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2018.10.10

五十嵐 和希

INTERNET ADVERTISING

目次
    1. Google広告のインプレッションシェアとは?
    2. Google広告インプレッションシェアの全体的な仕組み
    3. インプレッションシェア損失率(予算)とは何か?
    4. 運用の際に意識したい改善の考え方
      1. アカウントの中でチェックすべき項目
    5. まとめ:インプレッションシェアのチェックは定期的に行うようにしよう

Google広告運用の初心者の方にとって、管理画面に出ている「インプレッションシェア」を不思議に思っている方も多いのではないでしょうか?

今回はそんなインプレッションシェアの考え方と、運用の際の注意点についてご紹介します。今まで学んだことがないという方はぜひご覧ください。


Google広告のインプレッションシェアとは?

インプレッションシェアとは、広告が表示可能だった合計回数のうち、広告が実際に表示された回数が占める割合のことを指します。簡単に言うと、以下の計算式に当てはめることでインプレッションシェアが算出できます。

インプレッションシェア = 表示回数÷広告が表示可能だった合計回数

 広告が表示可能だった合計回数が1000回あったと推定されたとき、そのうち実際に広告が400回表示されたのなら、インプレッションシェアは40%と算出されます。

広告が表示できる可能性があった回数については、

  • ターゲット設定
  • 承認状況
  • 品質

など、多くの要因から判断され見積もられるため運用者が簡単に計算することはできません。なお、インプレッションシェアに関する数値データについては、

  • キャンペーン単位
  • 広告グループ単位
  • 商品グループ単位(ショッピングキャンペーンの場合)
  • キーワード単位

で確認することが可能です。

インプレッションシェアは、基本的に入札単価や予算を引き上げた場合に、よりたくさんの人に広告を見てもらえるかどうかを判断する指標として利用されることが多いです。


Google広告インプレッションシェアの全体的な仕組み

インプレッションシェアは、その日に運用が行われたオークションを対象として、自分や同じ広告オークションに参加した競合の品質などのさまざまな要素から算出されます。算出する際は、広告が表示されたすべてのオークションだけでなく、広告が表示可能だったすべてのオークションまでが対象となります。

例については、実際にGoogle広告のヘルプページが参考になるかと思います。

たとえば、入札単価が現在の2倍であれば広告を表示できたオークションは対象となります。一方、広告を表示するために入札単価を 1,000% 引き上げる必要があると推定されるオークションは対象外となります。

引用:Google広告ヘルプ|インプレッションシェアについて

勘違いされやすいのですが、インプレッションシェアというのは広告がオークションで競合可能だった場合を推定して算出されるものです。あくまで推定値のため、実際の管理画面に多少の変動があっても、すぐに対応する必要があるわけでもありません。

インプレッションシェアはあくまで推定値

また、入札単価だけでなく、広告の品質や、Google広告のシステムが変更された場合(GoogleAdwordsからGoogle広告という変更ではなく評価のシステムが変わった場合)は、競合と判断されていた相手のオークションも変わる可能性があります。

シンプルにひとつの評価にできないところがインプレッションシェアの難しいところです。


インプレッションシェア損失率(予算)とは何か?

インプレッションシェア損失率(予算)は、「アカウントの予算設定が原因で、広告が表示されなかった回数の割合」のことを指します。つまり予算があれば出せたけど、予算の関係で表示ができなかった損失を表示しています。

シンプルに言ってしまえば「もっとお金をかければ広告を配信できた」ということです。

Google広告は賢いので、上限を超えないように自動的に配信を調整しています。すぐに予算上限を超えてしまったということではなく、自動的にある程度調整してくれています。ただ、それに甘えていると機会損失をすることになるので、運用上で調節が必要になります。

インプレッションシェア損失率とは


運用の際に意識したい改善の考え方

運用の際に意識したい改善の考え方については、「予算をあげることより無駄な予算がどれくらいかかっているかを調べる」ことが大切になります。

インプレッションシェア損失の件もそうですが、「もっと配信したい」と考える時にできることは

  • コストを抑える
  • コストをもっとかける

の2つです。もちろんコストをもっとかけることの方が簡単ですが、キリがなくなってしまいますし、コストをかければ全て解決するわけでもありません。

まずはコストを抑える方向でアカウントの中をチェックし、無駄な配信を止めて必要なところに予算を当てましょう。そうすることで、CPAを抑えることにも繋がりますし費用対効果もよくなります。無駄なところがなく、それでも配信量を増やしたい場合は、コストをもっとかけるという形で運用すると良いでしょう。

運用の見直し

アカウントの中でチェックすべき項目

予算に関して、アカウントの中をチェックする場合は以下を確認すると良いでしょう。

  1. ユーザー検索語句
  2. キーワード
  3. 入札単価
  4. 配信地域
  5. 配信先デバイス
  6. 曜日
  7. 時間帯
  8. リスティング自体の広告効果

上記をチェックし、広告効果の悪い部分を停止し、良いところに予算を寄せることでより良い広告効果を出すことが可能です。ただ、広告だけで集客していない方は、関節効果についても判断する必要がありますので、Googleアナリティクスの分析も同時に行いましょう。


まとめ:インプレッションシェアのチェックは定期的に行うようにしよう

最初に説明したように、インプレッションシェアは「入札単価や予算を引き上げた場合に、より多くのユーザーに広告を表示できるかどうかを見定める目安」になります。

広告運用をしていると、もっとたくさんの人に表示させたい時にはどうしたら良いのか?と悩むことがあると思います。その時に入札単価や予算を引き上げるという選択肢が正しいかどうかを見極めることが、施策を進めるかどうかの判断基準になります。

これから運用を真剣に取り組みたいと思っている方はぜひインプレッションシェアをチェックしてみてください。