インバウンド顧客が殺到するSNS集客活用術/Instagram編

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毎年増加し続ける訪日観光客

訪日外国人は年々増加傾向にあり、月に約300万人弱が訪日しています。
日本政府観光局(JNTO)が2019年1月16日に発表したデータによると、去年2018年の1年間だけで約3000万人以上もの外国人客が日本を訪れているそうです。
特に東京2020年の夏季オリンピックが決定して以来、外国人をターゲットとした各業界の動きは多様化し、「タビマエ」「タビナカ」「タビアト」とユーザーの各フェーズにおいて様々なプロモーション戦略が飛び交うようになりました。

このように訪日観光客の増加に伴い、インバウンド集客を始めた、もしくはやってってアタリマエというような業界も増加していますが、もちろんいままで日本人向けに行っていたプロモーション方法をそのままインバウンド向けに行うといったことは、効果が期待されません。
まずは、日本に来る外国人がどのように行動をしているのかを知り、ユーザー特性を認識した上で、適したプロモーション戦略を考える必要があります。

 今回は近年急速に増えているSNSのインスタグラムを活用したインバウンド集客方法と事例を紹介いたします。

訪日外国人の推移

出典:JTB総合研究所(https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/

訪日外国人旅行者数の各国・地域別の内訳

2018年に日本を訪れた外国人を国別にみると、中国と韓国からの旅行者がそれぞれ700万人を超えています。
その次に台湾、香港と続いていて、アメリカを除くと、上位10カ国はアジアが独占していますね。今後もアジアでの日本旅行ブームは続くと予想されています。

訪日外国人内訳

出展:JTB総合研究所(https://www.tourism.jp/tourism-database/stats/inbound/

インスタグラムがインバウンド対策に効果的な理由3つ

ここまで、インバウンドの動向について、いかに訪日観光客が増えているか確認してきましたが、ここからは、
その増え続ける訪日外国人観光客への集客ツールとして、なぜインスタグラムが効果的なのかという理由をまとめていきます。

SNSが旅行前の情報源として利用されている

観光庁が行った調査によると、出発前に得た旅行情報源で役に立ったものの第1位は「個人のブログ」(30.4%)となっていて、第2位は「SNS」 (20.9%)と続いています。前年、平成28年同時期のデータでは第6位「SNS」(15.5%)という結果でしたので、観光客の中でSNSの利用が広まり情報ソースとして活用されていることが伺えます。インスタグラムの普及に伴い、よりリアルな情報を参考に旅行プランを立てたいという観光客が増えているようです。

旅行前の情報収集

出展:国土交通省 観光庁(https://www.mlit.go.jp/common/001230775.pdf

世界で10億人が利用するSNS

インスタグラムは、昨年2018年に全世界での月間アクティブユーザー数(MAU)が10億人を突破。他のSNSの成長速度が鈍化している中、成長を続けています。国を問わず、多くの人が普段から使っているプラットフォームに日本の観光情報を発信することで、訪日外国人に情報を収集してもらいやすくなるでしょう。

言語の壁がない

インスタグラムでは写真や動画を中心としたコミュニケーションとなるため、外国語の利用は最小限に抑えた形で、ユーザーへのアピールが可能です。
言語関係なく、簡単に世界中の人に魅力を発信することができるという点こそ、インスタグラムがインバウンド対策の集客に効果的である理由です。

ハッシュタグを活用することで潜在顧客へもアプローチできる

ハッシュタグ「#」をつけて、ボリュームの多い単語(キーワード)を投稿することで、同じハッシュタグで投稿された写真と合わせて検索表示されるよう仕掛けることができます。
上記のとおりハッシュタグを通じてフォロワー以外のユーザーと接点つくることができるれば、コストをかけることなく簡単に潜在顧客層へアプローチがしやすくなります。

インバウンド集客にインスタグラムを活用している企業事例

それでは、実際にインバウンドプロモーションで、インスタグラムを活用している企業や団体の事例をご紹介していきます。
 

事例1:京急電鉄 三浦半島


参照元(https://www.instagram.com/keikyu_official/?igshid=1oy87gk91xm43)

京急電鉄は、訪日観光客向けのWEBマガジンを運営している株式会社MATCHAと提携し、三浦半島の魅力を観光客向けに伝えるアカウント運用しています。

京急電鉄は、台湾からの観光客をメインターゲットにしていて、繁体文と日本語の2言語で運用されています。

三浦半島には、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンに掲載された雄大な自然や、葉山マリーナ、YOKOSUKA軍港めぐりをはじめとした観光施設などさまざまな魅力や、みさきまぐろきっぷを始めとした企画乗車券を利用した旅の仕方などといった、海外においてまだ知られていない魅力や情報を積極的に配信。
このアカウントを見ることで、つい三浦半島足を伸ばしたくなってしまうような内容となっています。

事例2:舞妓変身スタジオ四季

舞妓変身スタジオ四季

参照元(https://www.instagram.com/maiko_henshin_shiki/?igshid=v4qt8qaq9o6j)

訪日外国人観光客が魅力に感じそうな、京都の街並みの魅力と合わせ、舞妓さんの写真がアップされています。
日本に訪日するであろう外国人が検索しそうなハッシュタグもしっかりと投稿に付けていたり潜在的なユーザーをしっかりと取り組む仕組みが活用されています。

また、さらに舞妓体験をした外国人が自身のインスタに投稿し、タグ付けすることで拡散され、こち込み効果として評判の良さがさらにひろがっていっているようです。
投稿も一工夫したものが多く、訪日旅行客からもかなりの人気がある公式アカウントです。

事例3:GO! FUKUOKA PHOTO CONTEST

GO! FUKUOKA PHOTO CONTEST

参照元(https://www.instagram.com/fukuoka_official/?igshid=1icaey1jj1wst)

「GO! FUKUOKA PHOTO CONCEST」は、福岡市が主催したインスタグラム内のフォトコンテスト。
今の福岡市の新鮮な魅力を国外に発信するべく、始まったキャンペーンです。

応募は、福岡市公式アカウント「@fukuoka_official」をフォローし、街並みや自然、歴史、伝統、食文化といった福岡市の魅力が伝わる写真に「#fukuokapics」のハッシュタグを付けて投稿するといったものです。
現在、キャンペーンは終了していますが、1万8千点を超える投稿があったと発表されています。
インスタグラムは、ハッシュタグが一つのフォローカテゴリーとして機能するので、観光冊子を作るよりも膨大な情報量を発信できます。

まとめ

ここまで3つの事例を合わせて、インスタグラムを活用したインバウンド集客をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

インバウンド向けSNS施策は最新の情報を常にキャッチアップしながら長期的に取り組むことで絶大な効果を発揮します。
まずは、事例でも紹介したような人気公式アカウントの投稿を参考に、実践しながら、アップデートしていきましょう。
アップデート情報や成功事例紹介も含め、インバウンド向けSNS戦略についてご質問やご相談がありましたら、お気軽にお問合せくださいませ。