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2019.09.15

新城 豊

INTERNET ADVERTISING

LINE Dynamic Ads正式ローンチ!ユーザー行動に基づいた施策を徹底解説

WRITER

新城 豊

株式会社PLAN-B 事業統括本部 デジタルマーケティング 戦略事業部(西日本) リーダー

2013年に中途入社。Yahoo!・Googleを中心とした運用型広告のプランニングと運用業務に従事。広告周りのクリエイティブやコンテンツマーケティングの運用を経て、現在は動画広告やバナーのクリエイティブ制作を担当。

目次
    1. Dynamic Adsとは
      1. Dynamic Adsを使える媒体について
      2. 配信にはタグと商品データをまとめたフィードが必要となる
      3. LINE Dynamic Ads
      4. 特徴と強み
      5. 期待できる効果
      6. 対応している業種
      7. 連携フィード企業
    2. まとめ

SNS広告の市場は日々拡大しています。その中で最も勢いがあるのがLINE Ads Platformです。11月29日にLINEが新しくローンチしたのがDynamic Adsです。

Dynamic Adsは獲得数費用対効果の改善に向いています。

上記を目標とされている広告主様や担当者の方にぜひ利用していただきたい手法のひとつです。


Dynamic Adsとは

ダイナミックは動的という意味があり、動的に広告を配信できる手法のことを指します。ユーザーが閲覧した商品の情報を再度ユーザーに広告で見せることにより購買意欲を高め、効果を最大化させることができる手法です。

【Google 動的リマーケティングの例】

Google 動的リマーケティング

Dynamic Adsを使える媒体について

ダイナミック広告を取り扱っている媒体の中でも特に有名なものを紹介させていただきます。

 媒体の種類 媒体名 名称
 運用型広告Google広告 動的リマーケティング
 SNS広告Facebook ダイナミック広告 
DSP Criteo 動的リターゲティング
Logic Adダイナミッククリエイティブ
KANADE DSPパーソナライズリターゲティング
nex8ダイナミックリターゲティング

上記の中でもGoogle広告の動的リマーケティングやCriteoの動的リターゲティングは特に多くの広告主や代理店に使われている手法です。

動的なリターゲティングを行うためには媒体を使うだけでなく、フィードと呼ばれるデータの作成が必要となってきます。

配信にはタグと商品データをまとめたフィードが必要となる

基本的にダイナミック広告を行うためには、対象のページを訪れたユーザーのデータを蓄積するタグの設置が必要となります。タグだけでなく商品IDや金額などのデータをまとめたフィードの作成も必要です。

データを使ってユーザーがどういった商品を見たのかを抽出し、フィードを使って動的な広告を作成し、配信することで、ダイナミック広告を利用することが可能になります。

LINE Dynamic Ads

運用型広告「LINE Ads Platform」の新メニューである「LINE Dynamic Ads」は広告主のWebサイトにおけるユーザーの行動履歴をデータとして収集します。

そのデータに基づいて最適化された広告素材を自動生成し、クリックやコンバージョンを促すインフィード型のダイナミックリターゲティング広告です。

特徴と強み

LINEの特徴はユーザー数とアクティブ率で、月間6,800万人以上がLINEを利用しています。自動生成された広告は「LINE」のタイムライン上に配信されるため、大規模なユーザーへのリーチが可能です。

LINEダイナミックの特徴

現状はタイムラインの配信のみとなっていますが今後他の面への拡大も予定しており、より多くのユーザーに対しての広告配信が可能になります。

期待できる効果

普段あまりブラウザを開かないユーザーが、LINEのタイムラインを利用している時に広告を配信することが可能になるため、リーチの幅も広げることができます。

データの計測などを行う「LINE Tag」を利用し、広告主のWebサイト上でのユーザーの行動データを蓄積・解析し、ユーザーの好みや興味関心に合った広告を自動で出稿することができるため、高い広告効果が期待できます。

対応している業種

対応している業種はアパレル、航空券、ホテル予約、不動産、人材などのダイレクトリターゲティングが効果を発揮しやすい業種となっています。

LINE ダイナミックの対応業種

アパレルECの場合は商品、ホテル予約であればホテルやお部屋、人材であれば採用活動を行なっている会社など、ユーザーの行動に合わせた広告を配信し、追客することで高い効果を見込むことが可能になります。

連携フィード企業

現時点でLINEと連携しているフィード企業は図に記載している3社になります。

連携商品のフィード企業

今時点でCriteoやLogicad、Facebookなどで商品フィードを活用されている場合、同様のフィードをLINE Dynamic Adsで利用することも可能です。

※イレギュラーな項目を利用している場合、クリエイティブの審査が通らなかった場合、対象のフィードが配信から除外されます。


まとめ

ユーザーデータを利用し、効果的な広告配信を行えるDynamic Adsだけでなく、実店舗の近くにいる時にその店舗からLINE上でクーポンが届くLINE Beaconなどユーザーの行動に寄り添った集客手法が次々とローンチされています。

2017年の5月にLINE Payの利用者数が3,000万人に到達したこともあり、今後ユーザーだけでなくデジタルマーケティング上でのインフラになる日も遠くなさそうです。