2021.06.08

吉田 亮

INTERNET ADVERTISING

【運用者必見】Google広告広告表示オプションを使いこなせていますか?

WRITER

吉田 亮

株式会社PLAN-B ADコンサルティング事業部 部長

2013年に新卒としてPLAN-B入社。Yahoo!・Googleを中心に、これまで運用型広告のプランニングと運用業務に従事。小規模事業者から大規模アカウント、業種問わず様々なアカウントで成果を改善した実績多数。現在はマネジメント業務の傍ら、企業のデジタルマーケティングに関わる戦略立案などの支援もこなす。
目次
    1. サイトリンク表示オプション
    2. 画像表示オプション
    3. コールアウト表示オプション
    4. 構造化スニペット表示オプション
    5. プロモーション表示オプション
    6. 住所表示オプション
    7. アフィリエイト住所表示オプション
    8. 電話番号表示オプション
    9. レビュー表示オプション
    10. リードフォーム表示オプション
    11. アプリリンク表示オプション
    12. 価格表示オプション
    13. まとめ:Google広告広告表示オプションを使いこなそう

Google広告の「広告表示オプション」とは、広告文の下にリンクテキストや説明文、電話番号やスニペットなどが追加表示できる機能です。使用しなくてもリスティング広告の配信は可能ですが、上手に活用すれば、より大きな反響へとつながります。

本記事では、リスティング広告の効果を最大化するための、12種類の「広告表示オプション」について徹底解説していきます。


サイトリンク表示オプション

 

表示される項目が多く、比較的よく利用されているのが「サイトリンク表示オプション」です。通常のタイトル・説明文の広告表示の下に特定のリンクテキストを作成し、各ページにランディングさせることができます。

たとええばKWが「レディースファッション」の場合、サイトリンクオプションでは「スカート」「ニット」「ワンピース」と言った具合に各カテゴリを設定することが一般的です。複数のリンクテキストによる訴求内容の拡充、ユーザーの目的にあったランディングページへの誘導が可能になります。

スマホやタブレットなどのモバイル版では、最大8個のサイトリンクが表示されます。サイトリンク表示オプションでは、最低8本のサイトリンクを設定するのが、ベストプラクティスでしょう。

画像表示オプション

画像表示オプションは、広告全体やテキスト文の横に任意の画像を表示できる機能です。2021年5月27日に正式に世界中でリリース開始となりました。

画像により広告を強く印象付ける効果や、テキストだけでは伝えられない内容を視覚的に伝える効果が期待できます。より効果的に活用するには、1×1のスクエア画像と1.91×1の横向きの画像の2種類の画像のアップロードがおすすめです。画像の選択肢が増えることで、表示される機会も高まります。

コールアウト表示オプション

 

サイトリンク表示オプションのように直接ランディングページにリンクさせることはできませんが、サービス内容や特典の詳細情報を訴求するのがコールアウト表示オプションです。サイトリンクとの併用も可能で、文字情報のみを記載します。

多くの場合、サービス内容や特典の詳細情報を記載するときに使います。スケジュール設定も可能なため、特定の期間限定キャンペーンを該当期間のみに表示させるなど、柔軟なカスタマイズが可能です。1広告あたりの広告枠の大きさが拡大するので、クリック率にも好影響を与えます。

もっともパフォーマンスが高いものを特定するため、ローテーション配信を前提として8本以上のコールアウト文を設定するのが理想です。広告文やサイトリンクと重複した文言は利用しないよう、注意が必要です。

構造化スニペット表示オプション

テキスト広告の下に、キーワードタグのような文言が追加できるのが、構造化スニペット表示オプション機能です。見た目はコールアウト表示オプションと似ていますが、あらかじめGoogle広告で用意された「ヘッダー」を選択する点が大きな違いです。

13種類のヘッダーの中からサービスに近いものを選択し、対応する値を入力することでさまざまな情報を一覧表示できます。たとえば「設備」を選択した場合には、「WiFi」や「バリアフリー」などの情報を入力します。

提供するサービスや商品の情報をより詳細に伝えることができるため、よりサービスや商品の特性を理解しやすくなるのです。

一度にふたつのヘッダーが表示され、かつこれらの表示に関してはアルゴリズムによって最適な組み合わせが決まります。表示機会を増やすためにも、できれば複数パターン入稿しておくのが理想でしょう。

プロモーション表示オプション

プロモーション表示オプションとは、広告の下に商品やサービスのディスカウント情報を表示できるオプション機能です。セールなどにあわせて表示すれば、ユーザーへの訴求効果を高めることができます。

コールアウト表示オプションとの違いは、一目でセール情報とわかる視認性の高さと、購入ページへリンクを付与できる点です。またクリスマスやバレンタインデーなど、年中行事をプロモーション期間として指定できるのも大きな特徴です。

住所表示オプション

住所表示

飲食店や小売店、病院など実店舗がある場合に有効なのが、住所表示オプション機能です。検索連動型広告、ディスプレイ広告のテキスト広告であれば、どちらにも掲載が可能です。

