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2019.01.15

垣花 千尋

INTERNET ADVERTISING

知らないと恥ずかしい!今が旬の動画広告とは【ビギナー向け/種類・市場・効果を解説】

目次
    1. 動画広告の特徴・他との違い
      1. 動画広告とテキスト広告やバナー広告との違い:特徴
      2. 動画広告とテキスト広告やバナー広告との違い:効果
    2. なぜ今動画広告の波がきているのか
      1. 動画広告の市場
      2. テレビからネット視聴への移行
      3. SNSの普及
    3. 動画広告の向いている商材とは
    4. 動画広告の効果を知るための3つの目的と各指標
      1. 認知目的の動画広告
      2. 比較・検討目的の動画広告
      3. 行動促進目的の動画広告
    5. 動画広告の概要まとめ

動画広告って難しそう。何の目的でやるの?本当に効果って出るの?

この記事では、その不安や疑問を解決するために、心者向けに動画広告の特徴や市場、目的別に見るべき指標などについて紹介していきます。


動画広告の特徴・他との違い

  • 動画広告って最近よく聞くけど、どんなもの?
  • 静止画と動画って何が違うの?
  • 本当に効果は出るの?

など、疑問は尽きないかと思います。

この記事では、そんな『動画広告初心者』の方でも動画広告を初めたくなるように、疑問を解決していきます。

動画広告とテキスト広告やバナー広告との違い:特徴

今までネット広告の主流だったのはテキスト広告やバナー広告です。動画広告とこれらの大きな違いは、含められる情報量になります。

  テキスト 画像
テキスト広告    
バナー・レスポンシブ広告  
動画広告

このように、テキスト広告やバナー広告では『視覚』でしか情報を伝えることができません。しかし、動画広告の場合は『聴覚』へのアプローチも可能です。

五感の中で、聴覚は視覚よりも記憶に残りやすいと言われています。また、音であれば意識的に情報を読み取ろうとせずとも、情報が入ってきやすいです。

動画広告はユーザーへより多くの情報を伝えるために適した手法といえます。

動画広告とテキスト広告やバナー広告との違い:効果

動画広告の効果について気になる方も多いでしょう。動画広告の優れている点は、クリック率の高さにあります。

このように、静止画のバナー広告と動画広告を比較すると、クリック率にはここまでの差があります。

ではなぜ動画のクリック率はここまで高いのでしょうか?クリエイティブのクリック率を上げるためには、いかにユーザーの興味を引くかが重要になってきます。

ユーザーが広告をクリックする際、クリックをした先にインサイトの解決を求めます。その際決め手となるのが、情報です。

テキスト・画像・音声でユーザーにわかりやすく情報を伝えることにより、興味関心のレベル向上が高くなったと考えられます。


なぜ今動画広告の波がきているのか

今なぜ動画広告の波がきているのかについてですが、それには大きくわけて3つの理由が考えられます。

  1. 市場の拡大
  2. テレビ視聴からネット視聴への移行
  3. SNSの普及

動画広告の市場

動画広告の市場はどんどん伸びており、その規模は2019年時点で1,700億越えとなる予想です。さらに来年2020年には、2,000億円を突破するとも言われています。

動画広告の市場を牽引しているのは、見てのとおりSPといえます。これはSPの急速に伸びた普及率にも関係しています。

2014年時点でのSPの普及率は60%に満たないほどでしたが、2018年時点では79%まで増えています。

また、2017年時点で1世帯あたりのSP保有率は、PCを3%ほど上回っています。このことから、現在ネットに接触しているユーザーの多くがSPユーザーであり、比例して動画広告の市場拡大にもつながっているといえます。

テレビからネット視聴への移行

動画広告の市場が拡大しているのは、ユーザーのテレビ離れも一因といえます。

過去10年のテレビとインターネットの1日あたりの接触比率を見てみましょう。

テレビ視聴をするユーザーは半分以下に減少しています。しかし、携帯電話(SP含)でネット視聴を行うユーザー数は約8倍になっています。

今やテレビ番組でさえネット配信で視聴できる時代です。さらにネット限定の番組やライブ配信、YouTubeのような動画投稿サイトなどもあります。

インターネットで動画を閲覧しているユーザーにとって、動画広告はテレビCMのような感覚なのでしょう。

SNSの普及

SPの普及と共に、SNSを使用するユーザーの数も増加しています。

国内で最も使用されているSNSといえば、Facebook・Instagram・Twitter・LINEです。LINEユーザーが最も多く、現在7,600万人います。

