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2019.08.01

新城 豊

INTERNET ADVERTISING

「Googleアドワーズ」運用代行を依頼するにはいくら必要?広告の適正費用について

WRITER

新城 豊

株式会社PLAN-B 事業統括本部本部 インターネット広告事業部西日本 リーダー

2013年に中途入社。Yahoo!・Googleを中心とした運用型広告のプランニングと運用業務に従事。広告周りのクリエイティブやコンテンツマーケティングの運用を経て、現在は動画広告やバナーのクリエイティブ制作を担当。

目次
    1. 広告運用代理店の収益モデルについて
    2. 代理店に広告を依頼する際の適正予算について
    3. 目標が明確でない場合の費用について
    4. まとめ

Googleで広告を運用する際、ある程度の予算感は決まっている場合が多いと思いますが適正な予算はいくらなのでしょうか?
専業代理店の立場から必要な費用について考えてみました。

Google広告を利用することで、検索連動型広告をはじめ、提携サイトとアプリに広告表示ができるディスプレイ広告、YouTubeへ広告を表示することが可能になります。

あらかじめご予算などが決まっている状態で施策を実施することもありますが、必要な予算感に関してのご提案も弊社では行っています。

この記事では、専業広告代理店のわかりづらい料金体系や予算の考え方についてご紹介していきたいと思います。

広告運用代理店の収益モデルについて

「広告代理店ってぶっちゃけかなり儲かるでしょ?」
こういったことを知人に聞かれることが多いので、収益モデルについて簡単に説明させていただきます。

専業代理店の場合の基本的なモデルは以下になります。

広告運用代理店の収益モデル

代理店のサービスによっては固定費などで請求するケースもございますが、広告主に請求する金額は「広告費用+代行手数料」となり、広告代理店の儲けは「代行手数料分のみ」という形になります。

広告費用にもよりますが手数料率20%が業界の相場です。つまり代行手数料は広告費用に対してのパーセンテージで決まります。

請求額代行手数料広告費用手数料率
\1,200,000\200,000\1,000,00020%

つまり専業代理店は代行手数料(広告費用)を伸ばすために、広告主の売上や利益を高めていく必要がございます。

そのため弊社では、広告主が求める成果に対しての効果や満足度を高めるための取り組みを日々行っています。

代理店に広告を依頼する際の適正予算について

実際にいくら必要なのか?は正直なところ、与件によって異なるため明言はできません。

例えば、商品を100個売りたい、許容できる費用対効果(商品1つを売るために必要な予算)は1万円だった場合、想定予算は100万円となります。

目的

目標

許容できる費用対効果

想定予算

商品Aの販売

100個

\10,000

¥1,000,000

予算はあくまでも広告費用の上限となり、実際に請求する金額ではございません。

例えば運用結果が下記の場合は目標に対しての販売数は達成し、費用対効果も抑えられており、費用は97,9万円となります。

 

販売数

許容できる費用対効果

費用

与件

100

\10,000

¥1,000,000

実績

110

\8,900

¥979,000


運用型の広告では実際に予算を100%使うことはなく、予算に対して95%あたりの費用に収まることが多いです。

目標が明確でない場合の費用について

先ほどは具体的な目標値があるケースをご紹介させていただきました。

ただし、そうでないケースもあります。それは目標値が明確でない場合です。

目標が明確でない場合の費用について

広告費用(代行手数料は省く)はクリックの合計費用を指し、費用対効果として指標の1つとなる成約単価(費用を成果で割ったもの)を図にしたものになります。

計算式を簡単にまとめると以下になります。

 

お問合せ数

お問合せ単価

費用

計算式

お問合せ率×クリック

費用÷お問合せ数

クリック×クリック単価

数値

2

\1,500

¥3,000

弊社では費用や数値を算出するために、あらゆるデータ(同商材での運用実績、Yahoo!を始めとした媒体社がもっているデータ。

さらに、広告主様のサイトの解析でのデータ、各種ツールから算出したクリック単価)をもとに算出を行います。

シミュレーションの考え方

またデータだけでなく、実際に担当者様とお話をしたうえで目標値を選定します。

例えば、データを分析したところ下記の数値がわかったとします。

 

お問合せ率
(業界平均)

クリック単価
(ツールでのデータ)

お問合せ単価
(クリック単価÷お問合せ率)

データ

1%

¥250

¥25,000


更に、競合調査や検索数のボリュームなどから逆算し、どのくらいの流入数があるのかを算出します。

 

 

検索ボリューム
(ツールでのデータ)

クリック率
(実績、媒体社データ)

最大クリック数
(ボリューム×クリック率)

データ

300,000

1%

3,000

想定されるキーワード、ターゲティングを基に検索ボリューム数を算出し、クリック数を算出します。

※検索ボリュームは過去の検索数のデータになるため、あくまでも参考値になります。
 またかならずしも広告は上位に表示されるわけではありません。効果により調整するケースが多くなります。
 そのため例の場合はクリックの最大値と記載しております。

クリック数が分かれば、クリック単価と掛け合わせて費用を算出することができます。

今回のケースでは費用(クリック数3,000×クリック単価¥250)は¥750,000となります。

ここからお見積りやデータをもとに、広告主とどういった目標にするのかをフィックスさせ、達成に向けて動いていくといった流れになります。

まとめ

この記事ではGoogle広告の費用についての考え方を伝えさせていただきました。

運用型広告では、ゴール設計に基づいて費用、各指標の目標値を決めることが大切です。
費用や目標が不明確な場合でも根拠を集めたうえで、どういう風に進めていくかを決めることでその後の動きを決める大切な判断軸となります。

費用対効果や適性予算についての疑問点や不安がある担当者様はぜひ弊社担当者へお問合せくださいませ。