表示される内容には、以下の情報を設定できます。

  • 店舗までの距離とその市区町村(モバイル)
  • 店舗の住所(パソコン)
  • クリック可能な [電話] ボタン
  • 店舗の営業時間や電話番号、写真、ルートなどの情報がまとめられた詳細ページへのリンク

たとえば、美容室を営む広告主が住所表示オプションを設定したとします。その場合、店舗の近隣で「美容室」や「ヘアサロン」などと検索したユーザーへ店舗の住所と、モバイルであればGoogleマップに遷移して経路案内へ移らせます。またディスプレイ広告であれば、テキスト広告と地図と「経路確認ボタン」をセットでGDNの各掲載枠に表示可能です。

住所表示オプションを利用するにはGoogleマイビジネスへ登録する必要があります。Googleマイビジネス営業時間や店内の写真を使ってアピールできますので、リアル店舗を持った広告主様はぜひ登録することをおすすめします。

アフィリエイト住所表示オプション

アフィリエイト住所表示オプションとは、商品を販売している最寄りの店舗などを広告の下に表示できるオプション機能です。現在日本では一部の小売店、または自動車ディーラーを通じて商品を販売している場合に利用できます。

モバイルの場合には、住所だけでなく店舗までのルートも確認できるため、ユーザーの利便性向上にもつながる機能です。住所表示オプションとは異なり、アフィリエイト住所表示オプションでは、Googleマイビジネスへ登録しなくても利用可能です。

電話番号表示オプション

電話番号表示オプションは、スマートフォンで広告が表示された場合に、タップできる電話番号ボタンを設置できる機能です。電話ボタンを設置すれば、そこから直接電話をかけることができるため、エンゲージメントが向上しコンバージョンにつながる可能性が高くなります。

たとえば大阪市西区で宅配の弁当屋さんを営む広告主が、電話番号表示オプションを設定したとします。ユーザーは「大阪市 西区 弁当屋」で調べた際に表示された広告をクリックしサイトを閲覧した上で電話をかけることも、広告を見てそのまま電話をかけることも可能となるのです。

※PCの場合は電話番号のみ表示


レビュー表示オプション

レビュー表示

レビュー表示オプションは、サードパーティのレビューを広告に表示するオプション機能です。優れた評価をしてくれているレビューは、購入を検討しているユーザーに対して大きな検討材料となります。広告主は自社を賞賛するレビューを広告の下に表示させることで、クリック率やエンゲージメントの向上を期待できます。

「5つ星評価」や「受け取った評価の数」の表示のほか、「評価の理由をハイライト表示」させることも可能です。自社のサービスや商品が何かの賞を取ったときには、レビューの引用の許可が得られれば、「○○賞受賞の~」というような訴求もできます。

レビュー表示オプションは数ある広告表示オプションのなかでもルールが多いので、導入の際はそれらに則っているか十分注意が必要です。

リードフォーム表示オプション

リードフォーム表示オプションとは、広告の下に資料請求や問い合わせができる簡易フォームへのリンクが設置できる機能です。現時点では限られた質問しか利用できず自由度は低いですが、サイトへ遷移せず直接フォームを利用できるため、リード獲得につながりやすくなります。

リードフォームの表示形式は以下の通り

  • 検索
  • 動画
  • ファインド
  • ディスプレイ

ユーザーがGoogleアカウントにログインしている状態であれば、リード情報がそのまま反映される仕組みになっています。ユーザーの利便性向上にもつながるため、コンバージョンアップも期待できるでしょう。

アプリリンク表示オプション

アプリリンク表示

アプリリンク表示オプションは、テキスト広告と一緒に、アプリをダウンロードするページへのリンクを表示できる機能です。(アプリページはAppStoreでもGoogle Playのどちらでも可)

ユーザーは広告をクリックしてサイトを見た上でアプリをダウンロードするか、広告の内容を見ただけでアプリダウンロードに進むかを選択できます。ユーザーの端末に応じて(たとえばiOS端末ならAppStore、スマホ端末ならタブレット専用アプリは表示されない)リンクが設定されるので、工数をかけずに利用できるのが嬉しい機能です。


価格表示オプション

スマホ表示オプションは、広告の下に商材の料金を表示させる機能です。最大で8個のオプションを、「商品(サービス)名+価格+説明」を販売ページのリンク付きで表示できます。

デスクトップの場合はカード形式で横並びに、スマホではカルーセル形式で表示されます。画面占有率や視認性が高いため、クリック率向上も期待できるでしょう。

ただし広告との関連性を無視して無作為に価格表示オプションを設定すると、かえって関連性が低くなりCTRの下落、CPCの高騰を招く恐れがあります。設定の際はあくまでユーザーが求めている情報がどういうものかを理解した上での設定が必須です。


まとめ:Google広告広告表示オプションを使いこなそう

広告表示オプションはうまく活用することで、リスティング広告の効果を最大化させることができます。売り上げの増加だけでなく、ユーザーの利便性も高まりますので、積極的に設定するようにしましょう。

通常のリスティング広告運用同様、細かくPDCAをまわして運用することが成果向上につながります。すぐにでも導入できそうな広告表示オプションはぜひとも取り入れ、広告の最適化を図りましょう。