SNS上での動画といえば、ユーザーの投稿動画やライブ配信などがあります。これらの面にも動画広告を出稿することが可能です。


動画広告の向いている商材とは

動画広告には、相性の良い商材があります。

クリック率を指標にした場合、商材別に以下の結果が出ています。

※上からクリック率の高い順

カテゴリ クリック率
趣味・興味 0.82%
ショッピング 0.67%
ビジネス 0.62%
旅行 0.52%
アート 0.50%
ファッション 0.45%
不動産 0.42%
0.41%
家庭 0.41%
個人会計 0.41%
食事 0.38%
健康 0.35%
法令 0.32%
テクノロジ 0.32%
ニュース 0.31%
アルコール 0.30%
ペット 0.24%
宗教 0.21%
スポーツ 0.21%
社会 0.15%
ギャンブル 0.13%

参考:https://liskul.com/videoad-15679

趣味・興味やショッピングなど、ユーザー個人の興味関心にアプローチする方がクリック率が高い傾向にあります。ビジネスに関しては個人に向けた転職系のほか、BTOB商材などのクリック率も高くなっています。

YouTubeのTrueView広告ではユーザーの興味関心に合わせた動画広告を配信することができます。TrueView広告の場合、趣味・興味カテゴリの動画広告の効果が高いことは当然といえるでしょう。広告はユーザーに自分ごと化させることが大切だからです。

また、著しく効果が低いカテゴリはギャンブルです。不信感などのネガティブな印象を持たせてしまうのはNGといえるでしょう。

動画広告と相性の良い商材の特徴をまとめると、

  1. 個人の興味関心が引ける
  2. 安心・信頼感がある

ということになります。


動画広告の効果を知るための3つの目的と各指標

動画広告の効果を計る際、まずは何のために行う広告なのか、目的をハッキリさせる必要があります。

目的は大きく分けて3つです。

  1. 認知
  2. 比較・検討
  3. 行動促進

それぞれの目的に対して見るべき指標を紹介します。

以下、「※」の付く指標は、ブランドリフト効果測定で知ることができます。

認知目的の動画広告

ユーザーにブランドを知ってもらう認知目的の場合、見るべき指標は5つあります。

1. インプレッション
 動画広告の表示回数(再生・未再生含)

2. 視聴回数
 動画広告が再生された回数(視聴完了・未完了含)

3. ユニーク視聴者数
 動画広告を視聴した人数(同デバイスでの重複はナシ)

4. ブランド認知度
 動画広告を視聴したユーザーと未視聴のユーザーの認知度の比較。

5. 広告想起率
 キャッチフレーズや特定のキーワードで対象の動画広告を連想した人数の割合。

比較・検討目的の動画広告

ブランドを知っていながら比較検討に至っていないフェーズのユーザーに比較検討を促す目的の場合は、5つの指標を見ます。

1. 再生時間
 動画が再生された合計時間(全ユーザー対象)

2. 視聴完了率
 インプレッション ÷ 完全視聴された割合(30秒以上の動画は、30秒以上の視聴で完全視聴と同カウント)

3. ブランド好意度
 動画広告を見たことで、ブランドに対して好印象を与えることができたかを計測。

4. 比較検討
 動画広告を視聴したユーザーと未視聴のユーザーで、比較検討を考えたかの比較。

5. ブランド関心度
 動画広告の配信前後で、指定キーワードの検索ボリュームが向上したかを測定。

行動促進目的の動画広告

検討層へ購入や問い合わせなどの行動を促す目的で見るべき指標は、以下の5つです。

1. クリック数
 動画がクリックされた回数。

2. 問い合わせ数
 動画広告を配信した後に獲得した問い合わせ数。

3. 会員登録数
 動画広告を配信した後に獲得した会員登録数。

4. 売上
 動画広告の配信後に獲得した売上額や売上アップ率。

5. 購入意向
 動画広告を視聴したユーザーと未視聴のユーザーで、購入意欲が向上したかの比較。


動画広告の概要まとめ

ここまで動画広告の特徴や市場、目的別に見るべき指標などを紹介してきました。

動画広告を始める際はまず目的をはっきりさせましょう。そしてテキスト広告やバナー広告との違いをしっかり把握した上で、目的に合わせることが大切です。