に広告グループの設定へと移ります。
そして、最後に動画をアップロードして完了です。
これでバンパー広告を配信する事が出来る状態になりました。
動画広告の有効性が高くなってきている今だからこそ、様々なフォーマットを駆使した広告戦力を打っていきたいところです。
今回はバンパー広告の紹介をさせて頂きました。
ブランド認知目的なら、バンパー広告をどんどん活用していきましょう。
また、Googleの推奨で、TrueView広告などの他の動画フォーマットと一緒に使う事により、さらなる相乗効果を見込める事が証明されています。
動画広告を使ったマーケティング戦略作りにお困りでしたら、ぜひ弊社へご相談ください。